健全に「幸福洗脳ブランド」を楽しむために
昨日は中田敦彦サイン本お渡し会で同じ来場者のオリラジファンを巻き込む目的の
「渋谷まで藤森慎吾さんに会いにゆこう大作戦」(と、いう建前の「労働2.0」バズ作戦)を実行してみました。
今回の記事では、実際の様子とこれらの試みをおこなう井上の想いをお伝えします。
※今回のバズ作戦についての概要はコチラの記事をお読みください↓
note 【中田敦彦ANNPの続きに。】
まずは、中田さんの講演をおすそ分け。
今回、サイン本お渡し会での中田敦彦さん講演は「動画撮影&シェアok!」とのことだったので、全てYouTubeへアップしておきました▼
来場できなかった方にも楽しんでいただけたら幸いです。
「黒い読書会バズ作戦」こんな感じでした
ネタばらしすると、今回オリラジファンの方々にこのバズ作戦に参加してもらえるよう提示した
『いっしょに藤森慎吾さんに逢いにゆきませんか!?』とは、
3月21日の昨日が公開最終日だった藤森慎吾さん出演映画『七つの会議』を渋谷まで観にゆきませんか?という提案でした。
こういう提案でなければ、サイン会に来た方々に山手線の一車両に乗ってもらう協力は得られないんじゃないかな?という考えでしたが、
この発信をしたことによって何がおこったかというと…
…
…
藤森さんファンの方がおこりました。涙
人集めのネタに慎吾さん利用しないで、と。
それは素直に、すみませんでした。
その後も中田さんのサイン本を受けとった100人の来場者がどんどん帰ってゆくのを見ながら…
(さすがに、誰も集まりそうにないなー)
と実際、諦めていましたが、、、
来場者が出尽くしたあと、会場の出口で
「話しを聞くだけ聞いてみようかな」
と7名の方々が話しかけてきてくれました!
うれしかったー
その後、店外の落ち着いて話せるスペースまで移動してもらい、約5分間のプレゼンをみなさんへ熱弁!
結果…
「映画をつきあうのは帰りが遅くなるからイヤだけど、山手線の一車両で労働2.0を読みながらバズを狙う作戦に協力するのは、面白そうだから良いですよ」
と、7人中6人が言ってくださった!感謝!
その後いったん昼食をとり、みなさんとANNPのはなしで盛り上がったあと、山手線内回りの一車両にて『黒い読書会』作戦を決行することができました。
作戦①まずは密集して座ってみる
作戦の方針
◎「なんか労働2.0読んでる乗客おおくね?」という状況を作為的につくり、他の乗客に「そんな売れてる本なの?」と思い込ませてみちゃう
◎ただし他の乗客が不快になるようなことはしない。あくまでも自然な感じで
と、いうことをみなさんと共有し、山手線内回り一番ハジの車両に7人で乗車します。
祝日なのでけっこう空いてて、すぐ座れました
そのまま電車は神田→秋葉原→上野…と進んでゆきます。
その後も空いてて、他の乗客が全然乗車してきませんでした。祝日だから。私たち7人以外で唯一の乗客の男性は気持ち良さそうに居眠りしていました。
い、意味ねぇ…
…
…
と、いうことでもう少し混んでいる車両に移る作戦に変更です。
作戦②ちょっと混んでる車両でやってみる
幸福洗脳をまとった7人が同時に移動すると露骨すぎるので、タイミングをずらして、3つ隣の車両に再結集することにしました。
私たちの配置も空いた席に座ったり、壁にもたれかかって立ち読みしたりとバランス良くバラけてイイ感じ。
今度の車両には、乗客も点在しています。
各々、たぶん読書自体には集中なんてできなかっただろうけど、井上の作戦にのっかり中田敦彦さん表紙面が少しでも他の乗客に見えやすい持ち方をするなどの工夫もしてくれました。
そしてそのまま、日暮里→→巣鴨→→池袋…
周りの乗客の様子を観察してみました。
ス…スマホしか見てねぇ。
同じ車両の7人もの胸に刻まれた「幸福洗脳」という禍々しいワードも、
オリラジあっちゃんの顔が表紙の真っ黒い本のことも
まるで無関心。い…意味ねぇ…
ということで、めげずに再度 作戦変更です。
作戦③かなり混んでる車両で露骨に密集けれど他人よそおい作戦
7人がバラけてしまってはインパクトが弱いことに気づいた私たちは、極めて少数の乗客をターゲットに絞る方針に変更。
さらに混んでる隣の車両へバラバラに移動し、今度は7人みんなで少数の乗客を囲うように密集。
ただし各々は他人同士を装うことにしてみました。
ココまで露骨にやれば、ちょっとはこの異常事態を気にする乗客がいるに違いない!
