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出戻り生活今日この頃

盛岡から東京に戻ってきて10日程経った。
すでに盛岡の街や人を懐かしく思ったり、あまりにも唐突に盛岡での生活が終わったものだから長い夢から覚めたような気持ちになったりもしている。
仕事を辞め、何にも追われない生活。気分の落ち込みや体調不良で一日中寝たきりの日もあれば執筆やら宅トレやら配信で映画鑑賞したりやら、何かしてないと落ち着かないような日もある。

戻ってきたからには戻ってきたなりの意義が欲しいというわけではないが、何か新しい一歩を踏み出したくて、私はまたゼロから新しい生き方・働き方を模索している。
最近、Instagramの広告で就労移行支援なるものを目にすることが多くなった。
それは簡単に言うと、精神障害を持っている人が自分らしく無理なく就業するためのサポートをしてくれるサービスらしい。
映画業界を引退してからの10年弱を振り返ってみて、やはり鬱による気分障害や体調不良が仕事の妨げになることが多かった。
特に頭痛・目眩・吐気・動悸・息切れ・不眠・過眠などの身体症状は年々ひどくなり、1日8時間週5日のフルタイムで勤務することさえしんどくなってきていた。
そして世の中の精神障害への理解のなさを嫌というほど感じた。
鬱であることを告白しても相手は困惑するだけで、腫れ物にでも触るような対応をされたり、気の持ちようだというようなことを言われたり。もうそんなことはうんざりだった。
そんなわけで最近は就労移行支援の事業所に見学に行ったりしている。まだ2回しか行ってないが、今のところ良い印象しかない。
前向きにそこを利用し、障害者枠での就労を目指そうと思っている。

ちなみに事業所近くでとても素敵なカフェを見つけた。以前はコーヒーを飲む習慣がなく、喫茶店にもあまり興味がなかったが、盛岡の影響ですっかり喫茶店巡りが趣味になった。やっぱり同じ東京での生活に戻っても、盛岡に行く前と行った後ではまったく違う自分になっている。その変化を嬉しく思う今日この頃なのだった。

駒込のCOOKにて。チーズケーキが濃厚クリーミィで最高に美味しい。
焦がしバターの風味香るキャラメルケーキ
天井の古民家っぽさが盛岡を思い出させるが、窓の外の景観を見ると、ああ、東京だなぁと思う

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