地球の学びブログ 襟黒鯵刺
エリグロアジサシ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
分類
界:動物界 Animalia
門:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
綱:鳥綱 Aves
目:チドリ目 Charadriiformes
亜目:カモメ亜目 Lari
科:カモメ科 Laridae
属:アジサシ属 Sterna
種:エリグロアジサシ
S. sumatrana学名Sterna sumatrana
Raffles, 1822和名エリグロアジサシ英名Black-naped tern
エリグロアジサシ(襟黒鯵刺、Sterna sumatrana)は、チドリ目カモメ科(アジサシ科とする説もあり)アジサシ属に分類される鳥類。
分布
インド洋、太平洋南西部、東南アジアの島々、オーストラリア北部で繁殖する。非繁殖期は周辺海域に広く分布する
日本では夏季に奄美大島以南の南西諸島に繁殖のため飛来する(夏鳥)。日本本土でも、迷行したものが稀に記録される。
形態
全長約30cm。全身は白い羽毛で覆われる。嘴の基部から眼を通り後頭部へ続く黒い筋模様(過眼線)が入る。左右の過眼線は後頭部で繋がる。
嘴や後肢の色彩は黒い。
生態[編集]
熱帯や亜熱帯域の海洋に生息する。
食性は動物食で、魚類や甲殻類等を食べる。主に海面近くを飛翔し嘴で獲物をつまみ捕食するが、飛翔しながら空中で静止(ホバリング)し空中から急降下し獲物を捕食することもある。
繁殖形態は卵生。大規模ではないものの集団繁殖地(コロニー)を形成する。日本では5-9月に海辺の岩礁や珊瑚礁に、1回に1-2個の卵を産む。雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は約24日。雛は生後28日程で巣立つ。
鳴き声は、「グィ グィ」。
脚注
^ “【鳥類】環境省第4次レッドリスト(2012)<分類群順>” (PDF). 環境省 (2012年8月28日). 2012年9月9日閲覧。
関連項目
三つの言葉
・おかげさま
・もったいない
・ありがとう
野鳥にお陰様でわたしも生きていますよ。
私のような何の役に立たない者が人間に生まれて、もったいない。
親にはありがとうと感謝をします。
みな様ありがとうございます。