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2024.9.3 モージョ リブズ イン キョート企画振り返り

こんばんは!久しぶりの投稿ですが、
自分のバンドの話になります。
ご興味ない方は、スルーお願いします!
(限定公開みたいな機能があればよかったんですが、なさそうだったので)


はじめに

9/3に京都MOJOにて、shelives(in kyoto)初の企画をしました。

思ったことがたくさんあって、
忘れてしまうにはもったいないので書き残しときます。
あまりに内向的なんで初めはインスタとかに書こうかと思ったのですが、
長すぎて無理でした!なので、こっちに書きます。
将来自分で読み返してみたらおもろいやろなー という記事です。

企画決定

まず初めにこの話が出たのは去年のこと、
MOJOの店長藤本さんに、「最近よくなってきたね~」と言われ出し、
自分達もなんとなーく手ごたえも出たしたころで、
「来年MOJO25周年で、なんかやろうと思ってるんやけど、shelives(in kyoto)で企画しない?」
って感じでした。
が、正直最初は、なんせ普段集客がほとんどない自分達なので、現実感はなく、
まあ実現しないやろうなーと思ってました。

ほんで、なんと今年の5月くらいまで、
藤本さんが、会うたびに企画どうよ!と言ってくださるのですが回答を保留し続け、
そしてぎりぎりになってようやく、まあ折角の機会やし一回やってみるかーというノリでやることに決めました。
回答遅くなってすみません。

もちろん、やった方がバンドにとってプラスになる確信はあったのですが、
なぜそんなに渋ってたかというと、
やっぱり企画するとなるとプレッシャーやら集客やらで、
まあしんどいことも多いわけで、
一番のネックはやはり集客、自信は0でした。

自分は友達もほとんどいないし、
職場の人とも繋がりはないし、どう考えても当てがないわけです。

でもいつまでもそんなこと言ってられないし、
MOJOにはお世話になってるし、
素直に藤本さんの期待に応えたいというのもあって、頑張ってみることにしました。

共演者決定

まず最初の関門は、共演者の決定です。

(こんなことあんまり書くことじゃないかもしれませんが)
なんか当日は、ムーンライトシャドウさん、wosorakuさんに
一番最初に声かけました!って言ってしまいましたが、
振り返ってみるとちょっと違うことに気づきました。急に申し訳なくなってきたぞ、、、

リアルな話、最初は県外からバンドを1つ呼んで、スリーマンにしようという話になったわけです。
多分藤本さんとしても、僕らにより責任感持ってやって欲しいっていう気持ちがあったんじゃないかなーと勝手に推測してますが、
まあ そういう訳で、岡山のOstroという、めーっちゃ好きなバンドを誘ってみることにしました。

そこで、もう1バンド、誰がいいかなーってなって名前が出たのが、まずムーンライトシャドウさんです。

Ostroさんは、男性スリーピースバンド、とにかく、曲良い、演奏うまい、最高!って感じなんですが、
そこにプラスするのであれば、
今まで対バンした力のあるバンドの中で、ちょっと一味違って、
shelives(in kyoto)とOstroと並べたときにバランスが良い、、うまく説明できないですが、
それぞれに個性があり、それぞれに通じるところがあると、そういう観点で
Ostroさんとやるならムーンライトシャドウさんがいいなー と話してました。

ところがどっこい、やはり平日で県外は厳しく、Ostroさんはあかんってなって、
じゃあ次の県外バンドとして、HEIRAさんを呼んでみることになりました。

HEIRAさんも何度か対バンした、まあ同じく曲良い、演奏上手い、最高バンドなんですが、
女性ボーカルで、楽器隊も手数多め、マイナー調の曲多め
って感じで、ムーンライトシャドウさんと並べたときに、
ちょっとバランス的には自分たちが浮いちゃうなーってのがあって、
そこで、じゃあ誰呼ぶかってなったときに、wosorakuさんが良いんじゃないかってなりました。

実力十分、曲良い、自分らとHEIRAさんと並べたときにバランスよさそうやん!ってことです。
あと、昨年対バンしたときに聞いた、HeartBeatという曲がめちゃ好きで、また対バンしたい!って思ってたのもあります。

