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春、愛、桜じゃなく


こんなにいっぱいいたんやな…


お疲れ様でしたスタクリ!!

長いようで短かった、3ヶ月という期間でアイドルの刹那を見た番組「ボーイズプラネット」(以下ボイプラ)お疲れ様でした。感想でも書いて残しておこうかと思います。オタクはこういうのを残しておくのが大好きなので。

オーディション番組とかいう底なし沼
はじめはこんなにハマるとは思いませんでした。正直、本命グルもいるなかで追いかけるオーディション番組だったので、まあ流し見程度に追っかけるか〜くらいのつもりでした。それがまさか、こんなにハマってしまうとは…恐ろしや、ボイプラ。
事前情報もほぼ見ず(はじめラポネボーイズからクボナルが出るとか言われてたよね笑)見始めたボイプラですが、面白い!!!!!韓国人vs外国人、結構この構図が後から憎くもなるのですが、個人的にはバチバチになって戦う姿が熱くて好きでした。
KGごちゃ混ぜになってからのステージは、言葉の壁があったり慣れない中でお互いが助け合いときに揉めたりしながらも成長する姿に本気で応援していました。彼らが目指すアイドルになってほしい、夢を叶えてあげたい、その思いで応援するようになりました。
ここまで熱中させる番組はやっぱり自分が実際に投票して決められるこの制度があるからこそ夢中になれるんじゃないかと思います。推しを本気でデビューさせたい、練習生たちの努力の結晶であるステージを見て実際に評価し、リアルタイムで動きがあるからこそ面白い。この感覚は他のアイドルからは得られない高揚感があって、やっぱりオタクは戦い合うことが好きなんだと思いました。

俺の未来を託させてくれないか
私の未来を託した男たちを紹介します。(突然)

1.チャンミンソくん

ボイプラロン毛担当(05)


(私を知る人はご存知の通り生粋のロン毛狂いですから…)彼のなんともいえないアンニュイな雰囲気に惹かれてみようと思ったらなんと途中辞退。お膝の調子が悪かったみたいです。いつかどこかで会いたいですね。

2.イドンゴンくん

スーパートンチキダンサーギャルボーイ(05)

1話で彼に惹かれました。メイクとカラコンがめっちゃ好みで、スタイルが良いのも個人的にお気に入りでした。あの地球を割るボーカルは何回聴いても笑えますね。

3.イスンファン

元アイドルの最後の挑戦(00)


場組を追うごとに新たな希望の光を見つけます。その男こそ、イスンファンです。
結局今回の1Pickは彼でした。ほんとに盲点だったのですが、彼の깡のステージで完全に持っていかれました。軽く50回くらいは깡のステージを見てる気がします。
スンファンくんは元アイドル、つまり一度デビューしアイドルを経験し再挑戦を掲げてボイプラに参加した練習生でした。
過去に一度、1the9というアイドルグループとしてデビューし約17ヶ月で解散したみたいです。昔の彼はもう少し幼くて、可愛らしい。けれど歌唱力の高さと表現力、そして美しい容姿を誇るアイドルでした。そんな彼をこのままアイドルから普通の男の子に返すわけにはいかんと思い応援することにしました。
깡のステージのスンファンくんは圧倒的でした。その視線、その表情、ラップ、歌、全部が刺さりました。韓国のリス、なんていう名前からは想像もできないような下剋上の歌。俺たちを見ろ、俺たちはこんなところで終わらない、負けん気があるんだ、そんなメッセージ性のあったステージだと感じています。元々彼はこのステージを希望していたわけではないことは周知の上かと。それでも負けずにこのステージに立ち向かい仲間と突き進んだ彼は誰よりも輝いていました。クムジュンヒョンのジフニヒョン見とるかー!!で全部持ってかれた感は否めませんが…それでもこのチームが、この時のスンファンが本当に一番輝いていて、大好きでした。
結果としてわたしの1pick達は誰一人としてファイナルまで進むことは無かったのですが。それでもこの番組の練習生達みんなが大好きだったので、本当によく頑張ったと思います。お疲れ様でした。またどこかで会えたら良いなあなんて。
全ての練習生にお疲れ様と、よく頑張ったと伝えたいですね。

