20240116
消しゴムハンコ作りに使っているアートナイフの替刃を買った。文房具屋さんでどれも一緒だろうと思って適当に買ったらメーカー違いに加えてサイズ違いで使えなかった。よく見る黄色のアートナイフとわたしの持ってる黒いアートナイフはただの色違いだと思っていたけどどうやらメーカーが違ったようだった。これは高校生の時におじいちゃんにもらった。なんでもらうに至ったのかは忘れてしまったけど、おじいちゃんの使っている道具をもらえたのがすごく嬉しかったのを覚えている。
おじいちゃんは美術を教えていた人で、家にはたくさんの画材と道具がいろんなサイズで揃っていて、おじいちゃんに聞けば何でも出てくるのが子供心に嬉しくて楽しかった。もっといろんな話を聞いていろんな技術を学んでおけばよかったと思う。
引っ越してから近くのツタヤが潰れて途方に暮れていたが、車で15分くらいのところのゲオでもコミックレンタルをしていることを知った。10冊で660円。ありがたい。久しぶりに漫画を沢山借りた。17冊。品揃えは多くはないけどこれからの繁忙期の心の荒れを治めるには十分だと思う。疲れている時は何かをしていないとネガティブなことを考えてしまうから、フィクションの中にどっぷり浸かるのは精神衛生かなりいい。夢見がちとか現実見えてないと言われたらそれまでなんだけど、とにかく死ねないまま生きていくしかないんだからこうやって1日1日をやり過ごすしかない。フィクションの中でもやっぱり1番漫画が好き。次は読書。次が映画。最後にドラマ。他にもなにかあるだろうか。ボイスドラマ?落語?できるかぎり選択肢は沢山持っていたい。
小学校からの付き合いの友人と何気ないラインをしていたら唐突に「家を建てることになった」と報告されて年明けから続くメンタル不調にさらに拍車がかかった。家を建てるってスケールが大きすぎてなにもわからない。自分がそれをやる想像をして、問題の山積み感というか考えたり決めなきゃいけない項目の量に発狂しそうになった。土地を選んで買うところから始めるらしい。自分が当事者だとしたら嫌すぎる。後戻りできない大事な選択を完成するまでし続けなきゃいけないなんて、、。友人のことを本当に尊敬する。大人だ。責任のある大人だ。えらい。応援する。わたしには応援しかできないけど話を聞いて、ついでに来ない未来の参考にさせてもらおう。周りのみんなのことが眩しくてしょうがない。わたしはじっと一人の狭い部屋の布団の中で自分の世界を大事にしながら見守っているよ。まぶしいよ。みんなしあわせでいてくれ。
わたしはすぐ人の話を聞いて自分に置き換えて自分だったらどう思うかどうするかを頭の中でワ〜〜〜ッとシミュレーションして疲れたり落ち込んだり嫌にはなったりするやつをすぐやってしまう。不毛。一個もわたしの話じゃないのにね。