という感じで、HEIRAさんにも声かけましたが、やはり難しいと、
まー平日、厳しいですよねー ですよねー って感じで、
次は関西で呼びたいバンド呼ぶことになりました。
となると、じゃあまず、ムーンライトシャドウさんとwosorakuさんに声かけてみよう!
ってなわけですよね、バランスも良さげやし。
断られたら、次誰にしようかなー って感じでいました。

そして、そこからはあっさり、2バンドとも快諾、即答、え、もう決まったの?
って感じでした。
改めてラインナップを並べてみると、なかなか京都感あって、
それぞれに個性があって、良いイベントになりそうな感じがしてきてわくわく、、
いやー ほんとこの2バンドを挙げて良かったなーと思ってます。
ありがたや ありがたや

準備期間

音源制作

さーて、次にイベントやるとなったら、
当然何か、特別なことしたくなりますよね
知名度もちょっとでも上げないかんってのもあるし。

そういう訳で、イベントに合わせて音源を出そう!
っとなりました。shelives(in kyoto) そういうところはやる気満々です。

2曲入りの両A面シングルにしよう となったんですが、
実はミニアルバムを6月末に出すことが決まったところだったんで、
スケジュール的には大忙し、
2曲選んだのですが、1曲は一応アレンジまで完成してるバラード、
もう一曲はまだデモ段階のものでした。

でも今までにない感じのノリの良い曲だったんで、これは推せるぞ という手ごたえで、
急ピッチでアレンジ、作詞もやって、プリプロを完成させ、
7月の1カ月で2曲レコーディングを敢行しました。

やり慣れてる曲ならまだしも、
そもそも弾けない状態からのレコーディングなので、もう大変です。
例のごとく、人手不足なので、自分がベースやらキーボードやらブラスやらも録らないといけません。
そしてその間にも普通に仕事があるし、ライブもあるし、
まあとにかく大忙しでした。

でもここでちょっと新感覚だったのは、
シングルにするぞ!と決めてから、限られた時間でアレンジやら作詞やらをする作業。
なんかプロっぽくないですか?
よくタイアップ決まってから大急ぎで曲作ったエピソードとか聞きますが、
なんかそういう気持ちを0.1%くらい自分も味わえた気がします。
アレンジも作詞も、結構意識すると変わることがわかりました。

で話がそれましたが、
なんとか7月中にレコーディングして、
8月頭にミックス、マスタリング
これも自分の担当なので、毎日寝不足で、体調崩さないか冷や冷やしました。
CDジャケとかのアートワークは知り合いに手伝ってもらい、
なんとか、入稿完了、
さてさて、一息つく間もなく、MV撮影です。

MV制作

MV撮影はなんと1本目の撮影を確か、22:00くらいから5:00までやって、
2本目の撮影をその日の14:00から19:00まででやる
っていう 意味不明なスケジュールでした。
いい年して無茶しすぎです さすがに体バキバキになりました。

そして一息つく間もなくMV編集へ。
1本はイベント1週間前、もう1本はイベント日に公開だーって感じのスケジュールに合わせて、
ひたすら編集して、ほんと、イベント当日に最後エンコードしてアップするという、ぎりぎり過ぎましたが、なんとか完成。

しんどかった、、もう少し時間があればもう少し良いものが出来たなー と思わなくもないですが、
まあ、それはそれ、今できるベストは尽くしたとは思ってるので、後悔はないです。

あとは細かい話で、
フライヤーつくったり、
ライブ当日になんか配りたいなーって思ってシール作ったり
合間合間に、せっせと作業してました。

シール

 練習!

イベントに向けた準備だけでももう手一杯と言いたいところですが、、、
そうです。肝心要の50分ステージの準備が必要です。
こればっかりは手を抜けません。

まずはセットリストを組んで、
とにかく毎週のスタジオでみっちり合わせました。
まあ、セットリスト組む作業自体はめちゃ楽しかったんですけどね、
準備期間中一番楽しかったといっても過言ではないかも。
なんせ曲だけはたくさんあるので、
やりたい曲詰め込むだけで50分は普通にオーパーしてしまうくらいで、
最終的には納得いく、今の自分たちに出来る100%のセトリが出来たと思います。

ここで1つ、今回のイベントで最も自分を追い込んでしまった決断があったんですが、
それは、当日MV公開の新曲バラードをピアノとアコギでやってみないかっていう試みです。

