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突如湧き出たジュエリー熱

きっかけは、インスタ

 小さい子もいるし、今はおしゃれってあんまり楽しめないなぁ。それより、美味しいものを食べたい!レジャーを楽しみたい!キッチンツールがほしい!
 子供が産まれてからのこの数年、私の考えはこんな感じだった。育休から復職後、育児と仕事の両立で精一杯だった。そんな私の癒やしは、間違いなくインスタだった。生活ハック、育児ハック、皆様のキラキラ生活、様々な情報を垣間見ることができるSNS。有益な情報を仕入れつつ、現実逃避もできるインスタは、この上ない娯楽である。
 そんななかある日、オススメ投稿でハイブランドジュエリーを収集してる方の投稿をみつけ、遡ってその方の記事を見ているうちに、ジュエリー熱が高まった自分がいた。

おしゃれ生活から引退してたアラフォーが直面する、あの頃とのギャップ。


 思えば、おしゃれに関することでここまでハマるのは久しぶり。最近は子連れショッピングがゆえに、自分のおしゃれなんか後回しだった。そういえば産前は、お洋服をとっかえひっかえし、アクセサリーまで買ってたなぁ。まだアクセサリー、家にあるんじゃない?
 よし、じゃあ、まずはあの頃のものを引っ張りだしてみるか!と、20代〜30代前半に集めていたアクセサリーを総動員し、つけてみた。すると、違和感しか感じない。一粒ダイヤのネックレスって鉄板じゃないの?ベビーパールのネックレスだってあんなに毎日つけていたのに?一体どうした、自分??
 加齢により、私の体型は「The 中肉中背」のお手本とも言えるべきほど変化していたのが原因である。若かりし頃に比べて、贅肉を蓄えてたくましくなった首周りに、華奢なネックレスをつけると、おしゃれさんどころか、チグハグ感満載なアラフォーの出来上がりである。20代の頃につけてた印象と大分異なるわけである。
 「アクセサリーはオシャレを格上げするもの」なんじゃなかったのか?!この格言は万人に通用するのではなかったのか?私は混乱した。こうして、かつて愛用していたアクセサリーは粗方使えなくなってしまった。生き残ったのは、結婚指輪、大ぶりな一連パールネックレス、あとは母や祖母から譲り受けたわずかなジュエリーのみ。3,000円以下で買ったプチプラアクセサリー勢は、錆びたりなんだりして、使えなくなってた。そして生き残った中でさらに、今の洋服に合うものといったら、あ、れ??どうしたことか、ほとんどないのである。

ないなら、買えばいいじゃない(マリーアントワネット風)

 かくして、私のジュエリー探しが始まった。歳も歳だし、プチプラアクセサリーをたくさん集めるのではなく、良い物を少しだけ身につけたい。ただ、ジュエリーは高価なものだから、プチプラアクセサリー以上に失敗したくない。もちろん、経験値を積まないことには、より良い成果が出せないことは十も承知しているが、一般庶民である以上、財源にゆとりがあるわけではないから、ここは慎重にならざるを得ない。そのため、まずは徹底的に欲しいものを自己分析することにした。(次回に続く)


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