石井則仁 展「がらんどうの庭」 空間美術展示
枯れても美しい華々
ただただそこに在る余白の庭
今この瞬間、自分だけの時間を生きよう
7.25 (sun) – 8.1(sat) 11 : 00 ~ 17 : 00
観覧:500円(予約不要)
*7/28(wed)は展示の観覧はありません。
「天華~てんげ」
⽯井則仁
300本の薔薇を使った空間展示です。
天から薔薇が降って来ます。
見上げる…ことは胸を開くこと。
死に向かって進んで⾏く⽣花たち。天から咲き、溶液に浸かり、⽻となり、様々な形で死してなお美しくあり続ける花々。
世界で活躍し、踊り⼿として⼈間の⼼理に働きかける
舞踏家 ⽯井則仁の空間美術作品。
古来より死は私たちの隣にいた⾝近な存在。
⽣あるものはいつか死に、それが他のものに影響を与え、また新たな⽣が⽣まる。⼈も花のように他に影響を与え続けることはできる。
死を感じることで、”⽣きること”に実感が持てる。
時間の経過により変化していく花の姿には、⽣あるものが朽ちていく儚さ
最後まで咲き誇ろうとする⼒強さ
⽣命の朽ちていく過程にも美は存在し、その先にある「残骸=がらんどう」からは、無⾔の存在⼒を感じていただく機会とします。
[展示コラボレーション]
「翅~つばさ」
⽯井則仁 & 小野梨花
アーティフィシャルフラワーを約300輪使った羽と
フレッシュフラワーを約500輪使った羽の対比
フレッシュフラワーの朽ちていく様は
アーティフィシャルフラワーの現存維持の様と対比され
より鮮明になっていく。
[たぶん奇跡]
⽯井則仁 & たぶんひも form GARAN
[LOSS]
⽯井則仁 & 福村由美子
[・・・]
⽯井則仁 & スズキヤスヒロ
[作家プロフィール]
[石井則仁プロフィール]
過去に様々なDance Companyの国内外の公演に参加する傍ら、蜷川幸雄や宮本亜門の演劇作品にも出演。
2007年よりソロ活動を開始し、現代人の肉体に宿る狂気と普遍性のある美をコンセプトに人間の心理に働きかけ、社会の真理を問う舞台芸術作品を作り続ける。
2013年ソウルインターナショナルコレオグラフィーフェスティバルにて当時の総合準優勝のJury prizeを受賞。2015年に同フェスティバルにて総合準優勝のSCFアワードを受賞。初の2度受賞という快挙を遂げる。
2010年 コンテンポラリーダンスの殿堂と呼ばれるパリ市立劇場を創作拠点とし、世界45カ国のべ700都市以上で公演をしている舞踏カンパニー山海塾に在籍し、自身の活動も含め27カ国70都市以上で公演を行う。
山海塾の舞台美術に携わる中、空間美術に興味を持ち2017年より空間美術展「がらんどうの庭」を開催。2020年には松本PARCOにて開催。
今年2021年には4都市5会場にて開催予定。
[小野梨花プロフィール]
フラワーアーティスト。アトリエフェアリール主宰。
日本プリザーブドフラワー協会認定教室。プリザーブドフラワーのコンテスト入賞を機にアトリエを設立。池袋西武、横浜そごう内のショップにてフラワーデザイナーとして5年。都内海外で活躍する一流講師のプリザーブドフラワーとアーティフィシャルフラワーを学ぶ。
第5回フロールエバープリザーブドフラワーデザインコンテストinTOKYODO Creaにて特別賞受賞。
日本プリザーブドフラワー協会(JPFA)サマーコンテスト「MyPrecious…」にて入賞。
第5回エンディング産業展 / Endex JAPAN 2019 「第3回お供え花コンテスト」入賞 スミザーズオアシスジャパン賞受賞。
2020年3月には世界らん展にも出展。
精力的に活動を展開中。
フェアリールHP
http://www.fairiel.com
フェアリールFacebookページ
https://www.facebook.com/atelierfairiel/
[スズキヤスヒロ プロフィール]
みえない,きこえない.でも、そこにある。何かと何かの間にあるものを取り出したり作ったりしてきました。あまり意識してないけど,私たちは空気に触れて感じています。私は、感じる空気を作りたいと思っています.
例:京都市交響楽団×石橋義正 パフォーマティブコンサート「火の鳥」。深い森の響きによる音響空間デザインなどなど。
[福村由美子プロフィール]
アロマテラピーインストラクター。
2009年より札幌を拠点に香りある暮らしをテーマに精油やハーブ、お香と幅広くレッスンや人や空間に合わせた香りの創作もしている。香りが繋げる、人、物、事、アート、森羅万象…嗅覚を研ぎ澄ませて見えてくる素敵な世界を伝えたい。