私が勉強していること
こんにちは!
今日は私が勉強している分野についてお話しします!
現在は留学先のイギリスで社会学部に所属し、ジェンダー、主にフェミニズムについて勉強しています🙂
まず「社会学」って何なのか、よくわからない人も多いと思うのですが、
その名の通り、「社会」を勉強する学問です!
Googleにもさまざまな説明がありましたが、
私がいちばんしっくり来たのは、
世の中で当たり前だと思われていることに対して「ほんと?」と投げかける学問
という説明です。
少しイメージできたでしょうか?
その社会学の中でも、私は特に興味のあるジェンダーについて学んでいます。
ジェンダーとは、
社会的に与えられた性別の役割のことを言います。
日本語では社会的な性別も身体的な性別も「性」という言葉で表す一方で、
英語では
身体的な性別をsex(セックス)
社会的な性別をgender(ジェンダー)
と呼び、区別しています。
日本は他の国々(特にヨーロッパ)と比較して、
ジェンダーギャップ(男女の差)が大きいと言われています。
そこで、日本よりもこの学問が進んでいるイギリスでジェンダーについて詳しく学びたいと思い、ここに留学しました。
しかし正直最近は、学問として理論を学ぶことに対してはあまりワクワクしない自分がいるな、と気づいてしまいました😂
なぜ社会学に興味があるか、自分なりに考えてみたところ、
「人間」が関わっているからおもしろいんだなと気づきました。
だから、理論を学ぶよりも
ニュースで事例を見たり、
友人やクラスメイトの考えを聞く方がおもしろいです。
そこで私はTwitterを勉強の場として活用しています!
これにはもちろん賛否両論あると思いますが(笑)、
人の意見が飛び交うTwitterは、人間の動きを見るのが好きな私にとっては、なかなか良い情報源となっています💁🏻♀️
社会学、というのは理論も大事ですが、結局のところ人間に左右される学問であると感じています。
だから科学のように、
この場合はこれで、あの場合はあれ、と完全に定義ができないものでもあると思います。
だからこそ議論の余地があっておもしろいんですけどね!
そこでここ数日Twitterで追っかけている事例がこちらです。
これは最近日本赤十字社が公表した、献血ポスターです。
漫画のキャラが使われているのですが、これに対して、
「性的に強調されたこの絵を公共の場で使うと、不快に感じる女性がいる」
といった批判があり、少し物議を醸しています。
一方で、
「表現の自由だ」
「そしたら女性らしさが出ているキャラはすべて問題視されるのか」
という意見ももちろんあり、Twitterではクソリプも含めた様々な見解が飛び交っています(笑)
私は、このようなポスターが公的に使われるのは、女性がどう思うかが考慮されなかった結果かな、と思いますし、
このような絵が街中に溢れかえっていることに対して、少し敏感になってでも声を上げることが変化をもたらすのではないかと思います。(最近コンビニのエロ本がなくなりましたね)
しかしじゃあこのポスターは撤去されるべきなのか?と言われると「うーん」となります。
もし撤去されたなら、どこからがダメでどこからがいいのかハッキリさせろ、という話になりますが、それはさっきも言ったように「線」で決められるものではないと思うのです。
ちゃんと自分の意見を持たないとダメだと言われるかもしれませんが、
こういう話題は結局「難しいね」で終わってしまうことが多いです。
でもこうやって社会のさまざまな出来事を一歩踏み込んで考えてみることで、
「なるほど、こういう意見もあるのか」
「この人の立場になって考えたことはなかったな」
と1つのことを多角的に見れるようになると思います。
さらに私は単純にこういうことを考えるのが好きです。
だから社会学を勉強しています!
そして女性であるというだけで不利を被ったり、理不尽な目にあったりする社会、
いまだに「男の子なんだから、、」
「女の子なんだから、、」
と言われる日本、
これらをどうにかしたいなぁ、と思って勉強しています。
これから、このジェンダー、フェミニズムに関しても少しずつ発信していきたいな、と思っています😌
今回も長くなりましたが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!
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