見出し画像

世知辛いお金の話

こんにちはSHGです。

先日noteで交流させていただいてる漫画家さんとお金とアシスタントの話になり、最近そのことについて考える時間が多かったので書いていきます。

漫画家というと夢の印税生活のように華やかなイメージがありますが、僕のようなド新人は結構カツカツな生活をしています。
近頃は散財の記事ばかり書いていたので説得力ないですが…笑
paidy(分割手数料無料のお支払いサービス)などフル活用してやりくりしてます。

漫画家の主な収入は原稿料と単行本の印税の二つ。
サラリーマンで言うところの原稿料は月給で、印税はボーナスです。
売上が良ければボーナスが増えますが、生活を支えているのは原稿料です。

この原稿料は全額手元に残るのではなく、ここから税金や年金など払うことになり、さらにある程度しっかりした絵を描く作品の場合アシスタントを雇う費用もここから捻出します。

人の手を借りるということで、例えば時給1300円で8時間、月7日入ってもらうと8万弱と結構な支出になります。
ごりごりに背景を描きこんでる作家さんの場合は原稿料では赤字となり、印税で補填する人もいるほど。

もちろん自分で背景を描けば節約できるのですが、そうすると休みはないうえ睡眠時間も削ることになり、消耗していくばかりです。
僕の場合は原稿料の3/1を上限に必要経費に割り当てているのですが、ページ数が少ない月だと手元に残るお金はわずかです。
フルタイムでアルバイトした方がいいくらい…笑

しかし時間を増やすことにお金を使うと最も幸福度が上がると言いますし、ゆとりを持って仕事ができるように経費は使うようにしています。

もっとお金欲しいなと思いつつ、好きなことでお金が稼げて、嫌な人間関係もないので幸福極まりないです。
会社員の友人の愚痴なんか聞いてるとつくづくそう思います。

そんなわけで、スーパーマーケットシュミレーターというゲームの実況を見ながら、経費の使い方って難しいなぁと考えていた今日この頃でした。

読んでいただきありがとうございました。

SHG



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?