4.『龍三と七人の子分たち』出演秘話(1)メルマガ《ウィークリーシェパード》No.4
《ウィークリーシェパード》No.4
どうも、シェパード太郎です。
さて、前回の動画編集の話のオチは・・・というか、YouTubeは見てくれたでしょうか?
たぶん、YouTubeを見てくれたらオチはわかると思いますが、今回から見事・・・とまでは言わないまでにも、なんとか上手くやっております!
またそのことはしっかりと書かせていただきますので、YouTubeを楽しんで頂きながらお待ちくださると幸いです。
さて、そんなわけで、今週は何を書こうかと思いましたところ、このようなものを書こうと思いました。
※ちなみに、今回はポップでフランクなボリューミー・エピソードコラムです!是非。
━ 『龍三と七人の子分たち』出演秘話 ━
実は僕、たけしさんの映画に唯一、一本だけ出演していまして。
今回は、その時のことを書かせていただきたいと思います。
『龍三と七人の子分たち』という映画をご存知でしょうか?
殿の作品で唯一、僕はその映画に出演させて頂いていまして。
ご存知じゃない人が多いとは思いますが、僕、あの作品に出演しているんです!
と、すみません、その当時を思い出して熱くなってしまいましたが、今回はその時のことを書かせてください。
あれは、付き人四年目ぐらいの時、この映画の出演がなかったらもう出演することは一生ないだろうなと諦めていると、殿からこんなことを言われました。
「おいシェパード、今回の映画に出てみるか?」
出てみるか、と言われましても、僕に言えるのはYESやNOなんてなく、ただただ一言でした。
「ありがとうございます!はい、出たいです!」
いや、「出たい」などではなく「なんとしてでも出たい」と思った僕は、その日からいつも以上に殿に役者アピールをし始めました。
お酒を注ぐ時も表情を決め込み、何もない時には難しい顔をしてみる。
どこか寂しげに遠くを眺めたりしながら数日間・・・
「おい、シェパード、おい聞いてんのかよ!」
と、遠くを見つめすぎて付き人仕事に思いっきり支障は出たりしましたが、それでも、この時の僕にとって一番大事なのは作品に出れるかどうかでした。
そして、難しげな表情で数日間過ごしていると・・・撮影の1週間前、いきなりマネージャーさんから一枚の用紙を手渡されました。
その用紙は台本のコピーらしく、一枚限りではありましたがそこには僕の役名が書かれてありました。
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