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2024年俺をざわつかせた曲14選

もう12月となりました。
ここらで1年を振り返って、2024年自分に刺さりまくった楽曲たちをダラダラ紹介していこうと思います。

ほぼほぼアニソン楽曲に偏っているオタクの独り言です。

自分がパーソナリティを務めるラジオでもよくアニソンのことを語っています!(突然の宣伝)


2024年ちょい振り返り

なんと言っても2024年は学園アイドルマスターがアツかった。

自分のApple Musicランキングでもトップでした。

ミスチルの違和感w



5月頃からアプリが始まり、どんどん楽曲がリリースされて行きました。今は30曲以上リリースされています。

そんな年でしたよ〜ということで、早速発表していきます。2024年にリリースされた楽曲に絞りました!2024以外も気が向いたらやります。ランキング形式ではございません。気まぐれ形式です。

2024年リリースされた楽曲14選

1.The Rolling Riceball

作詞:BNSI(佐藤貴文)
作曲:BNSI(佐藤貴文)
編曲:半田彬倫(Rebrast)
歌:花海佑芽(CV.松田彩音)

早速学マス楽曲。
これをきっかけに学マスアプリをやったまであります。
あまりにも良い曲すぎて記事まで書いてしまいました。
それくらい良い。是非高音質のイヤホンで聴いてください。(奥行とかがやばい)

記事に感想を詳しく書いてます。

佑芽ちゃん可愛い!!

2.ライラック

作詞:大森元貴
作曲:大森元貴
編曲:久保田真悟(Jazzin'park)・大森元貴
歌:Mrs. GREEN APPLE

テレビアニメ「忘却バッテリー」のOP。

「おいおいミーハーかよ。」と思ったあなた。ちょっと待ってください。画面を閉じないで!

自分は割と昔からミセスが好きで聴いています。
彼らの魅力はなんと言っても言葉の気持ちよさですね。

Aメロの「限りある数字が減るように 美しい数字が増えるように」は、寿命が減ることと年齢を重ねることを意味していると捉えています。
なんですか?歳をとることを「美しい数字が増える」なんて感覚持ち合わせてるん?

さらにBメロの「されど…」のところは英語と日本語が詰め込まれていますが、まるで全部英語のように1音に対して言葉が複数当てられ、それでいて気持ちよく聞いていられる加減がとても良いです。
とにかく彼らの言葉選びには脱帽です。

曲展開的にも、Cメロの「我儘が拗れた美徳」からあとのところが最後のラスサビ後に拾われる展開も面白くて好きです。

またなんと言っても最後の「あの頃の青を覚えていようぜ」の歌詞。アニメ主題歌でもあるので青春のことだろ?と。それも一理あると思いますがこれはそう、きっと彼らの楽曲「青と夏」のことだと!!
リリースして6年も経ってます。そのことだと勝手に解釈してます!もちろん覚えてるし映画も見たぜ!!

2曲目でこのテンション持つかなぁ…

3.GA-TAN GO-TON

作詞:姉田ウ夢ヤ・堀下さゆり
作曲:姉田ウ夢ヤ・堀下さゆり
編曲:姉田ウ夢ヤ
歌:中島怜

テレビアニメ「終末トレインどこへいく?」OP。

この曲は仕掛けがすごく面白い1曲です。
アニメの世界観にあった仕掛けになっているので、見ていない人はぜひ見てほしい。

まず歌詞
「Shoo Shoo Train 終 終 トレイン」
聴いてるだけじゃ分からない歌詞カード見てびっくりの遊び心。おっ、いいですねぇ〜(CV.里崎智也)

音作りについても、最初のファミコンみたいな音がします。あの音を使うと、ちょっと時代が古っぽく聴こえます。そこがミソ。
アニメの話的にもそういう雰囲気がベストマッチしてます。

「ラララ 知らない 場所へ」のところではハイパスフィルタかけたような籠った音になっていますが、「これはトンネルに入った音を表しているのでは?」と思ってみたりしています。

サビ(かどうか分からない)の最後「さあ 終わんない旅へ」のコーラスのところは、終わんなーいで半音ずつ上がって、旅へ〜で下がりそうなところで上がって終わっているのですが、そこがなんとなく一方通行の旅っぽく感じられます。全部勝手な妄想です。

4.初

作詞:原口沙輔
作曲:原口沙輔
編曲:原口沙輔・宮川弾
歌:初星学園

来ました。また学マス楽曲。
学マスの全体曲です。

今時の曲には珍しい5分超の曲です(歓喜)
作曲はなんと新進気鋭のトラックメイカー原口沙輔さん、なんと21歳(2024年12月現在)。スゴすぎる。
彼のことを当初はあまり知らなかったのですが、彼はNHK教育の料理番組「ゴー!ゴー!キッチン戦隊クックルン」のOPを担当している方でした!

