2021年は推しと出会ってからの3ヶ月しか覚えてない

え、私去年note書いてなかったんだ。びっくりした。

2021年はヒプステにどハマりした年だな〜って思ったんですけど、ヒプステにどハマりしたの8月後半のBoPの配信〜9/20にニコ生でTrack1見てからなんで、私の2021年はどうやら3,4ヶ月しかなかったみたいです。
ヒプステ、というかもっと明確に言うとアカバネ・ディビジョンNorth Bastardの蛇穴健栄及び蛇穴を演じている松浦司くんに、日を追うごとにのめり込んでおります。蛇穴の第一印象が「アグネスタキオン(※モルモットって言うから)」だったとは思えないほどのハマりようである。

私にはクソデカ感情を書きなぐった事もある村上信五という15年以上担当しているアイドルがいるのですが、私の中の村上信五のポジションって唯一無二で、この15年以上同じ位置に誰かが立った事ってないし、誰かが立つと思った事もないんですが、司くんは3ヶ月もしないであっちゅーまに並び立ったんですよね。どっちも歌って踊る大阪のオモロ兄ちゃんだからって訳でなく。司くん見てる内に「この感情知ってるな」と思って気付いたのがそこだった。だから司くんの事一生推すんだなと理解しました、一生村上信五の担当だから。これ以上を言語化するのは、1ヶ月ほど缶詰にしてそれを書く事以外しないようにしないと出来ない。論文か? 卒論やらなかったから分からないけど。

司くんと出会ってからあった司くんの現場が2つで、1つは11月のアルターボーイズ。日曜の夜に予定あったからその前に行くかって昼だけ入れたけど、これ1回じゃ足りないかも…と急遽土曜の昼足したけど正解でした、1回で泣いてるフアンちゃんを受け止めきれなかったから。情緒が狂った。それを置いといてもシンプルにめちゃくちゃよかった。皆が帰りたがるの分かる。
ただまぁ今回は合同だったしね、アルターそのものはめちゃくちゃに浴びたけど、司くんを浴びきったかっていうとそうでもなかったからか、舞台勘ってヤツが戻って来なかったんですよね。

何が言いたいかって言うのが、司くんの現場2つ目であり、私が一生想い続けるであろう舞台、梅棒 13th "RE"WORK『風桶』の話です。ネタバレはしないです。

行くのは当然として、ちょっとヒプステの物買いすぎて金銭面が非常に困った事になっていたので、1回でいいか……って取ったんですね。舞台勘の鈍さがヤバい。
しばらくして司くんが雑誌載るって聞いて読んだら役柄が悪党ってあるじゃないですか。
私は推しの悪役が死ぬほど好き
いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ちょっと待ってくれ、本気??? 本気か???? あ〜〜〜〜〜〜そうか〜〜〜〜〜〜ちょっと増やさないとダメだこれ、本当に
ってなってる当時のTwitter

そんなこんなで本当に2公演足した。予定的にも金銭的にも無理だからこれ以上は増えないし大丈夫でしょ、と思っていた。フラグビンビン。
これは舞台勘の鈍り+梅棒さんの事をよく分かってなかった所為。フライヤーにあったダンス×演劇×J-POPも、司くんがインスタに書いてた「セリフがない」も、謎に思いながらちゃんと下調べしなかった私の怠惰が引き起こした。お前が四六時中触ってる板はなんだ。
後に訪れる物も知らずに、この頃の私は3回にしちゃったな〜しか思ってなかった。本当に間抜け。

来たる12/18、私の風桶初日。ちなみに数日前司くんが髪の毛染めてて、黒髪が見たかった私と金髪も嬉しい私で内戦が起きていた。パンフは黒髪だった。
席はほぼ最後方ド下手。なのにオペラ持っていなかった、アホ。いや初日だし全体見た方がいいよな〜って思ったんですよ……

