『10年以内にAKBを倒したい。』
やっと”自分の本当にやりたいこと”に答えが出た。
「つまんなかった過去」を変えたいんだ。
僕は高校卒業後1年半の引きこもりをしていた。
高校もほぼ行ってなかったので家で1人で過ごすことが多かった。
力を持たない人にとって「逃げる」しか選択肢がなかったりする。
未成年というのもあって高校時代の僕じゃ出来ることも限られていたし、
何より高校という組織の中ではそこのルールが全てだ。
だから逆らっても勝ち目がない。
逃げるという選択肢をとったのは正解だったと思う。
ひたすら面白いものを探して暇を作ったのも正解だったと思う。
それが全部繋がって”今”ができてるから。
そしてやっと20歳になった。
自分がやりたいことを改めて考えた。
過去の自分(未来の子供)が楽しめる世の中を作りたい。
めちゃくちゃ何度も考えてやっと出た答えです。
僕が世の中面白くないと感じたのは2つあって、
・「常識」に従っている。
・「娯楽」が作り込まれている。
常識に関してはお馴染みの、
「みんながそうしてるから」とか
「常識的に考えて今のはこうするべきだ。」
みたいな先人達に作り込まれた1択の道のことです。
高校卒業後は大学に行き、就職する。
みたいな道のことです。
「娯楽」に関しても結構日本人らしい鉄板のルートやオチのようなものが存在している気がする。
カンペや定石みたいなやつ。
僕は漫画が好きなのでよく見るんですが、
「弱小校が強豪校に勝つ。」
みたいなストーリーが溢れています。
僕自身結構そういうのも好きです。
でもリアリティがあんまりないなって思っちゃうのも事実。
だったらそれをノンフィクションでやってみたらどうだろう。
僕自身が”弱い者”の象徴として、
強い者に勝ったら面白いコンテンツが出来るんじゃないか。
そのターゲットが、『秋元康』
そして、『AKB48』
もし無名の何のスキルもない若者が新時代のアイドルグループを作ったらどうなるのか。
曲も作れない。
デザインも作れない。
メディアとのパイプもない。
女の子にも慣れてない。
人と話すのも苦手。
自分に自信もない。
それくらい適性がない自分だからこそ、面白い。
こんだけ無能な自分だからこそ、それを達成した時に
「俺でも(私でも)出来るんじゃないか!?」
と勇気を与える存在にもなれていると思う。
そして『常識』に関しても、
アイドル事業をやるにつれて
・「アイドルオタク」というのを職業化。
・年齢制限に引っ掛かってアイドルを目指すことすらできない人。
・自己アピールなどが下手だけど人間性や後天的な努力が出来る人。
そういう今までのアイドル業界にはなかった新しい価値観も持ち込んでいきたいなって思ってるし、
僕は「未成年」が理由で結構やりたいことがやれない苦しい思いをしたので、
「年齢」という考え方も一回崩してみたい。
日本社会に溢れている
「見えないルール」や「常識」
に対して新しい世界を作ってみたい。
僕は結構「人」というものが好きなので、
もっと人間の感情や価値観が変わってく瞬間がみてみたいです。
親や教師など、周りの大人がつまらないと子供は”詰み”の状態になる。
僕みたいにその常識に長く滞在して染まっちゃうのが怖いと思った人にとっては「逃げる」以外の選択肢がないのが辛い。
完璧が求められる社会。
異常に自殺率の高い社会。
そんなつまんない社会に、
目先の「100点のテスト」よりも面白いことが世の中に広がっているってことを表現したい。
僕の大好きな漫画の『ONE PIECE』の連載があと10年くらいは続くとの噂があるので、
ルフィが海賊王になるまでには先に僕がAKBを倒したい。