個人的な話ですが、自分は毎日朝起きる時間になるとテレビが自動で着くようにしています。なぜかNHK教育が初期設定になっていて変えるのも面倒で最近ずっと見ていたのですが、なんかめちゃくちゃキャッチーな曲の料理番組始まったぞ?とそれからずっとその曲で起きていました。それがまさかの原口さんだったとは!結構前から担当されていたそうで。

そんな方が学マス最初のグループ楽曲に大抜擢。実績を見れば十分な方ですが、こう言うところから学マス運営陣の本気度が伝わります。

もう1人の編曲はたまこまーけっとのOPの「ドラマチックマーケットライド」の編曲などで有名な宮川弾さんです。彼の音楽はなんと言ってもオーケストラ楽器の音の響かせ方が気持ち良い所。きっと今回の楽曲もオーケストラ楽器の編成に携わっていると思います。
随所のハープが気持ちよすぎる。

これ、冗談抜きでインストでも気持ち良い曲です。

余談ですが、歌詞のRight nowが「よーいドン」に聴こえるバグ。

5.Campus mode!!

作詞:田淵智也
作曲:田淵智也
編曲:滝澤俊輔(TRYTONELABO)
歌:初星学園

またまた学マス楽曲。自分が愛してやまない田淵智也楽曲。編曲は転調の魔術師滝澤俊輔さん。サビ前のCメジャーになるところはきっと彼の所業。

まずこの曲、先程の「初」はゲーム序盤にすぐ聴けるのですが、この「Campus mode!!」はアイドルの親愛度を10まで上げないと聴くことができません。(要は結構時間がかかる)
そんなこんなでやっと聴ける楽曲だからこそ、身に染みるものがあります。

担当アイドルと苦労を重ねた先に出会える田淵智也。
采配は完璧です。

楽曲裏話的なことでは、実はこの楽曲が真のメインテーマだったとか。(エンディングに流すオープニングぽい曲でみたいなオーダーだったらしい)

その言葉どおり、アップテンポでここから始まるぞ!という意思に満ち溢れた楽曲となっています。

田淵本人も気に入っている「壁は昇るか?穴を空けるか?抜け道を探すか?」という歌詞は自分もお気に入りです。

6.Flash Summit!!

作詞:田淵智也
作曲:田淵智也
編曲:田淵智也
歌:大橋彩香

こちらは田淵つながり。声優楽曲です。
自分はこの楽曲か発表された時、目を疑いました。
クレジットは田淵智也なのですが、なんと「編曲:田淵智也」の文字。

知っている人もいると思いますが、田淵智也(そろそろ怒られそう)は楽曲提供で編曲をほぼしません。やっても連名があったりとかです。

できない訳ではないとは思います。だって彼は自分のバンド持ってますし。ただ、「自分は作曲するのが得意で、苦手なものにはあまり手を出さず得意なことをやって行く」みたいなことをいつしか言っていた(気がする)ので、そういう方針でずっと行ってるんだなって思っていました。そんな作曲マシーンの彼がここへきてついに編曲まで手を出したか…おいおいいったいどこまでつよつよになっちまうんだ!!って気持ちになりました。

なのでひと口に田淵楽曲と言っても、編曲者によって田淵感が薄れたりすることもあります。なのでクレジット見た瞬間「田淵やば!」とやたらめったら言っている人は田淵ニワカです。(過激派)

そんな過激派もニッコリ、純度100%の田淵智也を味わえるのがこの楽曲です。

私が思う田淵感は、ドラムのフィルの多さとちょっとした間です。リズム関係全般です。
リズム感って編曲の段階でそんなに弄らないことが多い印象なので、「あっ、この楽曲田淵智也だな」って思うのってやっぱりドラムなんですよね。

この楽曲で言うと、「いい気なもんだ神様」のあとのフィルとか、サビ前とサビの頭打ちドラムとか。ラスサビのドゥルルっドーンって溜めて打つ感じ。この一瞬空白が空いた感じのフィルを多用するイメージあります。田淵フィルです。

