暗室から白い部屋へ
寫眞館GELATIN個展「Darkroom Lab.case1 - Alice」
無事に終了。
17日間だけの暗室は消え、記憶のものとなりにけり。
今回の展示は盛りだくさんの出来事でできた展覧会でした。
暗室に響く音、浮かぶ引伸機の球体、赤いランプ
ひとつたりとも欠けてはならぬ、
すべてが暗室に閉じ込められて出来上がったものでした。
展示が終わり、窓を開け、陽が差し込み、白に戻ったギャラリーに立つと
写真の世界は反転の世界であったことを改めて知ることとなります。
光があたり壁に落ちた影
光をあてて浮かび上がる白
どちらの世界も本当で嘘で本当。
寫眞館GELATIN率いる暗室のAliceたち、いつかまたあいましょう。