満たすと満たされる
生後3週目に入る前後で、置いたら泣く、寝てる途中でなんらかの理由で起きたら再入眠できない、泣き叫んで声が枯れかけ、というかわいそうな状況になっている。ぽつん、と、広いベッドに置いた後、1時間以上泣いて背中トントンしたところで、なんの効果もない。かなしいし、イライラする。
そんな今日、「まぁるいだっこ」のオンラインセミナーに参加した。
要は、抱っこが反るとか泣き止まないとか、背中スイッチとかじゃなくて、「そんなつもりないんだけど」我が子の過緊張や不快を作り出している、というのが現状…。かなしい。ごめんね。
目の前の我が子は、ここ数日泣いて寝付けず、私は夜中の授乳が増えて寝不足。そして、若干ぼーっとした状態で参加したオンラインセミナーで、唯一「できるかも」と思ったのが、『前向き抱っこ』。体をあずけてもらう態勢を作れたらいい。
我が子は疲労が溜まってるのか朝からウトウト、午前中のセミナーは爆睡。私も思考停止気味。セミナーの最後で起きた我が子は、わんわん泣いた。たぶん空腹。前向き抱っこで多少の落ち着きを見せてくれたので、授乳後にそのまま足の上に乗せて好きなだけ寝かせた。
ジーナ式のスケジュール的には、今日のやってることは無茶苦茶、ベッドで一人寝でもない。でも、なんかささくれてた気分が和らいだ。
てろーんと脱力して、泣くでもなく寝るでもなく、なんか起きてる我が子。とても可愛かった。
そして、我が子が私を見た。視力的には見えてないはず?と思いつつ、間違いなく私を「見た」。いつも、目が合わないなー、見えてないからかなー、と思っていたけれど、「見てもどうせ応えてくれないから見ない」だったのか?足の上でホニャホニャしてる我が子は、何度も振り返ったり見上げたりして私を見た。不思議だった。嬉しい。
ふと気づけば午後13時半。いつもは昼寝を14時まで。どうしても私が眠たくて、我が子をベッドに置いた。案の定、ホニャホニャ泣きはじめたけど、そのまま30分ほど寝てくれた。私も寝た。
ちょっと満たされたから「本当はまだだっこしてほしいけど、少しだけ昼寝してあげる」という感じだったのかな。
授乳や睡眠時間をコントロールして、生活リズムや寝ることを教えるジーナ式。我が子に合う合わないところを判断して、ポイントになるところの合わせ方を見極めるのが難しい。でも、私の性格とワンオペ育児にはスケジュールが必要。
「まぁるいだっこ」は『赤ちゃんも1人の人』というマインドを大切にした、人間の生理的、心理的な欲求を満たしていく考え方。スケジュールとか以前の、関わるスタンスの問題から入る。
正反対の2つに手をつけてしまった、と思うと私の行動がブレる。
でも、取り込み方を見誤らなければ、この2つは相反するわけでもない気がする。
まだ、具体的にどうするか見えていないけど、我が子を『満たす』ことで私が『満たされる』心地よさを、もうちょっと味わいたいと思った。
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