なんかセトリ考えるときって、自分がお客さんのつもりで考えるんで、
50分もあったら、やっぱメリハリというか、空気変えるセクションあるといいよねー という感じ、
ほんで、その新曲が、しっとりバラードなもんだから、
いつもの同期音源でやるより、生のピアノ、アコギでやった方が、圧倒的に良い感じな訳です。
自分がやりたいとか出来るとか、そんなことは二の次で、
この曲を一番良く聴かせるには、、ってところで、ピアノとアコギで披露することに決めました。

いやー、自分ピアノとか、人前でやったことないんですけど、、って思いつつ、
本番死ぬほど緊張するやろなー って思いつつ、
不安を払拭するために、猛練習の日々が始まりました。
ピアノ弾くの自体は楽しいんやけどなー、
なんせ経験がないし、ステージのフロントに躍り出たのって
多分10年くらい前にギタボやってたとき以来で、恐ろしかったです。

まあそんなこんなで、
本番1週間前からはほぼ毎日スタジオに入りつつ、
演奏はひとまずしっかり練習できたかなと思います。

集客

あとは集客の方ですが、
まあ出来ることはやりました。
自分の性格的に、関係性の薄い人をお誘いするのはできないんで、
やっぱりちゃんと人として繋がりのある数少ない方に声かけさせてもらいました。
友達と、職場の同期と、
あとは今まで対バンした方で、素直に好きでライブ見に行ってた人。
自分も見に行ってたら、ちょっと誘いやすいですし、
まあ来てもらえなかったとしても、
それありきの関係ではない分、何も変わらないというか、
そういう方に声をかけさせてもらいました。

全ての方に来ていただけたわけではもちろんないですが、
来ていただいた方には本当に感謝です。

当日

さあ!既に振り返りすぎてますが、当日の話にいきましょう。

当日も、物販表の作成やらなんやら準備が残ってて、ゆっくりできる間もなくスタートという感じでした。

1. ムーンライトシャドウ

まず、1番手、ムーンライトシャドウさん

ムーンライトシャドウ

いや~良かったですね~
一番手なの申し訳ないくらい、もっとたくさんの方に見てもらいたかったなーと、
自分らの力不足も感じつつ、あっという間の40分でした。

そして、正直びっくりしました。

ムーンライトシャドウさんとは多分2回くらい対バンしたことがあって、その時の印象は、
まずエモい!超エモい!それでいて曲のアレンジが凝ってる、
キメ多いし、ギターもベースもガンガン動く、そしてツインボーカル(ツインボーカル大好き!)で、
総じて見応えがある、そんな感じでした。

そして、良くも悪くも、感情先行のグルーブというか、皆さんすげー突っ走るなーという印象でした。
これはこれで好きな人は多いやろなーと思いつつも、
個人的にはもっとうまくなってブラッシュアップされたムーンライトシャドウさんを見たい!と、
そんな感じで、好きやけど、それ以上に応援してます!の方が先に来る感覚でした。

それがこの日は、ガラッと印象が変わってて、
まず、曲が良い!が先に来ました。
これは嬉しい驚きでした。こんなに曲良かったとは、、

多分ドラムの方が変わったのが大きいと思うのですが、前よりも、演奏が大人な印象で、
安定感の増したリズムの上に、凝ったアレンジの曲が乗ってて、
その上にエモが乗ってるって感じの、
自分にとって良いバランスになってました。
(ご本人様がそれを良いと思ってるかはわかりませんが、、)
なので、前より、歌メロも、ギターの一つ一つのリフも、ベースのフレーズも入ってきて、曲の良さが伝わってきましたね。

それにしてもギターのはやしさんは難しそーなフレーズを弾きながら、歌うし、シャウトするし、
ソロでも前出てくるし、チョーキングもするし、最後ひっくり返るし、
なんていうか、言葉が難しいですが、
一般的な女性ボーカルバンドのイメージよりも男性ギタボ寄りのルーツが見える感じで、おもろいなーと思いました。

それにしても良かった。また見に行きたいっすね。
末永く続いていって欲しいバンドです。
あと自分たちもたまにはテレキャスが映える感じの曲作りたいなと思いました。

2. wosoraku

次にwosorakuさん!

wosoraku

wosorakuさんとは、一回だけシャングリラで対バンしたことがあって、MOJOでは初になります。

wosorakuさんはとにかく曲がよくて、特に自分はHeartBeatという曲が好きで、
一回シャングリラで見ただけでファンになりました。
メロディめっちゃ好きです。歌上手いし、演奏もうましいし、
いやー、この後はちょっとプレッシャーやなーとはちょっと思いました。

