【ヒメヒナ考察】「LADY CRAZY」の歌詞・ライブ考察(2024/9/12時点)
考察大砲10発目ー!!!
うおー!!!ついに最後だー!!!
Day2最後にあった新曲サプライズ「LADY CRAZY」の考察だぜー!みんな大好き、狂い系の曲だー!!!考察オタク的には「狂」要素の深掘りができるのがとんでもなく楽しみのやつです。例のヒメヒナキメラについてもしっかり考察したので是非最後まで見てくださいな。今回の考察はなかなかに満足感があるのでいい感じのところに触れられているのではと思います。引用も込みですが10,000字以上あるので腰を据えてお読みください。美味しいステーキになれたらいいですね。
それでは考察に入っていくのですが、今回のライブ考察を通して、メロの確認をしてからサビの確認に入るのがかなり良い感じだったので今回もその形式で考察していこうと思います。では、どうぞー。
📚メロの確認
この「Cheese」ってカメラですね。心を写すカメラといえば「Mr.VIRTUALIZER」ですね。基本的な性質としては隠された本心を暴くというものなので非人道的な印象があります。別の考察では、MADAMSがこれを所有していて一方的な搾取の関係にあるのではと考えたりしました。狂うのは心を覗かれることに対する対策だったりするのでは?
王といえば24の王MADAMSではないでしょうか。
あ?『L..L..like this...』これって氷少女と陥落街じゃん。「Lily, like this」リリーを模倣しようとしているような言葉。直近の氷少女の考察ではマドンナリリーに憧れたナイデが芸能界で上り詰めてリリアンとなるという考察をしました。今回はその続きかな?MADAMSの一員となったリリアンは狂ったということ?それはなぜ?
一応整理として『ならそりゃほら呼んでや LADY CRAZY LADY!!』と並んでいるので狂っているのは女性側ですね。
BABYといえば愛包の英語歌詞にありましたね。英語版はキャー!イケメーン!ラビュラビュー!みたいな歌詞でしたね。恋?恋が彼女を狂わせた?でも恋をしてるときに相手のことを王なんて呼んだり呼ばせたりしますかね?
この『DEATH GAME』って戦争か人類進化の神話のゲームかで悩みますね。後者だとは思うのですがこれまでの情報を見てるとどっちもあり得そうな空気感してるんですよね。『生くと死』というキーワードが出てくるならこのゲームは「不機嫌なスリーカード」と関連性が出てきますね。いくつかゲーム性に関する事を抜粋してみます。「現実 空想 世界 繰り返すゲーム」「溺れてよ迷う暇もない戻れない倍々ゲーム」「命をBETしてよ」要素でまとめると「繰り返し」「戻れない」「命が掛け金」というゲーム性ですね。
生命は平等というとても道徳感のありそうな言葉ですがここではそれを否定するような言動をしていますね。この意図の候補は下記の2点かな。
・生命は不平等であるべきだという攻撃的な過激思想
・そもそも生命が平等に扱われていない現状を知っていて、騙されている事に対する心情
まあ後者だとは思いますね。アニメとかでよく見るような悪い宗教みたいなイメージです。盲信している姿を見ての憂いかな。ここでの狂いは信仰している側ですね。この視点は誰でしょう?MADAMSによる悪い行いが見える立場にある人物ですね。
脳触という言葉は無いので、漢字の意味で考えますか。脳に触れられることを委ねて涎が出るって、これ洗脳ですかねぇ?ここで語られる愛は洗脳によるものなのかな?そしてCheeseが来てるのでカメラが関係していると。
ではサビを飛ばして次へ。
これは騙してますねぇ。他人をとことん食い物にしてる邪悪者ですねぇ。イメージを当てはめながら読んでみます。
笑顔を食うは他人の幸福を奪うこと。贖罪だなんて言いながらまた騙して悪夢を見せる。贖罪は"食材"とかけて食い物感を強調してますね。『現実から逃げといで。一度きりの人生楽しんだもの勝ち』だとか甘い言葉で釣って、逃げられないように絡め取り弱者を美味しく頂く。まさに外道👶
ここまでの搦め手と徹底的な搾取はMADAMSでしょうね。
