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合格できてもすぐ入学できない、という人にオススメの Admission Deferment制度

私の受験から入学までの流れは以下のとおりでした。
2020年12月・・・出願
2021年2月・・・合格通知受領
2022年9月・・・入学

なぜ出願から入学まで1年9ヶ月かかったのかというと、admission defermentという制度を利用したからです。

■Deferred admissionとは

Deferred admission
入学許可された学生の入学時期を1年間延期することを認める制度。

出典:アゴス・ジャパン

私が出願した2020年12月は、本来であれば2021年9月入学の応募でした。当時は海外で仕事をしていたので、2021年2月に合格通知をもらえたとしても9月までにコロナ禍での引継ぎや休職(または退職)の手続き、台湾渡航の準備を終わらせるのは難しく当時は出願をためらっていました。

そんな時にGMBAのアドミッションオフィスに問い合わせしたところ、台湾大学GMBAには最大1年間のdeferred admission制度があることを知り、出願する決心をしました。

■Deferred admissionの申請はadmissionレターを受け取ってから

2022年2月に合格の連絡を受け、正式なadmission letterを受領したのが2022年5月頃、それからdeferred admissionの申請をしました。

このようなタイトルのA4ワードファイルを提出します。

申請時には、GMBAのAdmission Letterのコピーと最終学歴の成績証明(英文)が必要です。書類提出後、大学からdeferred admissionが承認された旨の通知書と証書が届きます。証書はビザ申請の際に必要になるのでしっかり保管する必要があります。

deferred admission承認通知書のタイトル

■入学までの計画が柔軟に立てられるようになる

最長で1年間入学時期を遅らせることができるので、現在仕事で進行中のプロジェクトがある方でも、受験してプロジェクトを終えてから入学するということが可能になります。合格してから入学するまでの間に後任探しや業務引き継ぎがすぐに終えられない方も余裕を持って入学することができます。

私の場合も合格してDeferred Admissionの承認を得てから、会社へ1年後に留学する旨を伝えましたので、Deferred Admissionを申請しない場合と比べると(忙しかったことは確かですが)比較的余裕を持って引継ぎ業務を終えることができました。

「今の業務が忙しすぎて合格しても半年で渡航するのは無理!」と思っている方も、とりあえず受験してみて合格したらDeferred Admissionを利用し1年かけて引継ぎや渡航準備の計画を立てるのも良いかもしれません。

■Deferred Admissionの情報は探しにくい

私が把握している限り、Deferred Admissionの詳細の情報はGMBAホームページにも書かれていませんでした(間違っていたらすみません)。アドミッションのページに『2023/2024アドミッション』と書いてあったので、アドミン(入試課)に問い合わせしたところ初めてDeferred Admissionの存在をしったような記憶があります。

もし希望する大学のホームページにDeferred Admission制度のことが書いてなかったとしても、ダメ元で問い合わせしてみたら実は制度があった、なんてこともあるかも。もし在学生や卒業生を知っているなら、制度について聞いてみるのもありです。

■一応デメリットもある

Deferred Admissionにも一応デメリットはあります。台湾大学のGMBAでは合格通知を受領した際、場合によっては給付型奨学金のオファーがあります。この奨学金はDeferred Admissionを申請する場合、受け取る資格がなくなるので注意が必要です。

■台湾大学GMBAの2023年度Intakeの応募は2月20日が締切

今年の9月の秋セメスター、または来年の1月の冬セメスターに入学したい場合は今回が最後のチャンスになります。少しでも興味のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

台湾大学GMBAに通う日本人学生が日本語で情報発信していますのでよければ参考にしてみてください(GMBA非公式ですのでご注意ください)。


プロフィール兼目次記事です。


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