そして、そのまま新大久保→新宿→原宿→渋谷…
結果どうなったかというと…
…
…
私たち7人の幸福洗脳と「労働2.0」は、
スマホには勝てませんでした。涙
結論。都会の乗客は他人に無関心!
諦めかけていた恵比寿→目黒→品川 区間にて
慣れない小芝居と車内の人混みに、さすがに私たち7人はグッタリくたびれていました。
恵比寿を超えてからは車内も空いてきたので、みんなで近くに座り「ぜんぜんダメでしたねー」などと言いあいます。
私としては、せめて作戦に参加してくれたことで少しでも「まぁ楽しかったよ」と言っともらえたらいいな。と、、、つまりバズ作戦の敗戦処理に徹することにしました。
そんなこんなでみなさんとオリラジネタで盛り上がっていると…目の前に座っていた20代くらいの女性乗客がチラチラとコチラに見ていることに気づきました。
イアホンで音楽を聴くでもなく、スマホをいじるでもなく、明らかに私たちをチラチラと見ている…
(なんか…前の女性こっち見てません?)
(私も気づきました。ANNPリスナーかな?)
などと小声で言いあっていたら、私たちの中の一人がその女性の隣の席へ率先して座りにゆきました。攻めてんなー
きっと女性同士の安心感もあったのでしょう
しばらくして、その女性の方から私たちへ話しかけてきてくれました
「何かの集まりなんですか?」的な。
すかさず私も会話に加わりにゆきます。
「え、僕たちオリラジあっちゃんのファンの集いみたいなもんなんですけど、この服知ってました?ラジオのリスナーの方ですか?」
返ってきた答えは、幸福洗脳については知らなかったけど、みなさんが持ってたオリラジあっちゃんが表紙の本 なにかな?って思って。とのこと。
「労働2.0」という本が出たことも知らなかったそうです。
「このロゴどう思います?パーカーで2万くらいするブランドなんですけど」
という質問には、なんとも言えない微妙な反応。
MASAKAZEパーカーの写真もみてもらったところかなり肯定的な感想をもらえました。
今日、私たちがおこなってみた作戦についてもバラし「貴方みたいな反応してくれる人に会いたかった!」とお伝えしたところ
「面白そうだからあとでレポ読みます」
と言ってくれこちらのTwitterアカウントをお伝えして分かれました。
「黒い読書会」とは名ばかりの、まったく読書に集中できないシュチュエーションでの山手線一周ぶらり旅。
たった1人にしか話しかけられなかったこともバズとは呼べないだろうけど、東京駅で解散するときの私たち7人は何だか爽快な笑いに包まれていました。
今後も井上なりに画策するショボくてちょございな作戦に共感してくれる仲間たちを増やしながら、関わる人たちを極力不快にさせないよう配慮した幸福洗脳あそびを楽しんでゆけたらいいなぁ。
次回は、幸福洗脳・電柱結界が完成されたら、その状況を活かしてもっと成果の出るバズ爆弾を炸裂させたいな。と考えています。
おしまい。
ウルトラランナー 井上真悟(自己紹介)
16年間の競技人生の集大成となる9年ぶりの世界選手権まであと218日。今はアスリート活動の春休みを謳歌しつつ、井上真悟というランナーをひとりでも多くの一般の方に知ってもらうことで、マイナー競技者なりに自身の取り組む「24時間走競技」の価値認知度を伝えてゆけたらいいな。と思っているんだか、ただ中田敦彦ANNPの熱にハマってしまっただけかはちょっと謎の状態。