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1学期を終えて思う、MBA入試の論文で通過するために押さえるポイント

たくさんの大学で聞かれると思いますが、台湾大学GMBAの入試でも志望動機を聞かれます。

台湾大学GMBAの小論文テーマ(受験当時)
●チーム内で意見の対立があったときどう解決に導いたか?
●なぜMBAを取ろうと思ったか?どうして台湾大学GMBAなのか?
●あなたのキャリアの短期的・長期的なゴールは?

今回は1学期MBAに通った経験に基づいて、小論文はこういうところが重要視されていたんじゃないかという仮説を立ててみようと思います。オフィスの意見ではありませんのでご容赦ください。

①卒業まで通い続けられるか(退学しないか)

学校に来なくなる人や中途退学(ドロップアウト)する人が増えてしまうと、学校としてはフォローの仕事が増えてしまいます。入学の定員数は限られているので、「せっかくなら最後まで学び続けてくれる人に来てほしい」という想いを持って選考していると思います。

志望動機内でGMBAで得たいもの・成し遂げたいものがはっきりしていて、将来の目標とも合致していれば、「この人は最後までやりきってくれるだろう」と思ってもらえるのではないでしょうか。

②他の学生とのコミュニケーションは問題なさそうか

GMBAでは殆ど全てのクラスでグループワークがあります。授業で学べることや達成感を感じられるかどうかの大部分は、グループワークの質にかかっていると言っても過言ではありません。

選考の際には、グループワークで多様な意見が飛び交うように色んな国籍・バックグラウンドの学生を採用するという方針があります。そのため自分と異なる意見・対になる考えがでてくることもあり、しっかり相手とコミュニケーションをとりながらチームの合意を形成できるかが鍵となります。

特に小論文の最初のテーマはこのようなコミュニケーション力を問われているのだと思いました。

③プログラムの価値向上に貢献してくれるか

学校側はプログラム運営のため毎年新たな学生を獲得する必要があります。そのためには商品であるGMBAが魅力的でなければいけません。自分が入学することでプログラムがこんなに良くなります、という貢献意欲・主体性のある学生はAdmissionとしてもぜひ欲しいと思うでしょう。

小論文の中では、「自分がプログラムを活用して何を得たいか」という自分自身に対するメリットと、「自分が参画してコミュニティをこう良くしたい」というプログラム全体に対するメリットの二つの次元に触れるのが良いと個人的には思います。

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