合同誌について(いい話ではありません)
こんなことをnoteに残すのイヤだなぁと思ったのだけど、今どの媒体が使えるのかいまいちわからないのでこちらに書かせていただきます。
今回合同誌発行のお知らせが出たと思うのですが、実はこの原稿を書いたのはおよそ一年半前です。それをお伝えしたくこれを書いています。
一年半の間、原稿を預けたまま発行の予定の連絡もなく、こちらから気遣いながら伺う日々に疲れてしまい、もう出ないんだろうなと諦めていた今発行に至るので、それだけをお知らせしたかったので記しています。
経緯
◆相手の方から合同本のお話をいただいたのがたぶん一昨年の年末から去年の年明けあたりだったと思います。
この辺の詳しい日時がわからないのは、やりとりしていたのがもう消されてしまった相手のアカウントだったからです。
特にイベントでの発行はしないつもり、と話していたので私もゆっくりしていました。
ここでしっかり予定を決めていなかったので私にも落ち度は多分にあると思っています。
◆年明けからエアコレで出す予定だった本と6月の別ジャンルイベントの本の原稿に明け暮れているなか、合同誌の原稿も進めていたら連絡が来ました。
「いつ頃原稿できますか?」という内容。
今回の合同誌、私の小説→相手の漫画の順番で話が繋がっている構成なので私の原稿が上がらないと相手も原稿に着手できないので、遅くなっていることを謝りそれから2週間ほどで完成した原稿を送付。これが3月ごろだったと思います。
この辺も正確な日にちがわからないんですが、最終編集履歴からこの辺かなと。いかんせんあまりにも前のことで記憶があまり残ってません。
◆2022エアコレspring(5月)のイベントで出す?と聞いたところ、まだ出さないよ~との返事。
この頃相手の仕事がかなり忙しいツイートをされていたので、まだ原稿出来ないかなと納得していました。
私自身リアルイベントの原稿でいっぱいいっぱいだったし、ここでそれほど気にしていなかったのがよくなかったなと思います。
◆ようやく落ち着いてきた夏頃、たまたま通話で一緒になった際にどうなってる?と軽く聞くと、描いてる描いてる!との返事。まぁ私も忙しくて確認出来ていなかったし、相手は筆が早いことを公言してる方だし、事実そうなのでまだ楽観していました。
◆2022ラヴコレ現地に相手がサークル参加するとツイートを見てこの辺からおや?と思い始めた。
自分の原稿はやっているけれど、合同誌の原稿はやっている気配がない。その間もゲームしたり落書きしたりツイートしているのを毎日見ている。
もやもやとしたものを抱えながらもどう伝えるのがいいのか悩んでいました。
さすがに原稿渡してから半年以上経って、もうこれはきっと描く気がないんだなと思い始めた。それならそれでいいけれど、さすがにちょっと呆れてきていてもうどうにでもなれという気持ちになる。
◆年が明けて2023年2月。突如前触れもなく原稿できましたの連絡。
あっ、まだ描くつもりあったんだ。と思ってしまった。
合同本の内容自体は私も気に入っているものだったし、描いてくれてるならそれでいいかと思い、確認する。
あとは表紙だけと言っていたので近いうちに出るんだろうと思った。それならそれでと話しを進める。
◆5月。作品のFDの発売が9月に決まったため、内容的にさすがにFD出てしまってから出されたら困ると思いどうするか確認。
5月末か6月には入稿予定とのこと。
一応合同本ということなので生々しいけれど金銭の話とかもしたんだけれど、通販もお金も一本化しといて後からの方がいいので相手が負担するとのこと。こちらから提示はしたけれどその解答だったし、実質入稿も相手次第だったので何か手伝えることあったら言ってねと伝える。
◆6月。入稿の連絡も遅れる連絡もなにもない。もうそうだろうなと思っていたので私もとりあえず6月過ぎるまでは黙っていることにしました。
◆7月。なんの連絡もないまま過ぎていく。どうなってんだろとは思ったけれど相手の普段のツイートから入稿したら何かしら言うだろうから、それがないってことはないんだろうなと察する。
7月末に入稿しましたの連絡。
で、8/1にお知らせ&サンプル公開
正直FDの件がなかったらこの日にも発行なかったんだろうなと思います。
ここまできて今更こんなこと言うのはどうかとも思ったのですが、さすがに1年半前の原稿を世に出されるかと思うと何も言わずにいられませんでした。
私がここまで強く言わなかったのもよくなかったと思います。
実はこの間にアンソロ寄稿とかもあってあんまりことを荒立てたくないなと思ってしまったのも事実です。
人の原稿を預かって、自分からはなにも連絡をせず1年半過ごしていたこと、あまりにも責任がなさすぎるなと思い私から本人にこのことをお知らせとして出すと連絡はしました。
相手からしたら今までへらへらしてたのに急になにと思われたかもしれないけれど、私はこの1年半ずっと原稿のこと心配してました。
今回の本自体には何の罪もないし、私も気に入って出した作品です。相手の作品にも本当に尊敬するところたくさんあるし、すごいと思っています。
ただ本当にあまりにも原稿を預かるということに対して軽くないか、と思ったのです。
本当にここまで来て言うべきか悩んだのですが、お知らせという形で経緯を公開させていただきました。
乙女ゲーム界隈の創作者の方々そんなに多くないのでみんな仲間みたいに思っていたのですが、こんなものを投下してしまい申し訳ないです。
ただやっぱり私の作品でもひとつの作品には変わりなく、想いを込めたものに違いはないのでそれをないがしろにされるのは我慢できませんでした。
後出しでこんな文章出してお前のがどうなんだよ!と思われても仕方ないかなとは思いますが、私は私なりにこれからも創作していきますので!!!!
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