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アンチ・クイーンオブハート歌唱感想

〜はじめに〜

皆様お久しぶりでございます
シータです🌝

最後の更新からかれこれ月日が経っておりまして大変驚いています
のんびりではありますがこちらも更新していこうかと思っておりますので気になるよ〜という方がいらっしゃいましたら読んでいただけますと幸いです😊

ては参ります

1.アンチ・クイーンオブハートのイメージについて

今回歌唱させていただいたのは
RoyalScandal様のアンチ・クイーンオブハートです

全体のイメージに関してはもう物語が存在している為、自分も物語に沿って動画とともにイメージを膨らませました。
気になる方は本家のコメント欄やHPをチェックです👀

今回、私が一番大事にしていた事は
今回のキャストボーカルであるFUKIさんとは
また違ったアンチ・クイーンオブハートを
生み出すことでした

なんかカッコつけた感じにしてますが要は真似ではなく私なりのアンチ・クイーンオブハートを歌うことです()

FUKIさんはとても力強い歌声で女王感のある素敵な歌声で聴いてて何回も感動しました…(涙)
このFUKIさんの歌声を聴きながら他にどんな歌唱のアンチ・クイーンオブハートが聴きたいかな〜と想像しました。
その時に浮かんだのは

①歯切れの良いリズミカルな歌唱ver
②時々、可愛さや弱さも見える歌唱ver
③ラストの盛り上げコーラスver

でした

この3つは私の歌で表現出来そうだ!という結論に至った為、歌唱録音が始まったのでした──────

2.喉のコンディション

これは余談なのですが録音開始前にコロナにかかって喉を痛めてしまっておりました……
いざ録音を開始してみるといつもより高音が出づらい状態でした。
当時の心境は

「ヒーーーーー😭😭歌いづらいよォォオオン😭😭」

と泣き叫んでおりました。
特に裏声やミックスボイスが出しづらかった為、いつもより高音は地声に近い発声が多くなっています。
え?いつも地声寄りだって?ソンナコトナイサ(震え声)
1:48あたりの若干掠れ気味の歌唱はなかなかレアなのでこれはこれで味が出て良かったかなと思ってます。
今はもうこの音域では掠れないですね………好きな時に掠れることが出来れば幅広がるのに…と思うシータなのでした…。

3.主旋律の録音時に意識したこと

ここから本格的に意識したことに入ります
色々あるのですが4つに絞りました(それでも多いな)

①ワンフレーズで切らずに歌いつつリズミカルに歌う
②本家との若干の音のズレを個性で捉えられるぐらいにする
③サビ入りは全て違う歌唱にする
④声を張って高め音を出す時は声帯を太くしすぎない事で可愛さや弱さを出す

1つずつ説明していきますね

①ワンフレーズで切らずに歌いつつリズミカルに歌う

今回の楽曲というかRoyalScandal様の楽曲って本当に生放送のように通して歌う事で映える楽曲が多いと感じています👀。
 なので今回はサビの部分など区切りのいい所まで通しで歌って、それぞれ良いところを厳選して合体させています。
例外は最初の0:29〜0:43の所でここは本当に1回の録音で録った部分そのまま採用してます。厳しい試練を乗り越えた勇者であります(おい)
そうした意図を伝えていないのにも関わらず息を吸う音を残してくれたMIX師の平次様、ありがとうございます!!さすがです!!(涙)

そして通して歌うとなるとどうしてもリズムは遅れやすくなるので最初の目標に掲げた歯切れの良いリズミカルな歌唱を達成すべく、刻むことを意識しながら歌っていました。
ちなみにこの理由はFukIさんが比較的流れるように歌っている感じがしたので音を刻んだverも観てみたいなと思ったからです👀

私のいう音を刻むとは感覚ではありますがここだ!と思ったところで発声を止める事です。
わかりやすいのは0:37の「視えない」の「い」の止めですかね
ご興味ある方はご確認くださいませ👀
久しぶりに通しで録ってみて気付いたのですが私、録音の時に息を吸ってから間を空けてリズムを合わせて歌う癖がついてしまったようです
いけない!直さないと!()

②本家との若干の音のズレを個性で捉えられるぐらいにする


例えば
1:28〜1:32「偽る時計(シグナル)チクたク。Ding dong!」
の部分の「チクたク。」とか本家とは全く音程違うんですよね
でも不協和音や外れてる!感がないぐらいの音の取り方を行いました
音が少し違うくらいのほうがこの曲は個性として映えるのかなぁとFuki様の歌を聴いて感じたので👀
ですが完成聞いた時に思ったより音が取れていたので「ピッチ補正してくれてありがとうございます……」と感謝していたらMIX師の平次様にピッチ補正なしって言われた時は度肝抜かれました
聴力というのは奥深いものです…………()

③サビ入りは全て違う歌唱にする

これは私常日頃意識していることなのですがサビはなるべく変化をつけるようにしています。
全く同じだと聞く意味ないかなって…()
今回のサビ入りである「殺さぬように」と「冒(おか)さぬように」の部分は一番良いところなので変に癖つけてしまうと聴き取り辛くなってしまうと考え、その後の「生かさぬように」「怪我(けが)さぬように」「連行(いか)さぬように」の部分に変化をつけています。
ただサビ入りの勢いは欲しかった為、「殺さぬように」と「冒さぬように」の部分はMIX師さんに歯擦音つけてもらいました。ありがとうございます!!

