【ヒメヒナ考察】「真夏の夢の提灯暗航」の歌詞・ライブ考察(2024/9/3時点)
考察大砲8発目ー!!!
ライブから1ヶ月ー!いえー!!おせー!!
orz オワンネェ…
とびきり時間かかりましたよ。remixは全部見なきゃいけないですからね。ここまでいろいろと持論を展開してきましたが、やはりふわふわしてるところは二転三転してしまいますね。今回も途中で新しい観点を得てコロコロっとしてます(笑)まあ考察の過程ということで軽く読んでもらえればと思います。
やはりremixは物語の輪郭を浮かび上がらせてくれますね。今回も恒星"月"考察をベースに進めていくのですが、やはり今回のライブはこのシーンに強くフォーカスを当てているようですね。例によってremixは順序が大事なので上から順番に読んでいきます。長いので途中で中間総括入れつついきますね。
このライブでのメインシーン。2度と帰れないけど未来へ向けて飛び立つシーンですね。うおー!ワクワクしてきたー!
金魚掬いは叶わなかった夢だと思うんですよ。金魚は出てないので金と魚で分解しますか。GOLDENを見ると金は理想郷であったり大切なものの意味が込められていそうですね。魚といえば鯉はいましたね。金魚から鯉へ進化みたいな視点はあるのかも?大意は「夏に夢が破れた」でしょうね。
『転がり覗き滲む提灯暗光』表現が難しいですがこの節は夢が叶わなかったシーンを表してると思われるのでそれを意識して荒めの解像度で考えてみましょう。ここは「ララ」軸で見ると良さそうですね。「転がり」は夢が破れて無気力に倒れ込む、「覗く」は心関連ですかね?「滲む」は泣いていることでしょう。シーンを考えるとめそめそ泣いていそうですね。「提灯暗光」は最後が「光」になっていますね。提灯鮟鱇要素というよりも暗闇の中の一つの光という印象が深くなりそうな変換と思いました。シーンも合わせて考えると絶望の闇の中でぽつりと揺らめく悲しい光というイメージです。まあ荒めの解像度です。
『浸り髪は滴る』まずはビジュアルから考えますか。濡れた髪に水が滴る。滴るということは陸側にいそうです。陸で濡れる要因はいろいろありますが、これまでマイナスイメージで使われている事が多いのは「雨」ですね。涙は髪に滴らないですが雨が持つ悲しみの要素に収められますね。陸ではありませんが、濡れる要素が「海」だと海面から提灯鮟鱇が顔を覗かせてるイメージでしょうか。「覗く」がくるのでこちらもありですね。いずれにせよ悲しみ、絶望に近い描写として使われそうですね。
「髪」は「神」とかかるかなぁ。この話での神が神たる状態がまだ分からないので難しいですが、1つの考えとしてこの時点でその神因子を得ていると見てみるのはどうでしょう?今回の失敗が「神(MADAMS)にはなれたが結局望む未来は得られなかった」というものならこの「髪」「神」の関係はできそう。
『薫る祭囃子 遠ざけたかった』「薫る」はいい意味で使われることが多いのでこの祭囃子がいいものだと仮定して尚且つ「涙の薫りがする」では薫りから記憶を呼び起こすプルースト効果を用いてることから、「良き思い出との別れ」という意図があるのではないでしょうか。思い出としては良いけどそれは望む未来ではないという事ですかねぇ。
んんー、ここ解釈別れるなぁ。シーンで言えば月になって飛び立つシーンだと思うんですよ。深海を夜空に見立てて空に潜行していくみたいなね。もう一つの解釈が飛び立つ側ではなく残される側の視点。天に昇らなかった側にも同じような別の道があるのではという観点ですね。天国と地獄みたいな。前者かなぁと思うんですが『月すら掬えない底で』でどうしても引っかかっちゃうんですよね。人間珊瑚が機械達の残骸なら絶望の底へ向けて降りていく。諸悪の根源へ戦いを挑みに行くという目線ならそこに楽園を見出してもよさそうか。地獄要素の回収にもなりますし。晦冥へ手を伸ばせとも言ってますし闇への道筋としての観点としては大ありか。
さっきの地獄観点でいくと諸悪の根源へと向かっていくけど愛での解決を望んでいるように見えますね。『浮たり浮たり』のところで思ったのですが、このシーンってバチャライも関わりそうだから鏡要素もあると思っていて、例えば水平線を境に天に昇るのと海中に潜る様子を鏡合わせのような構図になっていたりしませんかね?だからこそ道が別れたとしても二人は一緒、同じと思えるとか。