そんでこの日の印象は、音でか!笑
ギターアンプ二つになってて、前がシャングリラで広めの箱だったこともあって、
より今回の生音の迫力がすごかったです。
そんでその音量に負けない声量。
キーも高いし、それにもかかわらずピッチも安定してるし、
すげーなー良いなー(うらやましいなー)と思いました。
あとベースもドラムもギタボに負けないパワーあって、高いレベルでまとまってるなーと。
ドラムの方のコーラスもうまい。

曲は王道なんですが、ちゃんと良い、
この手のコード進行の曲って、自分も好きで作ったりもするんですが、
まあ、どっかで聞いたことあるなー、ってよくなります。
でも、wosorakuさんは王道の中でもちゃんと一本筋が通ってるというか、
キャリアを感じるというか、板についたwosorakuサウンドになってますよね。
それは、メンバーの個性とか、エモさとか、ちょっとしたフレージングだとか、歌い回しだとか、
いろんな要素から来てるんだと思いますが、
とにかくwosorakuさんらしい、僕たちにはない部分をたっぷりと見せて頂きました。

noiseっていうMVにもなってる曲があるんですが、あれいいなあ。耳に残ります。
あと、僕イチオシのHeart Beatですが、出番前に楽屋に戻ったタイミングでの披露でした。
これ見たかったのにー!まあしゃあない、また見にいこーっと
てな感じで最後まで熱いステージでしたね。

ちなみに僕はwosorakuさんを聞いてると、
自分が高校か大学くらいのときに好きで聞いてた「Dirty Old Men」というバンドを思い出します。
メロディー良くて、ボーカルのエモい歌い回しとかが、彷彿とさせます。懐かしいなー。

あと、MCで、シーリブズインキョウトって全然言えてなくて微笑ましかった。
人ごとのように、わかる!って感じ、
イベントで、MCで他のバンドに言及しようとして、バンド名がうろ覚えで、もにょる、あるあるだと思います笑

とにかく、これからも良い曲を作り続けて欲しい、そんなバンドです!

3. shelives(in kyoto)

さあとうとう自分の番がやってきました。

緊張はしてましたが、最初はガチガチということはなく、程よい緊張感で、
いつもの入場SE、キリンジの「スウィートソウル」が流れ出すと、めーっちゃ落ち着きます!
どちらかというと、入場SEって結構テンション高める感じのを使う人が多数派だと思いますが、
自分たち的には敢えてのチョイス、
落ち着いて、歌モノやりまっせーという気持ちが込められててめちゃめちゃ気に入ってます。

ほんで入場すると、わー、めっちゃお客さんいる!前きてる!
まあ普段こんなことないので嬉しかったですね。

そして、1曲目ですが、早速トラブル発生!
ハイハットのペダルの向きがあらぬ方向に曲がってしまいました、、
まあできないことはなかったので、焦りつつも、
なんとか3曲目の前に修正、3曲目終わりまで、まあまあ冷静に、思ってた演奏ができたかと思います。

そして、やってきました鬼門のピアノパート
緊張度が一気に高まります。
無我夢中でやりました。
緊張で声が裏返り出し、裏返らないように力入れる、消耗して裏返る という負のループがここから始まります、、、
とはいえ!なんとか!意外にも大きなやらかしはなく、演奏終えることができました!

いやー、頑張った。
猛練習した甲斐がありました。
お客さんの温かさに救われましたね、、

あと、地味に大きかったのが、リハ。
人生初の人前でピアノだったので、絶対緊張するとは思ってたのですが、
リハでwosorakuさんがいる前で本当の人生初を消化出来たのが、間違いなくデカかったです。
それくらいリハの緊張はエグかった、、

もう一つ、ここで、自分が成長したなーって思ったのは、
演奏前にハードルを下げるようなことを言わなかったこと。

初めてで、、とか、
拙いかもしれませんが、、とか、
キーボーディスト募集中で、、とか、
言いたいのは山々だったのですが、
普段対バンの方とかで、たまーにその手のことを言う方がいて、
やっぱり、見てる側からすると、絶対に言わない方が良いなと。
そんなことより、いかにもうまそうに、余裕そうにやってくれた方が、
見てる側としては断然良いわけです。

