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絵画と香りと植物と

今回は遅ればせながら自己紹介を・・・

既に公開している記事にも書いていますが、
幼い頃から西洋絵画が好きで、絵画に描かれる場面の内容をもっと知りたくて、世界史を学んだり、神話や聖書に出てくる物語も積極的に学んだ。
学ぶというより「調べもの」をしているイメージ。
難しい知識を得ようと頑張っているというよりは、描かれているコトやモノの意味や意図を知るためにヒントを調べに本に向かう。

背景を知ると描かれた絵はその前の場面やその先の風景まで見せてくれる。
それが面白くてたまらなかった。
ちょっと変かもしれないけど、私にとっては映画を見ているみたいに前後が動画で動き出すような感じに見えていた。

美術は好きだけど、実技には向かない。
そんな表現力も腕もないし、創作意欲はゼロ。
実技に興味がないからなのかテクニック的なものに関する調べもの欲はあまり湧かなかった。
そして正直、「うまい」とか「へた」とかもよくわからない。
おそらく美的センスなるものは私にはない。

昔から変わらず好きなものの中で絵画以外に『香り』がある。
香水が好きで、かつては全部つけるわけでもないのに色々集めていた。
おそらくきっかけは子供の頃にプレゼントでもらったある香水のボトル。
ファーストモデルだというそのボトルのデザインに何かとても物語を感じて、このボトルの背景にもいろんなお話があるんだろうなとワクワクした。
香りが生み出す世界も私の想像を色々なところに連れて行ってくれる。

香水からやがて精油へと興味が移り、原料となるハーブへと、香りのもつ働きや成分にも興味が湧き、この分野でも調べもの欲は増すばかり。

ハーブについて学んでいく中で、修道院で積極的に育てられていたことを知る。そうなると、現在の最新の研究結果も面白いが、歴史的な背景とかその理由の方が面白くなる。

ふと、「絵画に描かれている草花の香りがビジュアルと一緒に香ってきたらもっと印象的で立体的に絵画の実際のサイズ以上の奥行を感じて楽しめるんじゃないか・・・」「アトリビュートとして使われるハーブにはそれがアトリビュートとなる理由がある、ならば、それはそのハーブが一般的にそういうものって思われていた周知の事実(物語)があるからなんじゃないか」そんな風に思った。

どうせなら好きなもの、学んだことを一つ一つつないでみよう。
そんな風に、私から見える好きなものたちがつなぐ世界を、妄想と空想と事実と発見を使ってのんびり記事にしていきます。

読んでいただけた誰かの見える世界も奥行ができたり動き出したらとっても嬉しい。



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