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スモールビジネスの教科書の書評【012】

【著者名】

武田所長 実業之日本社

【要約】

自由な働き方や高収入を得たい人におすすめのビジネスがスモールビジネスで、サラリーマンなどの勤め人ではなく、オーナーなどの生き方をしたい人におすすめの本です。

本書の内容は、スモールビジネスの戦略をどのように立てて、実行していくかを具体的に解説した本。

この著書でのスモールビジネスの定義は、少しハードルが高い印象でした。
・2年以内に3000万円以上自由に使えるお金の創出を目指す。
・安定着実を重視
・自己資本での運営を基本とする

【学び】

スモールビジネスに向いているビジネスの条件
・すでに市場がある
・属人性が高い
・課題自体に多くの人が気づきずらい
・自分の経験がある

スモールビジネスの戦略立案骨子
大手が捨てた市場をマイナーコピー商品を創出すること

バーニングニーズ(売れている商品の始まりを探す)
「細かいことはいいからとにかくやりたい!」というニーズのこと

【感想】

スモールビジネスは自分の今後の生き方にとても参考になる本でした。
社会を変えるような大きなビジネスを創出して、大企業を目指す方やベンチャー企業で未開拓のブルーオーシャンを狙いたい方にはあまり推奨できません。

自由に生きるための高収入が欲しい人には現実的な手法なのではないかと感じました。
著書でのスモールビジネスの定義は売上100億円以下と広く上場会社でもあり得るなと感じるものの、考え方や手法は真似するのに良い手段だと感じました。

私も個人事業主としてSEOやWebディレクターの業務委託をしたり、ブログを運営したりしているので、それもスモールビジネスの一つでした。IT業界には応用がききやすいやり方ですね。

まずは、自分の得意領域を作ることが第一スタートだと感じました。

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