どこまでも6人で

推しが活動休止するのさすがに初めてかもしれん。成程、こんな気持ちなのか。結構苦しいな。



動画のタイトルを見て、嫌な勘が働いた。開いたらその通りの内容で。

そもそもYouTuberという職業自体が不安定なのはよく知っている。1人ならまだしも、複数人で行うグループ実況にはまた別のハードルがあるってのも重々承知している。そして彼らは私達と同じ生きた人間で、同じように生活があり、同じように人生がある事も知っている。


だからいつかは終わりが来る事は、十分覚悟してるつもりだった。


でもそれが今日だったか。この日だったか。


いざ言われると心にくるなぁ。
今までも私達には見せないままに、数え切れないほど悩んで来たんだろうな。それでこの決断に至ったなら、我々はただそれを受け入れるしかないんだけど、やっぱり少し悲しい。


活動休止報告を見て初めに思ったのは、この人達めちゃくちゃ仕事できるよな......って事。
活動休止までの猶予期間がしっかりあって、 心の準備時間しっかりくれる上にイベントもたくさん企画してくれて、至れり尽くせりだな。こういう所が好きなんだよなぁ、としみじみ思う。

やっぱり我々に見せてくれているのは彼らの一部分でしかないし、我々から見えない部分を大事に考えて、この決断したんだろうな。
どう足掻いても画面を挟んでしまうから、私達と彼らが同じ人間である感覚が薄くなってしまう。
同じ人間で、一人一人に人生があって、楽しい事ばかりじゃなくて、苦しい事も、悩むこともある事を、忘れてしまう。

休止する事で救われるメンバーがいるならばそれが1番だと思う。
辛いという気持ちを押し殺してまで、活動をしてほしいわけじゃない。


彼らの事だから、いっぱい悩んでたくさん話し合って決めたんだろう。それでその決断をしたならそれが答えなのだから、我々がどうこう言えるものじゃないよな。


自分の人生を第一に生きてほしいと思う。







ここから先はオタクのただのエゴで、どうしようもない叫び。





......本当はもう少しだけ、続けて欲しかった。

毎日投稿が負担なら投稿しなくていいし
無理に配信しなくていいし
動画を撮らなくてもいい。

ただ6人で居てくれるだけでよかった。

でもそんなこと、とっくのとうに話し合ってんだろうなあ。
その上で活動休止を選んだんだろうなあ。
じゃあもう我々に言えることは何も無いよな。



9年って長いなぁ。小学校入学から中学校卒業までだよ。

別に活動休止だから解散する訳じゃないし、今後も配信はあるって言ってるし、ネットから消えるわけじゃないけど、確実に1つの分岐点ではあるし1月以降と現在では何かが確実に違うんだろうな。


おそらく私は解散の次の日、もう来ないはずの通知を17時に待って、動かないページを何度も更新するんだろうな。
そうやって初めて本当にいなくなってしまった事を実感して、気持ちに折り合いつけていかなきゃいけないんだろうな。



あ〜〜〜〜まじか、ほんとに終わるんだ。
楽しかった思い出たちが記憶の中で輝いてる。ぜーんぶ楽しかったな、
来年も、再来年も、当たり前のようにあると思ってた。
これからも楽しい思い出を作っていけると思ってた。

6人の動画も、配信も、コラボカフェも、イベントも。
当たり前じゃないんだな。



終わりが来るのか。



復帰だけを希望に待つ、とかそのような気持ちはあまりない。

彼らに休止が必要ならそれを受け入れるし、復帰したいなら喜んで歓迎する。

正直、あれだけ高学歴で優秀な方々が一生この環境を続けるとはまるで思えなかったので、この結果に納得する気持ちも勿論ある。

さらに希望的観測をするのであれば、あれだけ賢い人達なのでこの休止期間で全てを整えて、パワーアップして戻ってきてくれる可能性もある。あくまでも希望だけど。



決して仲違いしたとか後向きなものではなくて、前向きな休止であるから安心はしている。(この年月やってきて喧嘩別れは99%ないと思ってたけど)
ただ、暗い気持ちを引きずってしまう人間なので、立ち直るのはもう少し時間がかかりそうだ。明るく送り出したいんだけどな。


でもさ、「最後まで」なんて言わないでよ。
「終わり」だなんて言わないでよ。

やっぱりちょっと、寂しいよ。

反対だった2人のコメントも、どこか諦めが混じっているように感じる。
いつかは終わりが来るって頭ではわかっているのに、私は彼らのように受け入れられていない。





ただそんな悲しみの中で「ネットから消えるわけじゃない」と発言してくれる事はものすごく心の支えになる。6人での活動は止まってしまっても、一人一人が消える訳ではないんだね。



お別れではなくて、お休みか。



ならば眠るまでのその間、後悔のないように楽しむことが我々に出来る最大限の事かもしれない。
彼らの用意してくれる全てを惜しみなく楽しんで、味わって、満喫して、最後に盛大なありがとうを言いたい。



推しは推せる時に推せ、とはよく言いますけど、ならば最後まで。
笑顔で送り出せるように。

ずっと駆け抜けてきてくれてありがとう。
最後まで、走りきるまで、応援するよ。


この9年間が、確実に彼らの大切な思い出であり青春であったことを、切に願って。

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