20240306
どうやら年内に弟が結婚しそうらしい。ほぼ確定とのこと。もうかれこれ20年くらい自他ともに認めるブラコンとして生きてきたので、かなり衝撃を受けた。しかも仕事の都合で夏頃には県外に引っ越すことが仮確定しているらしい。ダブルパンチ。姉のHPは一気に点滅した。
別に弟と同居してるわけでも無いし、毎月のように会ってるわけでもないし、マメに連絡を取り合っているわけでもないけど県外に行ってしまうのがなんだかとってもさみしい。2年くらいで帰ってくると思うよ、とのことだが、あの無精者のことだから盆も年始も帰ってこないだろうし、こちらから行かない限り丸2年は会わないんだろうなあと思うと本当にさみしい。
ただ、弟の結婚については本当に素直に喜ばしいことだと思う。わたしの代わりに両親と祖母たちに晴れ姿を見せてあげてほしい。
4つも上のわたしが彼氏なし独身アラサーであることを後ろめたく恥ずかしく感じる気持ちがまたふつふつと湧いてきたけれども、多分またそのうち落ち着くと思う。普段の日常生活では
そのことについて後ろめたく感じたり、恥ずかしく感じたり、焦ったりすることがほとんどなくなって独り身万歳の気持ちなのでこれは一時的なものだと思ってじっとやり過ごそうと思う。
人の結婚式に参列すると「いいな〜!」の気持ちになるけど、じゃあ結婚に向けて頑張ってみる?と思うと「結婚のメリットってなに?夫という存在と一緒に暮らすメリットってある?わたしにとっては煩わしいものではないか?自分の生活にこれ以上負荷をかけてどうする?」みたいなことが頭を駆け巡る。好きな人と暮らすと生活に色がつく!みたいなの、一人でいても色はついていますが、、?と思ってしまっている時点で心がささくれている。
そもそも「好きな人」がいない時期が長すぎて「好きな人」がいるとどう生活が潤うのかがピンとこない。学生時は時間にめちゃくちゃ余裕があったので「好きな人」がいる生活はかなり楽しかったしいろんなもので満ちていたけど、社会人になったらあの頃のように気持ちや脳みそや時間を自分以外の誰かに割くような余裕がない。自分で自分のご機嫌をとるので精一杯なのに、それに合わせて四六時中「好きな人」のことにも注力するような余裕がない。
そんなもん注力しなきゃいいんだよ!大人なんだからお互いに自立した上で支え合えば負担なんてない!みたいなご意見もわかるんだけど、わたしの性格的に、相手に注力したい!と思えないような人と時間を共有するメリットなくね?会いたくね〜、一人で過ごしてえ〜となることは確実なので、「注力したい!!でも時間も気持ちも余裕も足りない!!!自分の思うように振る舞えない!つらい!しんどい!!!こんなままならない自分のことなんて大嫌い!」ぐらい感情が動く相手以外とは結婚はおろか手もつなげないだろう。目に見えている。
本当にびっくりするくらいここから結婚できるビジョンが浮かばない。
先日友人とわたしが結婚するには大学時代に巻き戻ってメンタルを整え、メンヘラ化せずに当時の彼氏の手綱をうまく握り、大学を留年させないように見届け、さっさと結婚する道しかなかったな〜という話をした。本当にその通りな気がする。
人を好きになるというスキルが空っぽになってしまった。どこかに落ちていないだろうか。「好きな人」がいると楽しい気持ちはちゃんと覚えているのに。いまだに夢ではしあわせな夢をみる。あの頃ってなんだかほんとうに満たされていたのね、よかったね、と思う。わたしもたまには誰かと手を繋いで眠りたいよ。