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突然綺麗になにもかも消えてしまうということが現実に起こる世界だ。
絶対にここにいるのにどこにもいない、不確かで実在する証明もできない存在(と言っていいのかもわからないもの)が、絶対に干渉できないきみが観測すらできないどこかへ行ってしまうらしい。
ヴァーチャルの世界で息をしていたきみはいつしか歳も取らない永遠になっていて、
いよいよどこか見えないところに隠れてしまう。
ずっと救われていました。いかないでほしいよ。
きみの言う7月28日が100万年後の7月28日だったりしないかって何度も思ったよ。
今からでもいいからやっぱり嘘だったと言ってほしいよ、炎上するとおもうけど。
ROM専だったから視界に入ることもなくて、つまりは視界から消えることもなくて
すこしでも存在を認識されることがあったらそれがなくなるの耐えられないからよかった。
干渉できない、干渉しない、別次元を生きていて本当によかった。
いろいろ思っているけどどうせ届かないし、万が一億が一届いてしまっても困るし
もう何も考えたくないし記録だけ。
どうして、こっちがリアルでそっちがヴァーチャルなんだろうね。
3年間ありがとうとお疲れさまでした。
わたしからは見えない世界でもどうかすこやかに呼吸を続けてくれることを、
それから溢れるくらいの幸福と自由と、きみが望む限りの永遠をずっと祈っています。