『アブラカダブラ』は魔法の呪文として有名ですね。Wikiで調べてみると語源は不明だそうです。複数説が唱えられていて「私の言ったとおりになる」といったような意味が多いですね。病気の患者へのお守りとしてこの呪文を三角形の紙に書いて身に付けさせた歴史もあるそうです。病気が治るおまじないですね。そこから魔法の発想が出てきたのでしょう。
で、ヒメヒナ考察オタクとしては気になる説が他にもありまして、これらから転じた発想なのか「祝福と疫病」という意味だという説もありました。見覚えがありまくりでニヤニヤしちゃいますね。ヒメヒナ楽曲内で祝福は「CAROLS」「鐘」「青い女」と関連するキーワードです。疫病は「孤独」「戦争」「死」「神」「実験」と関連しますね。
これらを踏まえてこの節の主語のありかを考えてみます。ランプの精っぽく言えば前半は召喚者、後半は魔神のセリフですね。召喚者は願いを叶えてほしくて魔神を召喚し、魔神は願いは私の奴隷になる事だなと言って崇めて歌えと言うという流れですね。ん?魔神さんはかなり勝手な感じがしますね。奴隷という言葉には祝福や病魔を取り除くみたいな願いは含まれていなさそうですよね。前の節のことも踏まえるとMADAMSによる搾取という構図に見えてきますね。
CAROLの訳は讃美歌なので最後の歌え歌えのところとの相性はいいのですが、CAROLSがMADAMSを召喚というのはちょっと違和感のある話ですね。ここは一旦ステイですね。
洗脳によって理性を奪っていったのかな。強欲に委ねた結果が惚気という思考力を欠いた状態なので、洗脳という見方が強いですね。洗脳の結果が異常な愛に繋がっているのを見ると、「琥珀の身体」の語りであった「偽物の愛」というのがよぎりますね。「涙の薫りがする」によると誰かに想われている状態が愛とのことなので、自分を愛するヒトを人為的に強制的に作るのがここでの狂ったシステムなのかもしれませんね。📸
最初に自己紹介があるので狂わす側の視点ですね。それを踏まえて読んでいきましょう。
計画通りに洗脳が完了した者たちを前にしている。群集を集群と言い換えてるのは鏡要素の示唆かな?バチャライ?『絆された口のドア』とは自分を愛するように洗脳した状態のことかな?理性を飛ばして愛を叫ばせる。呼吸を忘れるというのは寿命を削らせているのではないでしょうか。バカになっちゃってるので限度無しに。
『万歳』は勝利や成功したときにするものなので、戦いの勝利か実験の成功あたりが来そうですね。『一矢』は一矢報いるといった劣勢からのカウンターパンチを想像しますが、広い意味で一つの施策と捉えてもいいかも。また一夜とかけてると思われるのでこの出来事は夜にあった可能性が高いです。『中毒性』があるということは一回きりではなく何度も行われる可能性がありそうですね。複数名でこれをやっていて普段は傍観する立場にいる。ということは普段の常習性がない人物で、他の人物は常習的にやってるように見えます。共犯者は総勢24名?24柱ですかね?「今日は」というキーワードと「夜」と「叫んで」「歌って」さらに「鏡要素」がくるとどうしても逆転劇のシーンに思えてくるんですよね。
『布』はおそらくマスクだと思います。スカートは比喩として用いられているのでその近辺ではない。この節の前段では口周りのことを言ってるのでそこに布を当てるならマスクだろうという考えです。意味合いとしては心を叫ぶという方向性になるのでしょう。
んんー?🙃なんだか善悪が難しいですね。狂気的な事なのは間違いないのですが逆転要素が出てくると話が180°変わってしまうんですよね。単純な洗脳搾取の歌詞かと思いきや、逆転的な計画のためにお互い分かったうえで狂い狂わせられているようにも見えます。
サビを見ると答えが出るかもしれませんね。それでは見ていきましょう。
📚サビの確認
『狂られたのね』「狂」にたぶらかすという読みはなく、「誑かす」から「言」を抜いた言葉なのだと思われます。この意味は下記のどちらかでしょう。
・言葉も無く騙された
・騙された結果言葉を失った
うーん、どっちでもありそう。主語でいえば前者でしょうけど、状態で見れば後者の方がそれっぽい。
他の歌詞で「誑」を探すと「神喰姫」の「姫父神を誑し」がヒットします。ゴゴさん情報で姫父神はMADAMSであることは確定しています。MADAMSメロメロ大作戦です?
