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決別の230104

2022年11月8日、私の推しがグループを脱退しました。しかし、私はすでに2023年1月4日のライブのチケットを押さえていました。これは推し不在のライブに参加したオタクの備忘録です。

ショックでした。彼の歌声が本当に大好きだったので。彼にしかない魅力がありましたから。彼がいないこのグループのライブに行って意味はあるのか、とさえ思いました。

行くか行かないか、本当に直前まで悩んでいました。彼が抜けた後も新曲を出していた彼らでしたが、その曲も出してからしばらく経たないと聞けないくらい引きずっていたので。彼がいない彼らを応援できるのか、私は、はっきりとその答えを話すことができなかったから。すっきりした辞め方じゃなかったからかもしれないけど。

行こう、と思ったのはやっぱりもったいないから。せっかくのライブだし行きたくなってしまって。やっぱりオタクって生き物はちょろいのでね。私だけかもしれないけど。あと、彼が辞めてからの曲を聴いたのも行く決め手になったと思います。ほんとにしばらく聞けなかったのですが、聴いてみたらすごいいい曲で。彼がいたらもっと良かったのに…なんて思ってしまうのはやはり引きずっているからなのでしょうか。このうた、生で聴きテェ〜と思ってしまい、行くことにしました。

2023年1発目のオタ活だったので気合いは入ってました。年始から仕事をしていたのですが、やっとの休みを体休ませることなくオタ活に使う、本当に愚かな人間だと思います。ただ、それでもいいと思えるくらい彼らのライブは素晴らしいものでした。

声出しokのライブで、ここ最近行った本命のライブは声出し禁止だったのでちょっと物足りなさを感じていたのですが、今回のライブはオタクの歓声がもろに湧き上がっていて気持ちがよかったです。これを求めていたんだと思いました。
彼らの歌もダンスも本当に最高でした。迫力のあるダンスと、響き渡る歌声は若手アイドルだからこそ感じること のできる爽やかさを十分に感じることができました。ラップパートのある曲では頭を振って両手を上げてノリノリになってしまいました。もはや、クラブですね。

彼のいた頃の歌もたくさんうたってくれました。ただ、彼のパートは別の子が歌っていて。彼のことはまるで最初からなかったかのように思ってしまって。でも、この歌はたしかに彼が歌っていて、彼が歌っていたことは事実なのに。と思ってしまい、少し悲しいような、寂しいような気持ちになりました。あぁ、この光景を彼にも見せてあげたかった。彼がこのステージに立って思い切り歌う姿が見たかった。私のわがままかもしれないけど、そんなふうに思いました。

いったいいつになったらこの感情を乗り越えられるのでしょうか。乗り越えられないのかな。受け入れて今の彼らを愛していかなければならないのかもしれないけど。ほんのちょっと寂しい気持ちを抱えながら今月末も大阪に行きます。

私の推しのボードを持つ人はいたのでしょうか。いたら教えて欲しいな、私とこの悲しみを一緒に乗り越えたい。同じタイミングで抜けたこのボードを持っていた子は見かけましたけど。きっと彼女も私と同じ感情を抱えているのかな。違ったら申し訳ないですが。

彼が望んで決めた道なのだとしたら私は否定したくはないし、もう戻ってくるとも思っていないので。諦めてこの現実を受け入れようと思います。すぐには受け入れきれないけど。それでも少しずつ前に進めたらいいなぁと思います。そんないいきっかけにもなったと思います。気持ちを区切る、ひとつのきっかけになったと。

とにかくながなが語ったけど楽しかったです。若々しい彼らの次のステージが楽しみです。行けるように体調管理に気をつけたいですね。私も、アイドルも。コロナ、怖いですから。また会える日を楽しみに。今日は寝ます。


アータがSSAに立つところいつかみれたらいいな

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