いや〜〜〜もうびっくりした、よすぎて

一応あらすじ載せときましょうね。

未来に生きる科学者・吉田テスタロッサは、行方不明となった兄を探して現代にやってきた。ところが再度タイムスリップする際に3人組バンド「夜桜前線」を巻き込んでしまい、300年前の江戸時代にたどり着く。
ちょっと情けない傘売りや見習いの芸者をはじめ、個性豊かな江戸の民たちと奇天烈愉快なバンドメンバーが交わり合い、世も人の心も少しずつ動いていく。
一方、弟の気配を察知した兄は、江戸の荒くれ者たちと結託してよからぬ策略をめぐらすのであった…。
果たして兄弟の運命は!?江戸の世はどうなるのか!?夜桜前線は現代に戻って来れるのか!?
http://umebou13th.dynamize.net/

ストーリーとしてはこんな感じ。まず10分ぐらいで司くんが書いてた「セリフがない」の意味が分かった、本当にセリフがないんですよ。ノンバーバルっていうって後から知った。
2時間弱、J-POPに合わせたダンスとお芝居だけで話が展開していくんですけど、全然置いていかれない。歌詞がセリフ代わりになってる所もそうじゃなくても、ちゃんと今こうなってるな〜って分かる。無声映画とかそういうもんだしね。
ストーリーもめちゃくちゃいい! 複雑さを省いてはいるけど雑ではない、ていうかセリフなしに話伝えようとするなら逆にもっと作り込んでいるはずなのに、その巧妙さを巧妙ですよ! って見せないで自然に流れていく。観てる時は舞台から溢れ出て来るエネルギーに圧倒されっぱなしで、終わってよくよく考えると「とてつもないもの観たな……?」ってなる。
当たり前だけど全員ダンスめちゃくちゃ上手いのよ。本当に当たり前だけど。そんなダンス激上手人達があっちで踊ってこっちで踊って果てには全員で踊るから、月並みだけど目が足りない訳ですわ。特に私のようなセルフマルチアングルオタクは推しがいると9割推しを見続けるから……気付いたら毎回見てないシーンとかあった……よくない……

いいもの観たな〜、次も楽しみだな〜って初回は終わった。この時は先述の通り後ろすぎて俯瞰だったから、まだ入り込めてなかったんだと思う。
実はこの後24日が行けそう……? どうする……? ってなって20日に友人に行かないかって声掛けた。でもちょうどヒプステの衣裳展が発表されて、友人も行けないしこっち行くからやめとくか〜って思ってた。これはフラグです。

2回目、22日。一番最初に取った前寄りドセン。シンプルにいい席。近いけどオペラもちゃんと持って来た。
いや〜〜〜〜〜近くで浴びるとヤバい。1回目とダンチ。びっくりした。同じ物2回見てこんな変わるか? って思った。1回目だって上記の通りだいぶ感銘受けたのよ。やっぱりダンスとお芝居で表現する舞台だから、ダンスとお芝居をちゃんと感じられる位置で見るってちげーや……

2回目を受けて、だいぶ24日行きたい寄りになったけど、金銭面がヤバい。……そういえばヒプステ……1回でよかったけど予備で入れた日も取れたから2回あるんだよな……もうすぐリセールだな……ヒプステは12,000……手数料引かれても風桶行ってお釣りが来るな……ヒプステは配信もあるしきっと円盤も出る……でも梅棒はその特性上どちらも望めない……そしてなにより私は"今"司くんが見たい……
――いい人に貰われてくれ、ヒプステ――(24日のチケットポチーーー)

来たぜ3回目!!結構前の方の下手だぜ!!下手ばっかりになっちゃったぜ!!でも司くん結構下手多いから全然いいぜ!!!
そしてこの日からですね、感想とか妄言をふせったーに投げ始めたら気持ちが止まらなくなりました。アウトプットって恐ろしい。今のこれもアウトプットだぞ。
ここまでも他の人の感想とかレポ読んでたけど、この日から暇さえあれば漁った。私は何かにハマるととりあえずパブサをしまくる性質にある。

1回が3回に、3回が4回になったけど、それも次で終わりなんだな……ってセトリ聞いて思い返してレポ読みながら寂しくなってた。一生観たい。推し劇団はあるし、舞台役者の推しもいるから、まぁそれなりには舞台観てきた人生だけど、こんなにも一生引きずるだろうなと思うのは初めてだった。確実に生涯観た舞台で3本の指に入る。エピローグに使われた曲聞いて外で本気で泣きそうになるぐらいには身も心も風桶だった。