「フリコドウル」では「誰がこんなカラダに誰がこんなカラダに 誰も言わず口閉じ んんっんんっんんっ」と、誰かによって口止めをされていることが仄めかされています。
また、今回のライブ考察で「Int:眠りの刻」を考察したときは、ものを言うことができない状態はコールドスリープだと位置付けてみました。そして、コールドスリープ状態はバーチャル化や神化と関連させてます。
この仮定で一旦善悪考えつつ順序を整理してますね。
①バーチャルはMADAMSが思い通りの人形を作るための洗脳場だった
②レジスタンス側はそのシステムを利用した逆転劇を展開
③未来に望みを託すコールドスリープはそのシステムの特性を利用したもの
口を閉じる理由が違うので同じ軸で考えるべきかは要考察ですが、悪い口閉じと良い口閉じを整理する糸口はテーブル上に置けましたね。この考えを持った上で「狂」や「洗脳」で考えられそうなものを列挙してみますね。
・MADAMSに騙される洗脳
・能動的にMADAMSになる時の狂い
・能動的にMADAMSに命を捧げる狂い
・意趣返しのようにMADAMS達を洗脳
若干意味合いが重複してそうな感じもしますが次のサビを見てみましょう。
ああー、「喰らう」に「僕ら」ね。やっぱそうっすよねー。
これMADAMSへの逆転劇のための仕込みっすねー。「僕ら」と言っているのでこの視点は命を差し出す側の視点っぽいですね。
自由を喰らうのと神を喰らうのに差が無いとすればこれは逆転目的の狂いですね。ここまでの考察で「洗脳」だけと考えていましたが何か他の作用もあるのかも。例えば「命をBETしてよ」から発想を得て寿命の譲渡とか。MADAMSの1人と結託して長期間戦うための命を差し出したのかも。MADAMSは一枚岩って事じゃないのかもしれませんね。例えば、人類進化の神話のゲームは選ばれた24の王達による生存戦争とかだったりするかもしれませんね。寿命の譲渡があるとしたら「永遠などない」というセリフもかなりしっくりきますね。
なんだか鋼の錬金術師の賢者の石みたいですね。別れのシーンと融合要素が同時期にあるのは生命エネルギーの譲渡があるからなのかもしれませんね。賢者の石となるために肉体の死を迎えるがエネルギーとして相手の一部となるという発想ですね。「愛をあげる」とはこういうことか。
バチャライ関係でもう一つ思い出しました。『L..L..L..LADY..』『Cr..Cr..Cr..Cr..CRAZY..L..』この言葉の頭を連続する言い方に見覚えはありませんか。バチャライ遺憶の彼です。彼は科学者のようですが彼の事を意識した歌詞ならシステム提供者という見方が強くなってきますね。口ぶりから望んだ使われ方ではなかったようですね。MADAMSにも人類解放戦線「LIDLESK」にも賛同しない口ぶりなので第三勢力的な立ち位置なのでしょう。遺憶では事件からしばらく経った後、彼は新たに何かを作ったようです。自由な世界ができるらしいですよ。ほう。なんだか過去のやらかしに対する製作のように見えますね。これが逆転劇の鍵となってきそうですね。長いですがかなり重要なので遺憶を載せておきますね。
MADAMSの一人と結託して命を譲渡する話を改めて考えてみると、このMADAMSはこの考察前半でしたMADAMSによる悪い行いが見える立場にある人物であると言えますね。MADAMSでありながらMADAMSの行いに対して嫌悪感を抱いている。普段は傍観者。この辺りを考えると彼女は望んでMADAMSになったのではないのかも。あるいはこの24の王に選ばれることを望んではいたけど、いざ王になった時、事の真相を知り落胆したのかもしれません。そういえば、彼女は誑かされたんでしたね。彼女をMADAMSに仕立て上げたのは他のMADAMSなのかもしれませんね。24の一枠を自分の傀儡で埋めて競争を有利に進めようとしたのかも。「誰がこんなカラダに」という言葉はここからなのかも。
この悲劇のMADAMSは誰なのか。最有力候補は既に出ていますね?『L..L..like this...』「Lily, like this」リリアンです。リリアンになろうとした誰かという説も出していますがまだよくわからない話なので、便宜的にリリアンと呼称しておくのでよいでしょう。
改めて読むとこの悲劇のMADAMSに対する熱烈な愛を感じますね。ショーパブ時代のファンだったりするのでしょうか。
『LADY CRAZY VIRTUALでいいのね』ここは女性口調なのでリリアンの言葉かな?VIRTUALになることの最終確認ですかね?体の事を言っているのだとしたらふとヒバリ文書右上の内容を思い出しますね。アイアンボディだと再帰性がダメなので有機ボディにこだわる話をしてましたね。その系統でバーチャルボディという選択肢なのかも。
『LADY CRAZY VIRUSな《接射(キス)》で』一つになろうというのにウイルスなんですね。接射というのは寿命譲渡に使うガジェットを意識した言葉なのでしょう📸もしかしたらこの戦いでは実際負けるのかもしれませんね。負けたMADAMSは相手のMADAMSに吸収されるのかもしれません。それを狙ってのウイルスなのかも?