まあ昔の自分だったら言っちゃいそうなところでしたが、
そういう境地に来れたというのは、長いことバンドやってるおかげで手に入れた成長やなーと思います。
おかげで、終わった後、ピアノもあんなに弾けるんすねーみたいな反応も、ちらほらもらえたので、
その点では大成功だったかなと思います。

激レア編成

さてさて、鬼門も終わったことだし、あとは楽しむだけだーと思いきや、
ここからも想定外の自体に、、、
なんかピアノで気合い入れすぎたのか緊張しすぎたのかなんなのか、
声出ない!体も動かない!
特に、ドラムの連打がうまくできなくなったのは焦りました、、
うーん、悔しいー、もっと上手くできるのにー
まあこれが、今の実力なので受け入れます。
内心もがきつつも、なんとかまとめつつ、2,3曲やってやっと感覚が戻ってきました。

ほんで、後は特に何事もなく、最後の曲まで終了。
いつもより上手くできたとこもあれば、できなかったとこもあるかなーという、まあ普通の感じです。
いつもより楽しかった!と言いたいところですが、やってる時はそんな余裕なかったですね。
間違いなくテンションはあがってたので、自然と滲み出てたとは思いますが、、

あと地味に面白かったのがうえたけさんのMC、
「定期的にライブしてる」と言いたいところで、「周期的に」って言ってて、
衛星じゃないんだから、、と内心突っ込んでました。

で本編終了、そしてアンコール!
いやー、嬉しかったです。
サクラは仕込んでないのでガチということです。
現実感なかったですね。
本当に、皆様の手の細胞を我々のために、、感謝感激ありがとうございます、、

まあ一応ね、一応、今までの経験上、当然ある可能性は考えてて、曲も用意してました。
曲は一杯あるとは言いつつも、アンコールっぽい曲ってあんまりなくて
、辛気臭い小難しい曲が多いんでね、ほぼ2択?1択?って感じで、
最後は虎の子のアップテンポ曲でした。

一つエモい話を残しておくと、
本編最後の「矛盾」って曲と、アンコールの「totes!!」って曲は、
前身バンド時代からある曲で、我ながら良いストーリーのセトリだなと思ってました。

当然思い入れがありますし、アンコールの曲に限っていえば、作詞は今は亡き前身バンドのボーカルでして、
自分たちには書けない歌詞をのこしてくれて、それも、感慨深い。

「世界のどこがで君が心から(以下略」とか、「この歌は君に捧げるからー」とか、
人ごとのように言いますけど、うーんエモい。彼、エモい人だったんでね。

前のバンドは正直ほとんど何も思うように上手くいかなかったバンドでしたが、
二人になって、まさかのツインボーカルバンドとして生まれ変わって、
活動始めて三年くらい、こんな素晴らしいイベントをさせてもらえるようになって、
なんやかんや全ては続いてて、
それも悪くないなというか、
我ながら生命力のある、しぶといバンドだな、と思います。

終演後 などなど

さあ、あとは物販!
まあ信じられんくらい売れました。

冷静に考えて、wosorakuさんと、ムーンライトシャドウさんと並んでて僕らが一番賑わうことってないですから!
主役の力恐るべし。
買ってくださった方、本当にありがとうございます!

あと、自分が関わったお客さんの話も。

前身バンドのベース、Qちゃんと数年ぶりに会って、話せて、嬉しかったです。
なんか貫禄出てたなあ。だいぶ成長した姿を見せられたかとは思ってます。
満足してくれたようだったので何よりでした。
ありがとうございます。

IMNID.の糸田さんにも来ていただいていて、
久しぶりに話せてよかった。
活動休止しちゃってもう会う機会ないかもと思ってたんでね。
休止は残念やなーと思いつつ、どんな形であれ、バンドってやっていける、
僕らも、おっさんになっても、メンバー抜けても、
なかなか珍しい編成で続けられてるというのが、
彼の中で少しでもプラスに思ってもらえたらいいなーと、思いました。
また対バンできる日がくるといいなー
ありがとうございます。

BONE AND SKINの木村さんにも来ていただいて、めっちゃ嬉しかったです。
木村さんが他にもやってるgetageというバンドと対バンさせてもらったことがあって、
その時にお話しした縁です。同じGRAPEVINEファン!
この前ファンダンゴでライブされてるのを見たせいか、
なんか佇まいに貫禄を感じるなーと思いつつ、
自分は密かにBONE AND SKINと対バンすることを目標にしてるので頑張ろう。
ありがとうございます。

