
北海道の旅 Day③阿寒湖→帯広→札幌
朝焼けで目が覚める。二度寝をかます。チェックアウトは確か9時だった。元気のいいおばちゃんに行ってらっしゃいを言われ宿を出る。ライダーさんたちの朝は早く、ほぼ皆さん居なくなっていた。朝ごはんは、セイコーマート。セイコーマートのおばちゃんにピタパンを催促(語弊がある)をして、いただいた。
実はシャワーすらせず寝たので温泉に行きたいと思っていた。阿寒湖は温泉街になっており、硫黄のにおいが漂っていた。日帰り入浴を探したけど、どうも9時からやっているところがなさそう。
近場でいいところがないか探したところ、ここがヒットする。
温泉好きのわたしとしてはここを逃すことはできず、さっそく車で向かう。この旅は、温泉宿とかには泊まらないので次回はぜひそういうところにも泊まりたい。阿寒湖の市街から向かう。結構山奥に行く。いや今までもだいぶ山中だったけど。
到着すると・・・







猫たちのお出迎え!ここは天国?泣いちゃう。かわいい。無理。持って帰りたい。みんなかわいい子で、猫好きにはたまらない。
温泉自体もとってもよかった!めちゃくちゃ熱かったけど慣れるとこれがまたよい。そしてすべすべになっている感じあり。注意点としては、ドライヤーなし・シャワーなし。であります。気になる方は気を付けるべし。
ゆっくり湯につかったあと、まだ廊下で伸びている猫がいた。
撫でていると、自ら猫さんが寄ってきてくれた・・・多分わたしが床よりあたたかいからだと思う・・・めちゃくちゃ撫でまわしていたが途中で異変が。
ブシュン
何を隠そう、わたしは猫アレルギーである。いけるかな、という甘い気持ちで猫を触ったが、やはりいけなかった。のどのイガイガも、鼻水も、くしゃみも、なにもかも、とまらない。目が腫れてきた。こんなに好きなのにどうしてわかってくれないの・・・後ろ髪を引かれる思いで退散。
水をたくさん飲み、アレルギーの薬を飲みつつ、出発。
途中こちらに寄る。
この街道はとうもろこしがたくさん取れるようだった。モロコシ街道・・・?このカフェに寄ったのも、とうもろこしが食べたくて寄り道。ふわふわしたお姉さんがひとりでキリモリしてらっしゃった。お店の横で、とうもろこしやじゃがいもを販売しており、とうもろこしをいただく。甘くてうまい。ゆでたとうもろこしを食べているとハエが寄ってくるんだよなあ。あれはなんでなんだろう?幼少期を思い出し、なんだか懐かしくなった。
くしゃみが止まらず、お姉さんは柔らかいティッシュをくれた。お姉さんありがとうございました。
そこからはただひたすらに運転。途中で本格的におなかが空き、どこかでお昼を食べることにした。わたしの体はそろそろラーメンを欲していた。
店内についたものの、かなりの人数が待っている。そして、まだ着丼していない人たちが多い・・・ここは諦め、次のお店に。
(美味しいと評判なのか、道内ナンバーさまざまいらっしゃいました。待つこともできたけど、わたしの一番の目標のディナーが!ディナーが!待っている。)
ここのお店に入店。美味しかった。美味しかったのよ。また食べたい。

そうこうし、本日の宿に向かって出発!
本日の宿は札幌。
民泊、というものにお邪魔する。一軒のおうちである。とても気さくなおばちゃんがいらっしゃいと言ってくれた。民宿に到着したのもすでに17時ころだった。
実は、この日。
札幌近くに住んでいる友達の家に泊めさせてもらう予定だったのだが、友達の子が発熱。コロナと判明し、宿なき子になってしまったわたし!北海道旅行前日の夜勤明けに発覚し、宿を探してみるものの、やばそうなラブホテルしか検索にひっかからず…安いとしても郊外となってしまい帰るのにだいぶ不便…悩んだ末、民泊もん にお世話になることにした。正解でした。
本日の目的はこちら。
民泊もん も、札幌市街からややはずれにある。お酒を飲むということで、バスで向かう。が、バスも休日ダイヤだったりなんだりで、次のバスの時間が迫っていた。急いでバス停に向かう。無事に地下鉄の駅に到着し(終着駅のようだった)札幌市へ向かう。乗り換えて、歩いて、無事に札幌ビール園へ。
たどり着いた時刻は18時過ぎ、19時前くらいだったと思う。ここもあのカムイたちが。と感動したいところだけど、私の目にはビールとラムしか映らない。急いで受付に行く。
が・・・
なんとただいま満席 の札が!愕然としていると、私の前におばちゃんたち2人。空いてないの~?と聞くと、今空きましたのでご案内します、と言われているではないですか。わたしも聞いてみると、空いてました。よかったねえ。よかった。よかったよ。



100分食べ放題4800円/デラックス飲み放題2480円
21時閉店にて、100分も実は時間がないがよいですか?と言われ、もちろんさ!と答えて飲みはじめる。うまかったなあ。本当にうまかった。ラムもうまかった。うまかったなあ。
満腹になった私は、21時10分だったか発の札幌駅直通のバスに乗り帰路へ。もんのおばちゃんに、帰り方も聞いていた。酔っ払いが札幌駅を歩く。わからない。キャッチのお兄さんに聞く。お兄さんも分からない。仕事帰りのマダムに声をかける。教えてくれた。無事にバスに乗り帰ることに成功!
もんにして正解だった!と思ったのは、旅先の公共交通機関を使うことができたから。地下鉄乗れて楽しかった。バスはワンチャン賭けみたいなところがある。よかった。無事に辿り着いて。札幌市街を眺めながら帰ることができた。
もんに着いたのは23時ころだったと思われる。おばちゃんの娘さんがご在宅で、対応してくださった。ささっとシャワーを浴びて眠る。幸せだった。着実に私の体は肥え始めている。

Day④に続く。