5.3つの農法 その違い
こんにちは〜! ラクです🙂
今回は「自然農法」について2回目となります。
前回のお話で、自然農法とは!な書き方になり、
「普通に書かれているやり方より、なんかラクに出来るらしい、、」
そんなイメージを持たれた方もいるかもしれません。なんですが、、
誤解のないようお伝えすると、野菜づくりが簡単かどうかを議論したいわけじゃありません😅
・普通(当たり前になってる)の作り方って何なのさ?
・いろんな農法あるらしいって分かったけど、普通とどう違うのさ?
・肝心の味ってどうなの?
そんな疑問に今日はお答えする回にしたいと思います。
それでは今日のお話です🍅
「何が違う?自然農法と有機、普通とどう違うの?🥒」※2回目です😄
皆さん、農家さんが作る野菜って、どんな姿を想像してますか?
「上の画像にあるトラクターとか機械使ってやってるやつじゃん?」
概ね、正解です😄
・畑一面に同じ野菜がズラーっと並んで育っている。
・機械を使って大量に作っている。
・化学肥料や農薬の使い方、色々と知識が必要な感じ。
上記のように、機械を使ったり農薬や化学肥料などを使って育てるやり方を
「慣行農法」と言います。
慣行とは、昔からずっと続けてきたこと と思ってもらえたらいいです。
日本ではこの農法がスタンダードなんですね👍
突然ですが問題です🙂。この慣行農法で作られた野菜はどこで売られているのでしょう?
答え:みなさんがスーパーでよく見かける野菜の99%がコレです🥕
「え?99%ってほとんどじゃん❗️」
と、みなさんが普通に買って食べている野菜なんですね😌
農薬と化学肥料が使われて育つのがスタンダードな野菜です🙂
嫌な言い方とかではなくて、これには「目的」がちゃんとあるから。
食料を安定に皆さんの食卓に運ぶために、「大量生産で安価に」作るためです。
慣行農法の説明はとりあえずこれぐらいにして、、
さて残り1%の作り方が「有機農法」と「自然農法含めた、その他」なのは気づかれたかと思います😁
そうなんです。滅多に見かけないし、たまに高級レストランや百貨店の食材コーナーにある程度で、市場には出回らないんですよね😅
1%の野菜の作り方ってどんなの?と聞かれたら、こう答えましょう❗️
「農薬使わない、化学肥料使わないやり方です」で
OK(笑)
「え、何それ?、、」(⌒-⌒; ) と、まあそうおっしゃらず😁。
こちらの図をご覧ください^^
「有機農法」と「自然農法」も合わせて、ざっくりと紹介になっているでしょうか?🙂 もう一度比較してみましょう。
「慣行農法」→化学肥料や農薬を国の基準に基づいて使用。味はスーパーの野菜
「有機農法」→化学肥料を使わず有機肥料(牛ふんとか)しか使わない。農薬も使わない、もしくは少なからず使う。味は旨味が強いイメージ。
「自然農法」→無農薬はもちろん、堆肥は自然物(雑草など)を使う。味も野生味が強い。
僕のゴリっゴリの肌感覚で伝えてます(笑)^^
補足としては、コストや手間は「慣行農法」が1番と書きましたが、虫や病気の対策を考えると、「有機農法」めっちゃめんどい❗️と時もあります。
じゃあ、なんで1%有機農家は有機野菜を作るの?
それは「おいしい」から🍆😄
最近では家庭菜園などでも有機農法を実践している方が増えてきました。
農園によっては「無農薬・無化肥」でないと借りられない所もあります。
それくらい、有機農法で作る野菜に魅力を感じている人がいるということですね。とにかく「おいしい」「安心で安全」野菜作りが「目的」となっているんですね
ここまで長いなーと感じた方、お疲れ様です🙇♂️
もう少しで終わります(笑) ※まだ続くんかい💧とツッコんだ方、ありがとうございます😁
最後に、じゃあ「自然農法」って何が目的なのさ?と当然の質問がきますよね?ここで重要なのが、「自然」というキーワード🔑
前回の記事で、慣行農法と自然農法の方法論の違いを述べたと思います。
上の図でも書いてますが、耕さないし、農薬はしない。除草などの管理も極力しない。いわば「手間」が減っている部分が「有機農法」と大きな違いになります。
自然をどう捉えるか?解釈は人によって様々です。
僕が考える自然としては、、、、
「ありのまま」
「ありのまま」に育て、育った野菜を食べる。これに集約されるかなと思います。
具体的には
・肥料を使って無理に味を作らず
・季節に沿った野菜を育て
・野菜の成長を見ながら、一つずつ収穫する。
あくまで、季節に沿って野菜自身の力で育つことを意識している方法です。
まとめいきましょう🙂
まとめ
今日は、3つの農法の違いについてざっくりと解説しました。
「慣行農法」→化学肥料や農薬を国の基準に基づいて使用。味はスーパーの野菜
「有機農法」→化学肥料を使わず有機肥料(牛ふんとか)しか使わない。農薬も使わない、もしくは少なからず使う。味は旨味が強いイメージ。
「自然農法」→無農薬はもちろん、堆肥は自然物(雑草など)を使う。味も野生味が強い。
最後に、自然農法の「目的」について、自分なりに解説して終わりたいと思います。
自然農法は、より「自然」に寄り添った農法だと考えています。だから、慣行農法のように、一度に綺麗な野菜が揃うこともなければ、有機農法のような良い味を作っていくやり方でもありません。
必要なぶんを必要なだけ、無理のない方で続けていく方法は、長い目で見れば持続しやすい形になっています。他の農法よりは、手間や時間という負担がかかってないんですね。
つまり、「時間」を生み出す農法ではないか?
ここが、今日僕の1番伝えたいことです。
僕も時間に追われて、菜園の優先順位が後回しになったりもしました。この「時間」そして「負担」をテーマに、菜園活動を続けてきたことでかなり良い方向に変わってきました。
できれば、したくない「負担」や「時間」はかけたくないものですよね?😀
そうすることで、少しでも余裕をもって楽しく取り組むことができるかと思います。
次回、もう少し「自然農法」の具体的な方法について、伝えていきます。
今後も技術や菜園活動のあり方を発信していきます。
楽しい菜園活動ライフになるよう、それでは🍅
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