とうとうやって来た4回目、29日。中段下手、追加したチケット全部下手だったねぇ……
この日は最後だし、司くんばっかり見てるせいで見てない所も見るためにオペラを控えようと決めていた。決めていた割に今まで6倍しか持ってこなかったのに8倍を持って来た。結果から言うと使った。それでもいつもよりは使わなかったから……

存分に楽しんで私の風桶は終わった。終わってしまった。終わりたくなんかなかったし終わってほしくないけど終わる物は終わる。若干、かなり喪失感はある。もう見られないの本当に嫌すぎた。買うつもりなかったロンTと耳掻き買うぐらいには離れたくなかった。でもどうしようもないし、パブサをしながらフォトブックが来るのを待つしかない。

翌日、私は下北沢にいた。これは以前より決まっていた予定であり、東京千秋楽をハナから諦めていたのはそれ故である。友人と一緒なので余計に。

画像1

一人だと出来なかった田中一家のポーズでの写真だけ撮ってもらって、私はそれで満足だった。満足だと思おうとした。

予定あるにはあるけど……風桶の時間はちょうど空いてるんだよな……当日券発売の時間には少し遅れるけど……行けない事はないんだよな……今財布に定期券用の金はあるし……友人も20日に声掛けた子だから全く関係ない子じゃないし……
ってずーっと悶々として、最終的に当日券取れるかもそもそも分からんし、試すだけ試したい気持ちが全然消えなかったから、友人に本当に急でごめんだけど! 行かせて!! って泣きついた。全く関係なくはないけど1回ヒプステ見せて司くんが可愛いよ〜って私が言ってるだけなんだけど。快諾してくれたの天使でしかない。
受付したらキャンセル待ちだった、それはそうだろうな……。待ってる間に上で書いたような梅棒の説明とあらすじと、席が離れてもいいように見てほしい司くんを伝えた。ネタバレしないようにしたから伝えたかった司くんの最高ポイント全然言えなかった。まぁ司くん出てるだけで最高なんだけど……

結果だけ言います、入れました。連番で。しかも初めての上手。見切れだったけど風桶見るのと見ないのとじゃ今後の人生まるで違うから。
なんか不思議な物で、千秋楽を見届けたら昨日までずっと付き纏ってた喪失感がなくなってた。勿論大阪愛知も出来るなら観たかったし、ていうか一生観たいし、無音でいいから映像売って欲しいけど。
きっと無理して来なかったら私は嫌な物をずっと引き摺ってただろうなって思ったので、やっぱりやらないで後悔するよりやって後悔した方がいいな。金はどうにかなるし(貯金崩して定期を買った)。
当初の予定もちゃんと完遂したし、友人にも楽しんでもらえたので大団円です。多分。

風桶を観た事はずっと忘れないけど、記憶ってどうしてもなくなっていくじゃないですか。もう千秋楽から1週間経つ訳で、既に朧気な箇所なんかたくさんあるし、今思い出せる映像だって本当に完璧か分からないし。風桶で観た物を、感じた物を忘れたくないっていうか、忘れるのが怖いなって。こんなに一つの舞台を想う事きっとそうないと思う。司くんに出会ったお陰で梅棒にも出会う事が出来て良かったです。多分今後梅棒追います……GLOVER再演してください……


こんな中身ないnote書くのに一週間もかかっちゃったわよ。ヒプステも風桶大阪も始まっちゃったわよ。パブサが忙しいですわ〜〜〜〜! 
司くんのお仕事3,4つもう決まってるらしいのでそれを楽しみに生きます、その前にヒプステ東京初日現地と衣装展と、オモコロもイベントやるし梅棒も行くし……ちょっと金降ってこないかしら。


すげーどうでもいい話
梅棒のファンクラブが「ひのまる弁当」で、会員はごはんつぶらしいんだけど、私オモコロの有料会員「ほかほかおにぎりクラブ」でこんぶおにぎりなんですよね……
入るとまた米になるのか……

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