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見返り求めまくりのバレンタイン。その先は…

私にとって2月と言えば

・母の誕生日
・寒すぎて毎年調子が悪い
・方角不明な恵方巻き、鬼不在の鬼は外
・自作生チョコばらまき女

という感じで過ごしているが、今回は自作生チョコばらまき女(私)について書く。

職場で開催されるバレンタイン、好きな人っていますか?

私は嫌い。
職場で開催される"心のひとつもこもってない義務的バレンタイン"というイベントが心地よく思えない。

うっかりもらってしまったら、お礼を何にするか考える時間も買いに行く時間も使うので、労力が増えるなと思うタイプである。
(好きな人やお世話になった人にあげたり、本当に心から渡したいと思ってもらえ頂ける、そういうムーヴは好き)

前の部署はおじさんばかりだったので、夫から
「渡したらお礼いっぱいもらえるんじゃない?!」という口車にうっかり乗せられ渡したことがあった。
妹に「職場のバレンタインはどうしたらいいんだろう?」と相談したところ「生チョコでいいのよ、生チョコで。」とクールな回答があり、言われるがまま動いた。

ラッピングも手間に思い、大きなタッパーに沢山入れて爪楊枝を何本か刺し、"ご自由にどうぞ"(まるでデパートの試食)としていたが、お返しは一部の人しかくれなかった。笑
多分私の面倒くさい気持ちが全面的に出ていたのだろう。
夫の思惑通りにはいかず、お返しが全然もらえなかったので一気にバカバカしくなって翌年からやめた。というなんとも現金な奴である。
そしてこんな私でも製菓衛生師の免許を持っている。

本気を出してお菓子作りをすれば職場でもさぞ喜ばれるのだろうけど、お菓子作りってお金も時間もかかる。
大切な場面でしか技を使いたくないヒーラータイプの私は、免許を持っているのは内緒にしている。
おそらく一人ずつ丁寧に可愛い箱へ詰め、メッセージカードを添えてラッピングしたら結果は違っていたのかなと思う。
タッパー試食生チョコでもお返しをくれた2人のおじさんたちもいて、優しいなと感じた。笑
(その二人のおじさんは普段から私と特に仲が良く、好きなおじさんだった)

贈り物は物だけでなく気持ちを込めないと相手に届かない。という当たり前のことを、身に染みて感じた出来事だった。毎年バレンタインの時はなんとなく思い出す。
心を込めて準備したみなさんは、こんなことにはなってないだろう…と願いたい。(結果が出るのは1ヶ月後だが…)
どうかハッピーバレンタインでありますように。


※この記事は私が入会しているキャリアスクール、SHElikesの13期ライターコミュニティ「みらいと」さんのnote企画へ参加させて頂くために執筆しました。にしまりさんをはじめライコミュのみなさん、おかげさまで執筆が続いております。


ヘッダー画像:Canva


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