『未来には独りきりじゃない』ここは再会を誓ったあれですね。
『僕等になる』この要素って別れと相反してますね。春での再会のことを示しているのか、もしくはこの別れが二人の別れではなくある集団から二人が去ってその二人が融合するパターンなのかも?雌雄が一つになる事を考えるとロンドナイデがありそう。相思相愛リフレクションみたいにね。
ここの『炎上』は恒星"月"考察ベースで考えると太陽になろうとしているところかな?それも疑似太陽としての月ですね。ただ『PARADISO(楽園)』は深海にあるので空じゃないのかと悩ましく思うところ。天国と地獄要素で考えると地獄の業火かなと思うけど結局その炎上は同じものとして考えていいのか悩ましいですね。
『絡まったDNAはREAL×NETのDOUBLE』2つの要素が混ざり合っていることを「僕等になる」に重ねられそうですね。一人称が我となっているのも生まれた子どもではなく、融合として捉えられるので納得。一度REALとNETに別れた後の融合かな。恐らく新人類と表される部類と思うので、愛包の後の位置付けになると思うんですよね。そういやLADY CRAZYにヒメヒナキメラ出てたけどもしかしてあれが…?ここについてはまたレディクレ考察で。
一つ思ったのですが、『RAD!! RAD!! 生まれ変わる! WORD UP!!』などのスラングを多用する言い回しってこの融合周り特有の表現だったりします?それなら視点の特徴付けとして使えたりするんだけどなぁ。ゴゴさんの趣味の可能性もある。
『絡まった罵声』って融合要素ですかね?うーん、融合要素はやはりよく考察しないといけないですね。今のところ綺麗な分類になりそうかなと思ったけどここで描かれているのは綺麗とは言えなさそう。『EGO穢土』はエゴイスト的な意味で好き放題言いまくってるような情景が浮かびますね。この世界は言論統制もありそうなので地獄はその抑圧から解放された世界なのかも?そういう意味での地獄?
『ABCららばXYZ也』ここって最初から最後までという意味の中に暴かれたら最後という意味が隠れてるかな?「秘密」の要素は何種類かありそうなので今後の輪郭情報は要チェックですね。
なんか、融合の話がでたあたりから考え方がギュイーンって別の方向に向いてきてますね。まあまあ過程ということで。
会いたいボクらは春の再会を望む歌。「涙の薫りがする」と通ずる部分ですよね。ここまでが順序良く物語が並んでいるのだとすれば、融合の後に別れて再会がきそうな感じになりますね。まあ性質は似てるけど融合と再会はやっぱ別物として扱った方がいいかもしれませんね。
この辺りから歌詞がちょこちょこ変わってますね。
ここから千年以上の別れがあるのでしょう。抜粋箇所を見てもここが別れのポイントとなるということでしょう。「笑い合おう」→「笑うよ」の歌詞変化には意志の強さが表れていますね。この後の歌詞変更についても変更前より決意の強さが出るような歌詞変更だなと見ています。
中間の総括としては天に昇る要素がどのタイミングに来るかというのが悩ましいのですが、現状こんな流れのイメージです。
まあ直近で出した考察と喧嘩しそうですがこの歌詞を読んでの思いはここですね。
ここからはその後の流れかな?さあ、怒涛の歌詞ミックスタイムです。
ここは千年の時が廻り出した描写とみれそう。
空へと昇る去り行く君。悠久の時を行くことになるが再会を約束し合う。最高の日、最高の場所。ここは永遠に僕等の理想郷だ。またここで会おう。いかないでと別れを惜しむ。
そんな物語に見えます。
閃光花火は別れの送り火かな。命を散らす光を手向けとして捧げる。それは今までできなかった未来への期待も込められている。
ここは「神喰姫」意識かな。これやはり提灯鮟鱇を神と紐づけるような言い回しですよね。鍋はおそらく融合要素を意識した言葉ではないかと思います。かなり跳躍力のある表現としての解釈ですが、「僕等」は全ての神(MADAMS)を倒すために一つに融合し希望の提灯をたらす神となる。ということではないでしょうか。
ここはもう一つの物語でしょうね。
