中学受験をして良かったこと
わが家は、子ども2人とも中学受験をしました。
受験をしたのは、中・高・大までの一貫校で
『受験をしたい!』と子どもが言ったから、という訳ではなく、
どうしても公立中学校に進むと、高校受験、大学受験という大きな節目があるので、
多感な時期に好きなことや夢中になれることに、『受験』という縛りなく、思う存分ゆったりと時間を費やしてほしい、という私の思いが強かったように思います。
まぁ、でも、働きながらの受験のサポートというか、小学生の受験は親子2人3脚みたいなものだったので、なかなかこれは大変でした。
しかし、中学校から一貫校に入ってとっても良かったことが
いくつもあるので。
ご紹介させていただきます。
まず、
『学校内での勉強・活動がめちゃくちゃ充実している!』
授業の「質」が高く、いわゆる一斉指導みたいな教えられて覚えて終わりみたいな勉強で終わらない。 授業内容と、最先端の企業や大学の方が社会人講師としてコラボしてくださったりして、芸術面でも、いわゆる、ほんまもん、に出会わせてくださる。
課外活動でオーケストラや劇、有名企業の工場見学等、普段、親子でもなかなか行けない、行かない場所が授業の中にある。
『子どもの視野が広がる!』
短期留学やホームステイの受け入れも、案内がよくくるほど、子どもに提案してくださる機会が多いです。
それでなくても、私立に行くことで、いろんな小学校から生徒さんたちは集まってくるので。それだけでも、今までの地域密着型で見ていた景色が、子どもも母も、ぐっと変わります。
『もう受験がない!』
これが1番大きいと思います笑
確かに、一定の基準以上の成績をキープしていくことは内部進学でも必要ですが、偏差値や成績順位を意識して、中・高を過ごさなくていいことは、大きいように思います。
たとえば、中学2年生くらいから、平日部活が終わってから塾に行って、夏休みは夏期講習、中3は受験校選びから塾に模擬試験に、と時間もお金もかかりますが、中学から私立に通っていると、学校以外で塾や習い事に行かなくても、学校が充実しているので、学費以外にかかることはあまりありません。時間も、そのときに本当にやりたいことに夢中になれます。
子どもたちは、「もし中・高一貫に行っていなかったら、友だちともこんなに濃厚にならなかっただろうなぁー。」とか言っています。 よくも悪くも6年間、下手すると10年間、気の合う友だちや信頼できる先生が校内にいるのも大きいと思います。
以上、いろんな考えがあると思いますが、私は中学受験をして良かったんではないかなぁと思います。