あとはサビのあとに付け足すフェーズも田淵っぽいです。「楽しいことは無限」のとこ。

とにかく自分大満足の1曲でした田淵智也さん呼び捨てばっかでごめんなさい。

7.今、僕、アンダーグラウンドから

作詞:北澤ゆうほ
作曲:北澤ゆうほ
編曲:三井律郎
歌:結束バンド


アニメ映画「ぼっち・ざ・ろっくRe:」エンディング。
ここはガラリと変えて…

今や飛ぶ鳥を落とす勢いの結束バンド。
今年は映画に加えてフェス参加、Zeppツアー、新譜発表など盛りだくさんの1年で、演者さんたちの体調を少し心配しております。

そんな中この曲は総集編映画の前編エンディングテーマに抜擢された訳ですが、初めて聴いたのはスクリーンで見た時でした。この曲が流れた時自分はめちゃくちゃワクワクしたのを覚えています。

まず自分は三度の飯よりGメジャーキーの曲が好きです。この曲もGメジャーです。言うなれば楽曲の雰囲気を司る主音が同じって感じです。LiSAの「catch the moment」、戸松遥の「Q&Aリサイタル」、DIALOGUE+の「はじめてのかくめい」辺りがGメジャーです。(はい、全部田淵ですね)
Gメジャーな時点でクソほどしゅきになりましたが、なんと言ってもCメロですよ。

後藤が暗い押し入れ(アンダーグラウンド)からかき鳴らしているかのようなクリーンギターの音。
映画館っていうアンダーグラウンドから聴いていた自分にとってはもうめちゃくちゃ興奮しました。
こういう愛ある編曲をやってくれるので三井さんには信頼しか置いていません。

あと個人的には、Gメジャー曲のVm→Iが至高と思っているので、この曲でいうと「痛いほど」のところは痛いほど好きです。
あとはもはや定番ですが、繰り返し2回目サビの所をVImからベースラインクリシェで下がるところです。(早口)
もう訳分からんと思いますが、とにかく「気持ちええ〜」って感じなので全人類聴いて欲しい。

8.星の彼方へ

作詞:こだまさおり
作曲:神前暁
編曲:神前暁
歌:シャルロット(千本木彩花)、ミルレーネ(日笠陽子)、ララフォルテ(大橋彩香)

オンラインアクションRPG「BLUE PROTOCOL」挿入歌。

すみません。こちらのゲームは未プレイなのですが、やたらとクリエイターがピックアップしているのを見て聴いてみた次第です。

まず作編曲がご存知神前暁さん。神とついているので作曲家界の神です。それに相応しい作詞こだまさおりさんに声優陣。これだけでも満足なのですが、やはり楽曲。

とにかくメロディが良い。最近のアニソンは複雑になりすぎているのですが、この曲は割とシンプルな構成で転調もないです(部分的なのはありますが)。なのにずっと聴いてしまう聴き心地の良さ。間違いなく主メロがいいからです。いい曲というのはメロディラインが美しいこととイコールな事です。

ストリングスの展開やリズム隊のサビへ向かう盛り上がり方が本当に作曲のお手本のような構成。それでいて泣けるようなメロディ。おそらく日本の音楽の教科書に載る日も近いような気がします。

9.Yellow Big Bang!

作詞:やぎぬまかな
作曲:瀬尾祥太郎(MONACA)
編曲:瀬尾祥太郎(MONACA)
歌:藤田ことね(CV.飯田ヒカル)

出ました。またもや学マス楽曲。
すみません、だって2024年で1番聴きましたもの。

私の推しのソロ曲2曲目です。
え?お前あれだけ曲絶賛してて花海佑芽Pじゃねえの?

違うんです。待ってください。曲がいいのと推しはまた別なんですよ。それはさておき…

作編曲は秀和の正当後継者、瀬尾祥太郎さん。
聴いた瞬間に分かる、彼をリスペクトしている音使い。そしてサビに入る前の田中aug。本当に愛が伝わるアレンジだなぁと。

田中augって単音で聴くとちょっと濁った感じで、ブラックアダーコードと呼ばれてることからも少しダークな雰囲気を纏うことがあると個人的に思ってます。
この歌っている藤田ことねちゃんは歌の雰囲気から結構元気めのキャラと感じると思いますが、実はアイドルになった理由とか、プロデュース時の状況が結構シリアスだったりします。(気になる人は学マスでプロデュースを!!)

