シアトル1日目
前回の記事はこちら↓
今まで海外はANAかJALの直行便でしか行ったことがなかった。
今回初めて外国の航空会社(DELTA航空)のLAトランジットというルートで行った。まずは羽田からLAへ。機内ではいつものようにオースターの小説を読み、このブログを書いたり、シアトルのお店を調べたりして過ごす。
映画を少しだけ見たくらいで、モニターはあまり使わなかった。機内食はまぁまぁの味。驚いたのは男性の客室乗務員が多いこと。僕にも全部英語でコミュニケーション。ビールを3本ほど飲み、隣に誰もいなかったので真横になって寝てみたら腰がものすごく痛くなった。
10時間ほどでLA空港に到着。
降りた時点でまず空港のシャープなデザインがカッコよくテンションが上がる。auの国際ローミングが使えることを確認しながら入国審査の長い列に並び30分ほどで難なく入国。「なんのライブを見に来たんだ?」としつこく聞かれたが、プリントアウトしておいたチケットを見てすぐ納得してくれたぽい。ちなみにゲートの番号が51だったのは何かの必然なのか。後ろのおじさんはBABYMETALのキャップをかぶっていて、日本からアメリカツアーを追っかけてきているようだった。
広いLA空港にかなり迷いながらシアトル行きの搭乗口を目指す。やっとのことで搭乗口につくと、ここから先は日本人なんていないことがわかった。
飛行機が30分前に到着し、真ん中が通路で両サイドに座席が3つあるデルタの小さめの飛行機に乗り込む。アメリカ人って僕でさえ狭いのにあんなに体が縦にも横にもでかくてあの小さいシートでよく我慢できるなと思っていたら案の定、隣は推定150kgくらいありそうな夫妻・・。
窓際の席に押し込められここで2時間かと溜息がでる。。
ただでさえ狭い空間が苦手なので、ケイティペリーのような客室乗務員に水を頼み救心錠剤を飲んでアンビエントな音楽を聴きながら静かに目を閉じ
る。
飛行機は雲の上を飛ばなかったのでベニスビーチやオレンジカウンティなど、空の上からカルフォルニア、西海岸の街を眺めていると薬が効いたのかすぐに寝てしまった。30分ほどで目覚めた後もアメリカの広大な地層や山々、地図を見ながらあそこがヨセミテ公園か、サンノゼかなど、いつか行ってみたいと思っている場所の方向を見ているうちにシアトルに着いた。
シアトル空港に降り立つとすぐにスターバックスがお出迎え。早速SUB POPのショップに向かった。グッズが多くデザインもどれも可愛い。ポスタルサーヴィスとデスキャブのコーナーももちろんあった。とりあえず欲しかったキャップといくつかのポストカードを買い、いつか市橋織江さんの写真で見た天井までガラス張りのロビーで少し休憩した西海岸の日差しが降り注ぎとても綺麗で、この空港の居心地の良さを感じた。
そうしているうちに1時間も経ってしまったので、そろそろ宿に向かおうと市内へ向かうリンクライトレールに乗れる出口を探したがどこにも見当たらなかった。Google mapを見ながらウロウロしていると、1つ階段を下って上ると駐車場の中からリンクライトレールの駅に行けることがわかった。
券売機で3ドルでチケットを買い、購入後には画面に「START OVER」と表示されるのに少し上がりながら、宿のあるウエストレイクを目指した。
学校帰りのティーンのファッションを眺めていたり車窓からマリナーズの本拠地イー・モバイルパークやシアトルスペースニードルが段々と見えていくうちに自然と気持ちが高揚してくる。それはすごい特別な瞬間である。
初めて降り立つ駅は右も左もわからないので、絶対に道を間違えてしまう。ウエストレイクの駅はデパート的なものが多くあるエリアで迷いながらホテルマックスに到着。
真っ黒で統一されたロビーやオブジェとして積まれたドラムがかなりクールなホテルは音楽の匂いがする。カートコバーンからインスピレーションを受けたホテルなのだろうか。めちゃくちゃ早口で何を言ってるかわからない説明を受けて、紙を渡されそれを翻訳アプリで読み込む。
荷物を置いて一回風呂に入り、このままだと寝てしまうので、ディナーを食べにパイクプレイスマーケットに向かう。
金曜日の夜だけあり、ウーハーをガンガンに効かせた車高激低アメ車が爆音で音楽をかけて集まっている。
かなり坂が多いので歩くのに苦労しそうだ。
pike beerパブでハンバーガーとIPAを飲み、泥のように眠った。