質問13. 医療ひっ迫による超過死亡は何人ですか?
回答13. わかりませんが、
関連しているであろうデータを
いくつかご紹介しておきます。↓
最新の値は、昨年の令和3年のものですが、
その一つ前の平成28年の値と比べても、
思っていたほど増えてはいないようです。
次に、死亡した場所の統計があるんですが、
これによると、やはりというか、
一昨年からは病院での死亡が減って、
自宅での死亡が増えていたようなんですね。↓
・2023年1月28日に追記。↓
昨日、自公政権によって、
コロナの5類化が決定されました。
日経新聞は、以前から、この超過死亡に関しては、
医療逼迫によるものであるというふうに説明してきたんですが、
厚生労働省が公表している
「入院を必要とする患者数(感染者数)」というのをみると、
この数字が減っている月でも
超過死亡が増えていたことがわかるんですね。↓
具体的には、
おととし、令和3年の10月などが
わかりやすいのではないかと思います。
10月からは、感染者数が減って、
「ミニGoTo」が再開されるんですが、
そのタイミングに合わせる形で
感染者数を少なめに発表していたのかも知れません。
であったとしても、それもまた問題で、
この感染者数が改ざんされたものであるとか、
あるいは実態とかけ離れた数字であったとするなら、
そこから導き出された死亡率の低下、
そしてそれを根拠とするコロナの5類化といったものが
やはり総崩れになってしまうんですね。
それはともかく、
この「医療ひっ迫」に関しては
もう一つ気になる点があります。
それは年齢の分布ですね。↓
このデータは、月ごとに公表されていて、
その都度グラフにしてるんですが、
一貫しているのは、コロナのリスクのある年齢層では
ほとんど変化が見られないということです。
まあ、
「若い人なんて滅多に死なないんだから、当然じゃない?」
という感想を持たれた方もあると思うんですが、
「医療ひっ迫」の影響を受けていそうなところが
ほぼ見当たらないというのは、不自然なことだと思うんですね。
例外的に、少し増加していた月があったんですが、
これは中高校生だとかで、自殺か何かだと考えられるんですね。
5類化については、この他にも、
抗原検査キットとオンライン診療だけで
「確定診断」をしているということだとか、
富士レビオだとか、価値創造系企業が
メーカーだとかに多いということも
疑問点としてあったりするんですが、
それはまた改めて別の記事で書きます。
【2024年1月16日追記】
1月16日12時30分 救急車ひっ迫アラート発表!
https://fireap.tokyo.dsvc.jp/data/html/notice/190/ja.html
R4(令和4年)、つまり、一昨年に急に増えたのがわかります。
おもな原因として考えられるのが、↓
・年初からのオミクロン株の流行。
・年末からの無料PCR検査。
あとそれから、
3月頃から始まった3回目以降のワクチン接種(ブースター接種)が
関係しているのではないか、という指摘もあるみたいですね。
まあ、正確なところはわかりませんが、
おそらくオミクロン株だと思いますね。
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