ジェリーファントム⑤映画版オペラ座の怪人感想
第5回早くもやって参りました。
前回は皆様もお好きなMasqueradeの回までをお送りしました。華やかな舞台の裏に隠されたファントムの苦悩や焦りが垣間見えた場所でしたね…🎭
自分以外の誰もが仮面を付けているMasqueradeに参加するファントムの心境を考えるだけで苦しくなるファントム過激派の自分としては、好きなシーンでもあり、苦しくもなる難しい場面です🥀(小説ファントムを読んでいる方には何となく伝わる箇所かな…と思います。この場面で私が感じるのは、一般的な感覚を養う機会が幼少の頃から無かったファントムにとって周りと同じ境遇になる、という感覚がない人生を送っている訳です。そんな彼が、皆が自分と同じように仮面を付けているのに、仮面の事で苦しまず他の誰かと楽しそうに踊っている…という状況が自分との違いを浮き彫りにし、更にファントムを苦しめるのでは…と感じている次第です)
真面目な書き出しからスタートしましたが、今回もファントムことエリックに狂っている私がお届けします🥀最後までお付き合い頂けたら嬉しいです🌹
エリックは小説版でも映画版でも、その仮面に隠された顔を見世物にされ辛い過去を背負っています。
他の映画などでもチラホラ出ますが、昔は特異な容姿(巨人症や小人症、皮膚が異常に伸びる、アルビノ等の見た目が異なる人達)の人々は見世物にされることが普通に行われていましたが、そこまで大昔じゃないのが恐ろしいですね…。
そんな時代に生まれたエリック(ファントム)も小説版では家を出た先で身柄をある一団に確保され見世物にされます。映画版では詳細は語られませんでしたが、同じような経緯かも知れませんね。見世物にされていた年齢は大体同じ頃のように見受けられます。
そして現在の話へと戻りますが、こんなに少ない映像でも過酷な彼の幼少期が想像出来ます…😭
この後、クリスティーヌが父の墓参りへ行くのですが、ラウルがクリスティーヌの部屋の前で椅子に座りながら警護している所も愛…クリスティーヌはそんなラウルを置いてひとりで出て行くが…(いいの?)
これはXでもポストしましたが、クリスティーヌが父の墓参りに行く支度をして、出掛けようとした所で見つける赤い薔薇。5本置かれている薔薇の花言葉は「あなたに出会えた事の心からの喜び」🥀
しかし黒に近い赤を混ぜてるあたり、黒い薔薇の花言葉である「あなたはあくまで私のもの」「決して滅びることのない愛、永遠の愛」を含ませている様に感じる...ファントムならやりそう…🥀
ファントム優勢の時はパイプオルガンが表に出ている曲調になり、ラウルが優勢に変わるとオーケストラが全面に出てくる所も最高に良い演出ですよね✨
過去最高にコマ送りな上に文章まで長い!
書いてる本人も驚いています……めちゃくちゃ書いてる…。①と比べたら倍以上👀(笑)映画を観てきた直後は筆が乗りますね…(9回目を観てきました🌹✨10回目も行く予定です🌹✨🥀✨🕯✨🎭)
ここまで書いてきましたが、遂に次でラストになりそうです!ジェリーファントムを語るnote…書いてる自分でも驚く位に好きな所が多すぎました…。
次回ドン・ファン~EDまでになります。
皆様最後までどうぞよろしくお願いいたします…🥀
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?