この寿命譲渡で吸収される魂はどこに行くのでしょう。
「マザードラッグ」の「脳内へ招待 黄泉で暮らしていこう人間」という歌詞がかなりビンゴじゃないですかね?別れであり融合、体の死後の行先であるので黄泉、VIRTUALでいいのね。さらに「Hello,Hologram」の「今度の終末戦争は人類を冷凍保存して妄想郷でやるの」これも意味がリンクしてきますね。バチャライ遺憶の彼が作った自由な世界とはこのことなのかもしれませんね。
📸ライブ画像の確認
この王冠の先端、四つ葉紋っぽくないですか?
四つ葉紋って何?という方は「琥珀の身体」と「Mr.VIRTUALIZER」を見ましょう。瓦礫やキャロルズの手袋に描かれていますね。Mr.VIRTUALIZERの通路の方はよく見ないと分かりませんがモニターに表示されています。カウントが10になるタイミングでこの紋様が表示されていました。
これがどういうマークなのかはまだ分かりませんが、荒れた時代にあったものとして認識しています。
次にいきましょう。
ちょこちょこ出てくる複数のヒメヒナの衣装違いを並べる演出。これは複製に関する演出と考えています。まだ複製とは何なのかが分かりませんが、バラエティーに富んだ衣装を見ているとバーチャルの要素として見てもよいでしょう。複製には悪用の物語が用意されていそうなのでMADAMSによる搾取の一環でありそうですね。寿命のためだけと考えるには、なにやら選り好みをしている感じもありましたので、他の目的があると考えた方が無難ですね。魂を移し替える新たな入れ物として好きな身体を選んでいるのかも?
では、お次にみんな大好きヒメヒナキメラです。
ここまでの考察で言えば融合要素として出てくるのは納得です。ただリリアン関係だという考察なので「ヒメ」「ヒナ」は出てきていません。あくまでライブ用の演出、ヒメとヒナが役者として過去の物語を語る時の表現手法という位置づけとして見ています。キャロルズ関連である可能性は高いので「一体、一体と事切れて行くキャロル達。」から始まるヒバリ文書左上の文章に登場する二人の「Hxxx」がそうなのかもしれませんね。
実体のない白い姿は亡霊のようにも見えますね。そうなると思い出すのは「The Ghosts of CAROLS」ですね。キャロルズ達は命を差し出したのかもしれません。
では蓮の花に乗った方を見ましょうか。仏教的なものに見えるのですが有識者によるとこの手の形が異常だそうで、左上の手だけギリギリ「来迎印」か「説法印」にあたるかもとのことです。「マザードラッグ」のブッダも額にあるはずの白毫がなかったりするので、ヒメヒナMVで出てくる神要素はかなり実際のものから外して描かれています。僕はこれを意図的なものとして見ていて、「偽物の神」ということを言いたいがための演出なのではと考えています。
📌まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回のポイントをまとめますね。
思っていた以上に「狂」に関する分解ができましたね。正直「V」を待たないと輪郭が見えないかなと思っていたのですがかなりいい線の考察ができた気がします。騙し合いのゲーム要素も深掘りすることができたので満足感は高いですね。僕は徐々に深淵に触れつつあるのかと思っちゃいますね。粗いところはまだまだ多いので思い上がらずに愚直に考察していきます👼
ということでついに僕の『HIMEHINA LIVE 2024「涙の薫りがする」』が終わりました。楽しかったけど半端なく疲れました…。温泉行って、ゲームいっぱいして、はちゃめちゃに寝ます。
しっかり休めたら次は考察Wiki作りに着手です。ちゃんとした資料室をOPENにした環境に作りたいんですよね。ついでに考察民もっと増えろ。とんでもBIGプロジェクトなのでゆっくり進行していきますので緩やかに完成をお待ちください。たまに進捗どうですかと聞いてもらえると「やっべ」とか言いながら走り回ります🏇
ではではでは!ごきげんよう!