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日本刀「大典太光世」を見てきた日

短い前置き

久しぶりに日本刀の展示に行ってきました。
刀剣乱舞が好きなオタクの目線から色々書こうかと。
最推しが大典太光世なので、光世についてばっかり掘り下げてます...仕方ない。

念願の展示とコラボ

石川県立美術館で3月26日〜5月26日に『加賀藩前田家の名刀-天下五剣の名宝「大典太光世」が石川に-』という展示が行われてまして、これに行ってきました。

刀剣乱舞とのコラボした内容の詳細について載っている石川県立美術館のホームページです。下に貼らせていただきます。

展示の期間中、刀剣乱舞ゲーム内で秘宝の里(イベント)が開催され、富田江が実装しまして、4月21日からは富田江の等身大パネルも展示されました。

とうらぶ最推しが大典太光世なので、本当に念願の展示でした。
石川で展示してくれたのも嬉しかったです。

日本刀そのもののつくりに詳しいわけではないので、博識に語ることはできないのですが、とにかく見れて良かった!

三池派箱推しなので、過去にソハヤノツルキ展示は2回行ったことはあるのですが...やっぱり最推しのモデルになった刀も実際に見てみたいとずっと思ってたので。

同じ展示室に前田藤四郎、富田江も展示されてましたが、大典太光世が2振と比べて刃がやや黒っぽく見えたのは作風ゆえか、照明のせいなのか...うーん…

展示されてる刀にはそれぞれはばきが取り付けられてました。
前田藤四郎、富田江、別の展示室に展示されていた白山吉光は無地のはばきでしたが、大典太光世のはばきには鳥が描かれてました。

デフォルメされた鳥......鳩のようにも見えました。かわいい。

天下五剣の一振であり、強い逸話があって、存在感のある刀だなと思ってた反面、鳥が描かれたはばきがかわいくて...良い意味でギャップになってました。

大典太光世がしまわれてた蔵は、大典太光世そのものの霊力が強すぎたために鳥がとまらなかったとか、蔵の周辺に小鳥の死骸が転がってたとか......この逸話を思うと少し皮肉に感じます。
でも、あえてこれを大典太光世に取り付けたのには意味があると思うので......なんか良いなぁと。

石川で展示してくれて本当にありがとうございました。

聖地巡礼

展示を見終わった後、金沢城跡にあるたきぎまるにも行ってきました。
宝物をおさめていた蔵の跡地ですね。
大典太光世もおさめられてたのかなと思います。
たきぎまるに来るのは2度目になります。天気が良い日だったので、木漏れ日が心地よい場所でした。

たきぎまるの場所を示す看板

聖地巡礼日和でした! 良かった。

刀絵図の展示

これ見に行ったのが5月5日だったのですが、同じ期間で『国宝《剣 銘 吉光》と刀絵図』という展示も開催していました。
展示の詳細なサイトは下に貼らせていただきます。

個人的には刀絵図が見れたのが良かったです。
刃文はもんというんでしょうか......刃に入った白い揺らめく線が緻密に描かれてて、刀の美しさを構成するひとつの要素に触れられた気がしました。

刀剣乱舞のミュージカルで「花影ゆれる砥水」という公演があったのですが、この公演では刀絵図を描いた本阿弥光徳ほんあみこうとくが登場してました。
公演では本阿弥光徳ほんあみこうとくがアツい刀オタクのように描かれてまして、それを思い出して刀絵図見てましたが、興味を持たせてくれたこの公演には感謝ですね。

鬼丸国綱も好きな刀剣男子のうちの一振なので、刀絵図で描かれていたのを見ることができて良かったです。

あと余談

刀剣乱舞コラボで大典太光世が展示されたのは、この石川県立美術館の展示で2回目になります。

2019年秋に福岡市博物館の特別展「侍 もののふの美の系譜」にて展示されたそうです。
※非公式 刀剣乱舞(とうらぶ)攻略速報で詳細が載ってたので、貼らせていただきます。

自分が刀剣乱舞にハマったのが2020年2月だったので、機会を逃したわけです。
福岡市博物館の展示を見た感想のどこかのサイトで「大典太光世がまさか展示されるとは......」みたいな文章があり、もう大典太光世展示しないのでは?? と自分は考えてたので。

ゲームで光世の極の姿(言わば進化した姿?)が今年3月に実装され、その翌月末からモデルになった刀の展示が決まり、刀剣乱舞とのコラボも発表され......ちょっとアツすぎました。本当にうれしい!

これは本当に夢のような話にはなりますが、いつか大典太光世とソハヤノツルキが並んで展示されないかな...と思ってます。
実現するかわかりませんが、書くだけタダです。

久しぶりに書いたら長い余談になりました。
以上!

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