カリスマ
帰宅して、結構落ち着いて来たのでちゃんと書けるか分からないけど書いてみようと思った。
ニュースを見たのは6時間目の終わった後の休み時間で何となくスマホを開いた時だった。全く言葉も出ずただあの時は重苦しくて、ふと見た青空は嫌という程眩しく見えてなんだか不快に思った。授業も友達の声も全く耳に入らなかった。
そそくさと学校を出てやるべき用事だった買い物を思い出して平和堂に行って、そのまま帰ってきた。
帰ってる時音楽は聴いていたがBUCK-TICKは聴いていないし否が応にもニュースを見ることになりそうでテレビもつけてない。私だけかもしれないが、正直そういう気にはなれない。
落ち着いたとは言ったが今だってここまでの出来事、全部ウソなんじゃないかな?その方が嬉しいな なんて事を思ってしまう。完全に状況を飲み込めるにはどれくらいかかるのだろうか。それくらい突然で現実味もどうしても感じることが出来ない、受け止め切れない。
正直私なんか全然詳しくない方だろう、でも私は櫻井敦司という人間の、BUCK-TICKのオーラに心を魅了された。曲も聴いたしYouTubeでライブも何度も見た、あの妖艶さとパワフルさ、そして時折見える可愛さも大好きだったしビジュアルにも強く衝撃を受けた。
一生忘れる事がないくらいに。
たとえ居なくなってしまってもファンの皆様の心では永遠に生き続けるだろう。本人も志半ばとなってしまい悔しがっているのだろうか。
どのライブかは忘れてしまったが、コロナで休養していた時に出演が危ぶまれるライブに「這ってでも参ります」と言ったことを仰っていたのを覚えている。
櫻井敦司はそういった「執念」があった人だと思っている。あの日だって体調は優れなかったろうに何とかファンの前に、ステージに立ってやり切ろうとしていた。そしてその執念はBUCK-TICKにもあると(勝手ではあるが)確信している。今井さんも続けると言っていたし、どうなるかは分からないけどひとまずまた舞い戻ってくることを願おうじゃないか。
最後に
櫻井さんのパフォーマンスと世界観は本当に本当に唯一無二のものがあって、大好きでした。今も悲痛な思いで受け入れきれず上手く言葉が出ませんが、間違いなく私が強烈な印象を受け魅了されたロックスターでした。一生記憶の中で櫻井さんは生きています。
あなたは最高の「カリスマ」でした。
改めてご冥福をお祈り申し上げます。
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