変化を加えた部分の詳細ですが
1番の「生かさぬように」は「ぬ」にアクセント(しゃくり)
2番の「怪我(けが)さぬように」はガナリを入れて感情の強さを出す
ラスサビの「連行(いか)さぬように」は伴奏がなくなるタイミングの「さ」でアクセント(しゃくり)
と変化させて歌っています
個人的にはこれだけで雰囲気変わるなぁと思っているのですが第三者側の皆さんはどう感じましたか?🤔
宜しければこっそり教えてください👀 

④声を張って高めの音を出す時は声帯を太くしすぎない事で可愛さや弱さを出す

昔の私は地声には個性が無いと考え、地声から離れるようにとにかく声帯を太くして歌っていました。
そしたら声張って高い音を出す時に音程が低くなりすぎて全部が重たい印象になるなぁと個人的に感じつつなかなか地声寄りの歌声に挑戦出来ずにいました。
しかしある時から地声寄りで全然ええやんけ!と思えるようになりました

そう

マンハッタンです

とくにwotaku様の楽曲は太く歌っても、個人的にしっくり来ない感覚があったので折角だから地声寄りでいってみっか!となった事がきっかけで歌ってみました。
そしたら自分の中でもかなりしっくり来ましたし、色々な方から良かったよ〜と言っていただけて地声寄りでもええんや!と思えるようになりました。
ありがとうございます皆様のおかげです😊 

という訳で今作も目標に掲げた②時々、可愛さや弱さが見える歌唱にしたかったので声を張る高めの時は地声寄りの発声、強さを出したい時には声を太くする発声を使い分けながら全てが重くならないように歌うよう心がけました。
分かりやすいのは
地声寄りの発声が
0:57〜「まるで処女(アリス)のように」の「ように」
声が太い発声は
2:13〜「愛(せいい)を述べ」の「を述べ」
ですかね
更に自分の心境を記載すると、0:57〜は幸せな気持ちを表現したかったので地声寄りの中でも嬉しさが伝わるように、2:13〜はちょっと荒れてる感じが伝わるように歌ったつもりではあります。
伝わりましたかね?🤔伝わっていたら嬉しいです🤗

余談ですが1:24〜1:28「未来(あっち)へEat Me. 過去(そっち)ならDrink Me.」の部分はかなり歌い分けているのですがなぜ私はここまで差別化したのでしょうか…
是非本家様の物語を確認して見てください…ウフフ

4.アドリブコーラスの裏話

元々アドリブコーラスを付けようと思った理由が物語のクライマックスだったので盛り上げた方が終わりの静かな雰囲気が更に映えるかなと思ったことがきっかけで③ラストの盛り上げコーラスverを目標にしました。
最初は「HA」や「AH」でコーラスを作っていたのですがなんかいまいちしっくり来ず盛り上がりにも欠けるなぁ…と感じていました。
なんかリズムが細かく刻める日本語の発音ないかな〜と何度か伴奏を聴きながら試していたところ「タリラ」「タルラ」がめちゃくちゃリズム自由自在に変えられることに気がつきました。
ほんとこの思いつきは感覚でパッと思い浮かんだだけなので言語化できず大変申し訳無いのですが……………()
言語化出来るものとしては今回、ダブル録りという同じ音程を2回録音して重ねるという技を使っています
いざ録音してみたもののこれどうやって主旋律最後の大トリである「The Queen of Hearts」と差別化するんだろう?コーラスが主旋律喰っちゃう可能性もあるよなぁ…と思いながらMIX師さんにお願いをしたらそりゃまぁどえれぇ差別化されて両方聴きやすいMIXが来たので私は心の底から感謝しております(大泣き)
これだけだと申し訳ないので自分が一番勉強になったコーラスの楽曲名だけ載せます
こぶしファクトリーのcome with meです
公式で公開されていなかったのでこちらではURLの共有はしませんが検索したら出てきますので宜しければ是非聴いてみて下さいかっこいいジャズ曲です👀

5.最後に

かなりまとめきれず長文になってしまいましたがお読みくださった方がいらっしゃいましたらほんとうにありがとうございます…
こんな感じで実は私は考えながら歌わないといけないタイプの人間なので投稿ペースが遅いです()
待ってくださる皆様本当にありがとうございます。
引き続きマイペースではありますが歌っていこうと思っておりますので宜しければ聴いていって頂けますと嬉しいです!

本日はここまでご覧いただき本当にありがとうございました!
この感想も踏まえた上で改めて聴いていただけますと幸いです!

シータ


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