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ジュエリーに何を求めるのか?
目指す姿は?
手持ちのアクセサリーにことごとく愛想を尽かされた私。20代の頃のようなハリやツヤはなくなったものの、アラフォーとなった今、あの頃にはなかった審美眼、経験値、分析力が新たに私には備えている。
そこで、脱チグハグ感満載アラフォーを目指すべく、まずはジュエリーに対して、自分はどういうことを求めるのか整理してみた。
<私がジュエリーに対して求めること>
こなれ感
自信
ときめき
ジュエリーといえば、あの人
1.こなれ感
私が、街行く人のファッションを見て「はっ!」とするときの共通点、それは絶妙なこなれ感である。しかも、大体自分より20年近く歳上のマダムを見て、「あぁ、この人の装い素敵だな」と思うのだ。そういう方々は、特段流行りのお洋服や、奇抜なお洋服を着ているわけではない。むしろ、白ニットとデニムぐらい、定番かつシンプルなことが多い。それでも、ちょっとした小物使いがとても上手で、思わず目を奪われてしまうのである。自分の長所と短所をよく理解したうえで、ながーく使っているであろうジュエリーをさりげなくつけているマダムに、いつか自分も仲間入りしたいのである。
2.自信
「おしゃれなお洋服を買いに行くには、素敵なファッションブランドのお洋服をきて、お店の人に相手してもらうようにせねば!」と、いつの日か思わなくなってしまった。それでも何の見栄だろうか、おしゃれなセレクトショップに、「あ、これユニクロ!」と誰もがわかるようなお洋服では行きたくないな、と思ってしまう。
でもある日、コットンパールのイヤリングと指輪をちょちょいと重ね付けして、ユニクロシャツとボトムスでショッピングに出かけたことがあった。それでも「今日はワタクシ、ユニクロファッションですけど、アクセサリーで決めてますわよ」的な気持ちで、自信を持ってお店の店員さんと無事やりとりできたのである。自分にパッチリハマる物があれば、それは自信に繋がることを強く実感したのだった。
3.ときめき
祖母から譲り受けた指輪も、眠らせておくのはもったいないと思い、あるとき在宅勤務中につけてみた。それまではこんなボリューミーな指輪、外にしていくほうが気恥ずかしい、と思い中々つけられなかった。
でも、家なら誰に咎められることもない。そうしてパソコンをカタカタと打っていると、ふとした瞬間に、サファイアの煌めきが目に入り、トキメクのである。ちょっとリフレッシュしたいな、と思ったときに持ってこいなトキメキなのだ。お店でネイルをしてもらった爪をふと見た時の、あの感覚と同じである。ズボラな私には、定期的なメンテナンスが必要なネイルを続けることはできなかった。しかし、指輪なら炊事のときには外せて衛生的だし、一生物をゲットした暁には、コスパは圧倒的に指輪のほうがよいのではなかろうか。
4.ジュエリーと言えばあの人
私の祖母はジュエリー好きで、当時幼稚園児だった私に祖母のジュエリーコレクションをよく見せてくれた。とっておきのジュエリーは、ジュエリーボックスではなく、靴下の中に箱ごといれて、ベッド下に隠して昭和的な泥棒対策をしていた祖母。幾つになってもジュエリー好きは変わらず、80歳近くなり、お買い物にすらほとんど行かなくなっても「私の三種の神器は、ネックレス、指輪、腕時計よ。ゴールドとシルバーのパターン両方を揃えているの。」と毎日おうちでも身につけていた。これを聞いたときには、そんな神器あるんかい、と笑ってしまったことを今でも覚えている。
でも、こういうエピソードがあると、皆の記憶に残る。そしてこの歳になって、ジュエリー探しを始めた私も、祖母のように、自分にとっての三種の神器を求めるようになったのである。