そんなことねちゃんの少しダークな部分と田中augの相性は凄くいいからこそこのクリエイター選出なのかな?って勝手に妄想しています。
もしかしたら秀和が選ばれていた可能性も…

あとは個人的にキャストの飯田ヒカルさんのちょっと外し気味に歌う歌い方がGoodです。ことねちゃんは育成シナリオを見ても分かる通り、ボーカルステータスはあまり高くありません。それでも持ち前の愛嬌で戦っていくアイドルです。その感じがめちゃくちゃ良く出ていると思います。本当にありがとうございます。

10.in the pocket

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
編曲:Mr.Children・牛尾憲輔
歌:Mr.Children

アニメ映画「きみの色」主題歌。

実は親の声より桜井さんの声を聞いている自分です。
なので、今回この映画の主題歌に選ばれた時は椅子からリアルにひっくり返るくらいビックリしたのを覚えています。今回のAppleMusicのランキングに入ってるミスチルはほぼこの曲です笑

もともと映画は見る予定でした。なんと言ってもあの「けいおん」「たまこまーけっと」などの山田尚子監督のオリジナルアニメとなっていたので、「これは必見!」となっていました。そんなところに「主題歌はミスチル!」となったので、「ん?俺のために作ったのかな?」と思いました。キモイですね。

この楽曲はミスチルにしてはロックロックしくないというか、シンプルな構成で音数が結構少ないです。映画も3人編成のバンドのお話なので、その辺を落とし込んでいるのかと。
しかしさすがビッグアーティスト、音数は少ないがどの楽器も邪魔をせず1つ1つが際立っていて洗練された楽曲に仕上がってます。

そしてもうひとつ、若干ですが音の響きが少し狭いんですよね。籠ってはいないけど、近くに壁があるみたいな。恐らくですが、教会や体育館みたいな狭い施設での演奏という雰囲気を出しているのだと思います。流石です。

楽曲はシンプルながらも、桜井和寿の存在感がデカすぎる。映画のラストに流れていたので、あやうく内容全部をもっていきそうなくらいパワーを持っていました笑

歌詞も感動した箇所が。「絡まった靴紐は 解くのを諦めて 忘れて遊んでたら 知らぬ間に解けてた」
こんな歌詞を50超えても書ける、なんて心の素敵なおじさんなんだ。

11.Dramatic Echoes

作詞:高瀬愛虹
作曲:伊藤翼
編曲:伊藤翼
歌:KiRaRe

メディアミックス作品「Re:ステージ!」より、思考型リズムアクションゲーム「Re:ステージ!プリズムステップ」コンセプトアルバムから。

これは「星の彼方へ」と同じめちゃくちゃ良い曲枠。
リステのことはあまり知らないのですが、このゲームはマジでムズいのを知ってます。実際にやりましたが、普通に音ゲーが得意では太刀打ちできないようなギミックがあります。「思考型」とついてる通り、考えることが多いです。自分は出来ませんでした!

そんなところからの楽曲ですが、作編曲が編曲魔人伊藤翼さん。KiRaReの楽曲の作編曲に結構携わっている印象があります。

とにかく転調がやばいです。神前さんの楽曲がお手本であるなら、これはとにかくテクニックの手数で押し切っていくイメージです。転調回数は数えていませんが、とにかく油断すると転調してます。それでいて無理があるように感じさせない。その転調に行くよね〜と思わせるようなアレンジ。そこが伊藤翼さんのテクニック。ライブでもすごく盛り上がりそうですね。

12.Same Blue

作詞:藤原聡
作曲:藤原聡
編曲:Official髭男dism
歌:Official髭男dism

テレビアニメ「アオのハコ」OP。

間違いなく今期(2024年秋)ナンバーワンの楽曲だと思います。(これしか見てないけど笑)

ここへ来てヒゲダン?と思うかもしれませんが、自分は結構前から好きです。今やアニメタイアップで彼らくらいの解像度と完成度で持ってくるアーティストそうそういないのでは無いでしょうか?

