哲学はこう使う 問題解決に聞く哲学思考超入門の書評【013】
【著者】
堀越耀介 実業之日本社
【要約】
「哲学」と言うととっつきにくい、難しい学問の話と感じる方も多いと思います。確かに学問としての哲学は、頭のいい哲学者が考えた難しい価値観もあります。
この本は、「哲学はこう使う」と書かれている通り哲学を実際の生活や仕事での使い方を書いています。
哲学用いた思考法を使えるようになることで、自分で考えて答えを出し、相手に伝えることにも役立ちます。
【学び】
・哲学とは「ググってもわからないことを」考えること
・哲学を学ぶことで「自分の本心」や「行動指針」が明確になる
・哲学思考で「課題設定」や「目的」を考える力が身につく
・哲学思考は、「問いを立てること」常識に囚われず批判的に疑ってみることが大切
・問いの立て方や他社との会話から答えを導いていく
【感想】
哲学思考とは、ググってもわからないことに問いを立てて自分なりの解答を見つけることと解釈しました。
しかも答えは一つではないので、その解答は変わっていっても問題ありません。大切なのは、自分で問いを考えて答えを導いていく過程にあると思います。
僕もわりかし色々なことを考えるのは好きですし、人と議論をすることも好きです。
哲学思考で対話することで、答えのない問題に対して色々な考え方があることを知ることもできるので、この本を参考にぜひ哲学思考について学んでみてください。