電話が繋がらない
昨日、親から電話がかかってきて、それも公衆電話から。
我が家の親は、携帯を持ってません。
今どき、珍しいですがお互い気にしていませんでした。
私の親の時代は、携帯がない。
なので、持つ理由がない。
多分、携帯を持たなくても大丈夫な年代だと思います。
でも、まさか固定電話が繋がらなくなるなんて!
今日、電話会社に問い合わせて修理依頼もでき、無事終了。
一息着いて昼ごはんを食べてお互いの近況報告。
母が押入れの上の部分(天袋)の片付けたいから手伝ってほしいとのこと。
天袋の所は高いので、頼んでくれたのは嬉しかった。母は常に自分で動く人なので無理をしてしまう。以前に、上の荷物を取ろうとしてコケたと言っていた。怪我はなかったのは幸いでした。
天袋の中には、色々なものがありました。
何故ここにマイク?配線つきで?
服の生地。昔はよく母は自分で服を作っていたので色々な生地がありました。見てて楽しかった。
そして、着物。ダンボールに入れる?
母も「なんでこんな所に入れたんやろか?」不思議に思いながら、昔よく着ていた着物がでてきて、はなしが盛り上がりました。
今度は着物の反物!
母は、着物の仕立てをしていたので私の着物は全て母の手作りです。私も仕立てた着物は気に入っていますが、中々着る機会もなくタンスの肥やしになっています。
ただ、浴衣だけは娘に着せています。
いつも実家には、なにがあるか分からいけど相変わらず面白いと思います。
そして、何故か額縁!これは何か表彰されたんだろうと2人で話をしながら、へそくりがないかのチェック。やはり何もありませんでした。
そして、服。
父が以前仕立てたスーツ。昔は恰幅が良かった父。胃がんを患いすっかり痩せてしまいもう着ることのないだろうが、今回はしっかり保管することになりました。私はもう捨ててもいいと思うのですが……
そしてラストは母と私の服。昔、服屋の福袋をよく買っていた時の服。まさかの値札付き。
正月明けの百貨店に朝早く2人で並び買いに行きました。
私「並んでいた時、寒かったよな」
母「でも、楽しかったよな。お互い」
久しぶりのお互い懐かし話をして盛り上がりながら、今回はお互いの服をしっかり断捨離できました。
母「昔は結構痩せていたんやな。昔は太っているとばっかり思ってたわ。若い時はそう感じるもんなんやな。」
以前の母には、物を捨てるのはとても難しかったと思います。でも、今回は服を捨てる事ができたり、または改めて着てみようとしたり、歳を重ねても心の変化はするんだと思いました。
少しスッキリした天袋を見て、母と2人で大満足でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