J-POPアーティストがタイアップ増えると、よく「またあのアーティストか」と揶揄されることがしばしば。ヒゲダンもかなりタイアップが増えてきていますが、彼らはそんな声をなぎ倒し、「はい、すみませんでした。」と言わせるかのように圧倒的な完成度で殴ってくるイメージです。

最近の楽曲で言うと、「Cry Baby」や「ミックスナッツ」、あれらの完成度がやばい。原作ファンも置いていかない仕掛けも素晴らしい。そうなんです、彼らはテクニックもすごいですが、なにより原作愛が半端ない。藤原聡さん、絶対めちゃくちゃオタクなんだろうな。

今回「アオのハコ」も自分は原作の大ファンであり、どんな楽曲が来るかドキドキしていましたが、これが来た瞬間に口が開きっぱなしになりました。なんだよこの変拍子は。最初は5/4と思わせてここは6/8?おっまた戻った!みたいに目まぐるしく変わる。おいおいまさか、その目まぐるしさで青春の移り変わる気持ちを表してるなんて言うんじゃねえだろうな。「Cry Baby」でも「不安定な」って歌詞から不安定な転調してたな…

Aメロのバスドラム、よくよく聞くとバスケットボールドリブルしてる音じゃん。よくよく聴くとCメロでもバッシュが擦れる音も聴こえる!これもう大喜が千夏先輩見てる歌じゃねーか。

複雑ながらも、サビはキャッチーで耳にすっと入ってくる。もう彼らがタイアップされる曲は安心です。
とにかく圧倒的なスケールという感じの楽曲です。

13.Gift


作詞:栁舘周平・稲葉エミ
作曲:栁舘周平
編曲:奈良悠樹
歌:石原夏織

テレビアニメ「愚かな天使は悪魔と踊る」ED。

これも良い曲枠です。アニメは見てません(ごめんなさい。)

作詞作曲の栁舘さんですが、最近知ったクリエイターで良く水瀬いのりさんの楽曲を担当している方です。自分が知るきっかけになった「スクラップアート」という楽曲があるのですが、とにかくやばい。曲構成だったりテクニックもすごいのですが、なんとほぼ全ての楽器を自分でやってしまっているのです。一度聴いてみてください。飛ぶぞ。

そんなやべえ人が作った曲とは思えぬくらいめちゃくちゃ爽やかな楽曲です。奈良さんのアレンジも多少なり影響しているのかも。最初聴いた時クレジット見てビックリしました。栁舘さんこんな曲も作れるのかと。やはり音楽の基礎的な部分が完璧だからこそ複雑なアレンジもできるのだなぁと。

しかしながらこの曲、Aメロ1番がDメジャー、2番でD♭メジャーと微妙に違います。Cメロの所もBメジャーです。しかしサビのキーはA♭皆一緒となっています。Cメロの後半でDメジャーになり、最初のキーに戻ってラスサビも同じキーとなります。

サラッとやっているところが凄いし、曲のメロが良いから全然無理矢理やっている感がなく、サビは全て同じキーなのでまとまりがあり、ラスサビ前にキーが戻るのが伏線回収のようで全てが美しい。ここに石原さんのヴォイスが乗り、もう自分は灰になりました。マジで良い曲(語彙力)

14.イージー?ハード?しかして進めっ!

作詞:田淵智也
作曲:田淵智也
編曲:伊藤翼

テレビアニメ「弱キャラ友崎くん 2nd STAGE」OP。

ラストです。田淵さん締めということで。
この曲、やってますね〜、編曲の伊藤翼さん。

ブラックアダー増し増し。これは確実に田淵さんから貰ったコード進行いじってますね。しかしこれぞリハモの妙味といいますか、絶対難しいことやってるのは分かってるのになぜか気持ちいい。本当に技術力がヤバいです。

特にヤバいのがラスサビのところ。(がんばってー)のところで、RPGのレベルアップするような音が鳴っているのですが、何が何だかよく分からない音が複数鳴らされています(諦め)。アニメの雰囲気通り、ゲームをモチーフにしたアレンジになっています。そこは素晴らしいのですが、マジで何をやっているのか分からない。そしてラスサビのコードは1番2番と違うコード進行。ベースラインが半音ずつ駆け上がっていくところはもう圧巻です。本当に訳分からん。

サビでドラムが倍テンするところとか、2番のところがメタルっぽくなってるのはおそらく田淵さんのアイディアのままだと思います。本当にリズムの遊び心が良い。

歌タイトルも、なんというか田淵感伝わってくるの分かりますか?この長いタイトルとちょっと難しめの言葉を混ぜている感じ。これよこれこれみたいな爽快感があります。

本当にDIALOGUE+の方たちは難しい曲ばっかなのによく歌ってると思います。プロデューサーは容赦ないですね…


最後に紹介した曲たちをプレイリストに纏めました!
良ければ聴いてください!

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