ステージはアイドルの戦場
本当に素敵なステージばかりでした。お恥ずかしながら初めて聞いた歌も多かったのですがKPOPにはこんなにイイ歌が溢れているなんて!!改めて感動の気持ちでいっぱいです。やっぱりあたしはKPOP沼からしばらく抜けられなさそうです。
ここで特に気に入ったステージをいくつか書き残しておこうと思います。

1.KILL THIS LOVE (G)


いや__良すぎる!!!!!衝撃が走りました、鳥肌が止まりませんでした。ケイタの体格からは想像のつかない力強いラップが響きました。ずっと笑っているのがイイです、絶対に負けない自信からくる微笑みがたまらないです。クッソ…悔しい…なんも言えねえ…この完成度を短期間で作り上げたこのメンバーもすごいと思いますし、何よりこのメンバーを抜擢したケイタ、流石だよ。PDにならないか??
このグループのそれぞれタイプの違う妖艶さが好きです。己の出せる最高の妖艶をこのステージで見た気がします。

ミンちゃん♡ルイちゃん


ハオルイめっちゃ狂わされたな…

2.활활(G)

ファンミニョンさん「ガチむずいんで頑張れな〜」←いや、それな
そんな最難関レベルの歌をほぼ☆1の子達にやらせる酷な練習生たち…それも番組なんで面白いわけですが。尺も短いし大丈夫かな〜…と思っていましたがいい意味で裏切られました!正直問題グループバトルで一番好きなステージが활활です。シュエンハオの圧倒的スター性、センターがピッタリ合う。ソンハンビンが王ならばシュエンハオは王子さまだなと。レンユーのボーカルもめちゃくちゃ良かった。豊!!まじで2.5の希望の星です。ひようくんのラップもKPOPのラップだ…て感じで好きでした。メンバー全員が力を合わせて頑張って作ったステージって感じがこれこそサバ番だよ!!と思い沁みるんだ…!

3. LOVE ME Right (G)


ジェイーーーーーーー!!!!!!!!!お前はKPOPの柱になれ…(手塚国光)ジェイのボーカルがこの歌に合いすぎているんですね…初めてあの高音を聞いた時よすぎて空いた口が塞がりませんでした。本当にこんなに歌が上手い人が出てきてイイのか???と思いました。ここまで歌にステータス全振りした男、スングァンかドギョムくらい…。この番組のおかげでこの歌に出会えたことに本当に感謝。ありがとうボイプラ、そしてこんにちはEXO。これからEXOのオタクしていいっすか??

ハルくんまじでダークホースだった
アントニーにまた出会える奇跡に感謝

4.春愛桜じゃなく


この記録のタイトルにしちゃうくらいこの歌が大好きです。こんなこと言うのもアレですが、ここまで調子が良くなかったイチャン、練習生期間も短く実力も足りなかったダウル、家以来なかなか芽が出ないドハというなんとも…心配なメンツがお送りしたこのステージは、この3人だったからできたステージだと、本当にいい意味で裏切られました。こんなに大好きなステージになるなんて思ってもいません。イチャンの透き通るような高音と、ダウルの優しい歌声と、特技だったドハの低音ラップはこの歌との相性があまりにも良くて。まるでボイプラが運んできた春なんだなと。春じゃなく、愛じゃなく、桜じゃなく、あんたらが一番だったよ。

うれしい!たのしい!だいすき!

