『水車館の殺人』綾辻行人

今回は綾辻行人さんの館シリーズ2作目の『水車館の殺人』です。

前回の『狂骨の夢』に続き、なんでまた1作目からじゃないねんという話ですが、もちろん1作目の超ロングセラーの『十角館の殺人』も読んでいますが…

読んでてめちゃくちゃ面白かったものの恥ずかしながら(オマージュ元の)『そして誰もいなくなった』を読んだことがなかったので

最後の瓶のところが不完全燃焼に…

ということで『十角館の殺人』の方は『そして誰もいなくなった』を読んでから改めて紹介します😌

まあどちらも超有名な作品だと思うので、既読な方の方が多そうですが…笑


やっとこさ『水車館の殺人』の紹介へ📝

(ここからはネタバレを含むかもなので読んで下さる方はご了承ください)

まず全体的な構成は事件が起きた1年前と現在を行き来する形なのですが

主に水車館の主人である藤沼紀一の視点から語られるのがミソですね〜

(自分が浅いのもありますが)最後に見事にひっくり返されました😂

自分が読んだのは1987年に発行されたものを2007年に新装改訂版として出された方なのですが

それでも15年以上前の作品なのに

十角館を読んだ時と同様に古さを感じなかったのがやっぱりすごいですね👀

個人的には(警察などのモブキャラを除くと)12人しか登場人物がいないのに、全く犯人の予想が出来なかったのが悔しいですね…笑

藤沼紀一目線でずっと探偵として出てくる島田潔怪しいなと思って読んでました😅

推理小説なので、内容にそこまで触れたくないので感想的なのはここまでにしておきますが、

途中で前作の『十角館の殺人』との繋がりもあったのとサクサク読み進めることが出来て面白い作品でした!

藤沼由里絵さんにはこの後幸せになってほしいものです…


次は現在進行形で読んでいる

アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった

推し(大園玲さん)が紹介してくれた

浅倉秋成さんの『六人の嘘つきな大学生

の紹介をしたいなと思ってます📝

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