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シャーロック役はカンバーバッチ一択だった!?:キャスティングの舞台裏
こちらの記事ではBBC版シャーロックの主要キャストに関するトリビア的な雑学をまとめました。
実際に身近にいたらウザくてしょうがないであろうシャーロックを見るためのドラマ、と言っても過言ではないほど主人公シャーロックのキャラクターが際立っていますが、脇役もなかなかにキャラが立っています。
ちなみに僕個人的にはシリアスで男前なレストレードとシャーロックの兄マイクロフトがカッコいいと思います^^;。
より詳細な解説を知りたい方は上記の↑動画をご視聴下さい^^。
初めからシャーロック役はベネディクト・カンバーバッチで決まっていた。
2007年公開映画「つぐない」にてベネディクトカンバーバッチの演技が高い評価を受け、シャーロック役に抜擢されました。
傲慢でコミュ障で女性が苦手なシャーロックは原作のホームズとはややかけ離れているかもしれませんが、それだけ非凡なキャラクターを作り上げることが出来たからこそ、こちらのドラマシリーズが大成功したと考えられます。
キャスティングでは共同制作者のマーク・ギャティスはインタビューで、シャーロック役にはベネディクト・カンバーバッチしか考えていなかったと語りました。
ただ主演は決まってもカンバーバッチ版シャーロックと相性の良いワトソン役の俳優のキャスティングが難航したとのことです。
賢くて有能なワトソン役。
ホームズの相棒のワトソンは無能な人物のようなイメージを持たれることがありますが、頭脳明晰なホームズがわざわざ無能な人物を相棒として選ぶはずがありません。
そのため、賢くて有能なワトソン役にぴったりな俳優が必要でした。
最終的にはマーティンフリーマンがワトソン役に抜擢されています。
モリアーティの登場シーンを増やした理由。
アンドリュー・スコットは「The Great Game」でジム・モリアーティとして初登場しました。
原作では最強の強敵のような扱いのモリアーティですが、BBC版シャーロックにはそこまで多くモリアーティを登場させる予定はありませんでした。
しかし、モリアーティ役を決めるオーディション時のアンドリュースコットを見て感銘を受け、モリアーティとシャーロックの対決の尺を大きく増やしたとのことです。
コミカルではなく、シリアスなレストレード警部
レストレード警部役としてルパート・グレイブスが選ばれました。
当初「Inspector Lestrade」と呼ばれていましたが、現代のイギリスではそぐわないとして「Detective Inspector」という呼び名に変更されています。
レストレード警部役をもう少しコミカルな人物にするという案もありましたが、より厳粛なイメージを持つルパート・グレイブスが抜擢されました。
ワトソンの奥さん役は実生活でも恋人同士・・だった
ワトソン役のマーティン・フリーマンとその奥さん役のアマンダアビントンは16年間交際していました。
アマンダ・アビントンは当時マーティンフリーマンのパートナーであり、ワトソンのガールフレンドであり後に妻となるメアリー・モースタン役を演じました。
マーティンとアマンダは結婚はしていないものの、2人の子供がいます。
だけどシャーロックのシーズン4制作中ぐらいの時期に破局しました。
オシドリカップルとして知られ、シャーロックの新エピソードが放映されるとマーティンとアマンダの自宅にてスタッフ全員で視聴会をしていたほどだったのに切ないですね(T-T。
シャーロックの両親役はカンバーバッチの実の両親
シャーロックの第3シリーズでは、カンバーバッチの実際の両親であるワンダ・ヴェンサムとティモシー・カールトンが、シャーロックとマイクロフトの両親役としてキャストに加わりました。
人間的には多分に難アリなシャーロックの両親にしてはずいぶんまともな人物達として描かれています^^;。