5.깡


今上がっているGANG関係の動画全部見た。ってくらい깡が大好きです。前段でもお話ししましたがこのスンファンにほんとに目を奪われました。舞台における憑依したような表現力、押し出されてこの歌を演じることになった彼ら(ジェンユーは自らこの曲を選びましたが)下剋上とも言えるそのメッセージ性の強いラップとダンスはこの番組で一番カッコよかったです。韓国リスチーム永遠に一番だよ。偽装腹筋に全部持っていかれた感半端ないですが、負けず嫌いの彼らのステージ最高です。誰もこのステージができないと臆病者に溢れていたあの場所でこのステージを持って戦った彼らの勇姿、韓国リスなんて可愛い名前には似つかないような殺気溢れる舞台、はあ、あのステージが恋しいです。
俺は倒れるまで君のために踊るよ、この言葉を信じてスンファンペン、これからの彼を待ち続けます。


내 모든것, 나의 전부.

6.super chager


ハルト19歳よくやった!!!!!!!たった一人残って去っていったみんなの思いを抱えてやっとの思いでかき集めた仲間とともに作り上げたステージは涙なしには見れません。どうしても放送中に見たくて放送前に上がっていたコンテンツは一つも見ずにみたこのステージはあまりにも偉大で、彼らの努力と涙の結晶で尊い作品でした。どう頑張っても時間は等しくて、足りなくて足りなくて年もいかない彼らは寝る間も惜しんでこのステージに全力をかけんだと思うと健気で必死に作ったこのステージを言葉で表すのは難しいです。ただ私にはこのステージを見て消化することしかできないこのオタクの立場がこれほど惜しく思ったことはありません。今すぐハルトを、スパチャチームを抱きしめさせてくれ!!!齢15歳の少年のラップ、回を重ねるごとに上達していて単純に驚かされました。タクト、どんどんのびる。

王子浩(おうじ ひろし)ありがとう

本当に全部のステージが尊くて素晴らしい作品でした。練習生たちの血と涙と汗で出来上がったこのボイプラに頭が上がりません。最高のステージをありがとう、いつかまた見返して涙を流したいね。

雰囲気がA.I.Mぐらいやばかったけど
イドンゴンの最後をかざった素敵なステージでした


ルイ、魔性の男


チェチェボボ、幸せになって

お前ら、光になったんだな

ファイナルメンバー、ありがとうね


ファイナルのステージはあまりにも綺麗で完成されたアイドルのステージでした。どちらの曲もデビューしたアイドルと張り合えるくらい上手でまさにこれまでの集大成と言わんばかりのものでした。時折見える練習生たちの不安げな表情が私たちオタクを狂わせます。最後までドキドキしっぱなしでした。(尺が足りなかったのかユジンを秒速で発表したのはちょっと残念でした)
ステージを上がる練習生と、それを見送る練習生この対比が辛くて、綺麗で。待ってるからね、と下にいる子たちに声をかけて上がっていく彼らを見るとあぁ、光になっていくんだなと感じました。
結果として9人がデビューして、これからこの大戦場で戦っていくわけですが。今年は特に男の子グループの戦いと言われています。負けないように、負けん気の強い彼らなら心配いらないと思いますが、頑張って欲しいです。

サバイバルオーディション番組は面白いけど、見るたびにグロテスクだなと思います。実力はあっても分量がないせいで落ちていく練習生たちを見ると、同じ時間を過ごしていたはずなのにと酷に感じてしまいます。
私たち視聴者は番組の見えるとことしかわからないからこそ本人たちがどれだけ悩み、苦悩していたか想像することしかできないのが苦しいです。だけど、だけど、この番組にどうしようもなく惹かれてしまうんですね。ファン同士が必死になって投票を促すのも、本人たちが喧嘩する姿を守るのも、涙を流しながら練習するのも、先生が怒っているところを見るのも、全部楽しくて。2月からの3ヶ月間生きがいになってました。本命の推しのコンテンツも後回しにしちゃうくらい必死になった3ヶ月でした。
ありがとうボイプラ、よろしくねゼベワン。どうか、2.5年間影から見守らせね。


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