ここまでのところが対MADAMSとの戦いと解放を望んでいそうなので、近そうなのは人類解放戦線「LIDLESK」かもしれませんね。その仮定の上ではありますが、ここでさらにそれを敵でもなさそうな人物が否定的に見るとすればそれは第三勢力の話のように見えてきますね。
第三勢力の描写は既にありましたね。Mr.VIRTUALIZERの遺憶の中でMADAMSにも LIDLESKにも志を同じにしない発言をしていたあの科学者の少年です。今回はこの見方を強めているのですが、「人間界不適合者」はその言い回しからロボットであるという見方が主流ではありますね。今回は文脈的に第三勢力の描写っぽいですし面白そうなので科学者の少年軸で
考察してみましょう。
彼は遺憶の中でMr.VIRTUALIZERの店にいた事から例の銃を作った人物と思われます。蝶といえばハロホロの胡蝶夢とヒバリのMVの蝶ですね。今のところそれ以外に無いのでバーチャル要素として見ています。バチャライ銃とは親和性ありそうですね。
ここは「風編み鳥」で語られた渡り鳥要素のところかなと思っています。まあ少なくとも重要人物の視点であることは間違いなさそうですね。
僕は「人間珊瑚」のことを人の形をした海底の硬くて動かない属性を持つものということからロボットの事を指していると思っています。残骸にも繋がりますし歌詞カードのジャケにも親和性がありますからね。
じゃあロボット視点じゃんとなるのですが、この節が小説でいうところの地の文、物語の背景描写の機能を持っているのだとしたら科学者目線は持ったままにできます。
人間珊瑚はその特性から棄てられたロボット、用済みのロボットという見方もできそうです。ふと、キャロル達もロボット説あるよなと思い出すと「キャロルは失敗かしら」という青い女のセリフはこの棄てる要素に繋がりそうな感じもしますね。サーカス要素もありますし。もっと言えば珊瑚=3号なのかもしれませんね。
視点が科学者の少年に戻るのか3号君なのか悩ましいですが、この祭りを非常に嫌がっていることが伺えます。祭りというよりかはヒトの活動全般に嫌気がさしているように見えますね。ヒトの形をした化け物MADAMS、自分はヒトだと主張するロボットなどヒトにまつわる争い事はかなり転がっていそうなので察しやすい感情ではあります。
ただ、ここではそうやって耳を塞いでもヒトとは関わらなきゃいけないし、人との繋がりがあるからこその生だと言っていますね。喧嘩せずに手を取り合えよって意味とは思いますが詳細はどうなんでしょうね。
ライブオリジナルパートっすね!
プルースト効果で思い起こすのは夢景色。夢景色といえばライブ会場のニンですね。へ?今の事?と思うところですが夢景色で僕らが作ったあの景色が過去の情景の表現だったと考えてみましょう。
時は別れのシーン。今の考察ではこのとき手向けの光が送られている予想です。きっとその時は無数の白い光が飛んだのでしょう。
これはライブでしかできない歌詞だと思いました。
十年という時間がどこまでの意味があるのかは分かりませんが、大意は未来への希望と約束でしょう。
全体を見ていきましたがなんだかイメージできるようなできないようなって感じですかね。結構考察の余地を残しすぎて終わってもよく分からないと思うので、いっちょいろいろ気にせずここまでの要素でストーリーを組んでみましょうか。
とりあえずこんな感じですかねー。誰と別れるの?分離はしないの?とかすげーつっこみどころが多いのですが、こういうのはなんでもいいから物語を組むというのが大事ってもんです。
なんだかこの物語だったらこの後に遺憶のシーンに繋がりそうな気持ちになりますね。ナスカってだれなのよ。青い女が言う祝福の鐘ってなんなのよ。
考察パズルはなかなか組み上がる気配を見せませんがピースの塊はできてきた感じがしますね。そうそう、この前友達と話したときにヒメヒナ考察は考古学だなんて言ってましたけど、なかなか的を得ていますね。出土した断片的な情報やその環境から当時の歴史を推測するのはまさに今のヒメヒナ考察の環境と同じですよ。あー、地層情報もっとほしいなーwwwまあどんな情報でも僕にとってはごちそうです。ええ、ごちそうです。
あとは、ライブ全体考察とレディクレですねー。
ようやく終わりが見えてきた_(:3 」∠)_
それでは、ごきげんよう!