Xilanの皆さんにも来てもらいました。
彼らはとても若いバンドなんですが、
自分たちの音楽って、正直今風じゃないというか、あんまり若者にウケない自覚があるので、
そんな中、めちゃ若い、うまい、オシャレな方たちに来てもらえたのは、
自分の中ではめちゃくちゃ大きい部分でした。
僕としてもXilanさん、センスあってすげー面白いバンドやなーと思ってるので、
幸いにも音楽的にも通じるところがあるんかなーと思ってます。
彼らには頑張ってほしい。
いやー嬉しかったなー。
ありがとうございます。

GOLDFISH ADVENTURE西山さんにも来てもらえました。
ゴーアドとは実は関係が長く、
前身バンドの頃にめっちゃブッキングで一緒になって印象的なバンドでした。
当時の我々を知ってる貴重な方に、今回こうやって見ていただけて、嬉しかったですね。
本編最後の曲が前身バンド時代からの曲と覚えてくださってたのもびっくり!嬉しかったです。
ありがとうございます。

友達からは一人来てくれました。
我ながら友達いなさすぎて、文字通りありがたすぎる!
わざわざ大阪から来てくれて、感謝ですね~
すぐ帰っちゃったので話せなかったのは残念でしたが、
ギターのうまさが伝わったようで何よりでした。

職場の同期にも声かけて、二人来てくれました。
マジでバンドしてる時の感じと普段の感じが違いすぎて、さぞ驚いたやろなー いやはや恥ずい。
自分は目立ちたくないがり屋の癖にバンドやってて、常に自己矛盾と戦っているのであった。
まあでも楽しんでくれたみたいだったので、そこは素直に喜んでます。
と、書いた瞬間にも何かがひっかかりましたが、、
何より心から感謝はしてます。これは本当。
ありがとうございます。

さいごに

最後に反省点。

まず、準備期間に詰め込みすぎ!
どう考えてもギリギリすぎるスケジュールで、
頑張るのはいいけど、もう若くもないんやから現実的にできる範囲にしろって感じです。
一週間前にはある程度準備は終わらして、しっかり寝る、
少なくとも当日は、ゆっくりとコンディション整えて本番に挑むべきで、
晩飯食うのをすっかり忘れてちゃ100%のパフォーマンスはできないぞ
っつうことですな。

本番、力入りすぎ!
なんか後で映像見返すと、思ってたよりだいぶ力入ってて、
そりゃ声も出んくなるなーという感じでした。
ただいくら力抜けっつっても、どうしてもあの状況でそんな余裕がないのも事実で、
これはもう普段の練習あるのみ、どんな環境でも安定して歌える実力を身につけるしかないかなーって思ってます。
とくにハモリで割と外してたのが悔やまれる。くそ~

それと、細かい話やけど、曲間でちょっと失敗したとこがあって(SEが流れなかった)、
PAさんとのコミュ不足やったなと
曲間の流れはリハでしっかり確認しとこうってところですね。

あとピアノは、うーん、もっとうまくできたなー、アコギとかハモリとかをもっと聞きながらできたら、、
とか思わなくもないですが、これは正直仕方ない、
なんせ初の試み、次がもしあればもっとうまくやってみせます!

最後に物販、慣れてなさすぎてテンパりました。
学生時代6年間もスーパーのレジ打ちをしてた実力を発揮できるチャンスやったのに!
何が何個売れたかとか、冷静にメモりながらスムーズにお釣りを渡せる体制を整えておくべきでした。
っつても、マジでそんなに物販に来てもらえると微塵も思ってなかったので、これは嬉しい誤算かもしれません。
まあ少なくとも釣り銭持った植竹さんをすぐに連れてこないとダメでしたね。
完全に想定不足でした。もたついてすみませんでした。

とまあ、色々ありますが、全部が貴重な経験、
次に必ず活かせると思うので、切り替えて、またやっていこうと思います。

最後に、
MOJO店長藤本さん、スタッフさん、ムーンライトシャドウさん、wosorakuさん、
そして何より来場してくださったすべての方、
本当にありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。

以上!

さあ切り替えて、次のライブがんばろ~

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