【春木ゼミ】出生数、合計特殊出生率のグラフ推移を見て考えたこと。
こんにちは。
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いつも春木良且さんのVoicyを拝聴しています。教養になるお話が多く、ただの雑学的な知識だけでなく、その背景も解説して下さり知的好奇心が非常に刺激され憧れます。
他にこうしたチャンネルを探していますが、なかなか見つかりません。
そんな春木良且さんのVoicyで【春木ゼミ】として厚生労働省の「出生数、合計特殊出生率の推移」を見て考えたこと、疑問点をお聞かせくださいとのことだったので、厚生労働省の「出生数、合計特殊出生率の推移」から色々考えてみたいと思います。
問題のグラフが下図になります。
まず、パッと見て違和感を持つのは「ひのえうま」です。
勉強不足で「ひのえうま」とは何かわからなかったので調べてみました。
「ひのえうま」は西暦年を60で割って46が余る年が丙午の年のことで、江戸時代に恋におちた男性に会いたいがために放火したことで、「ひのえうま産まれの女の人は、気性が強く、夫を殺すことがある」との伝説が生まれ、ひのえうまの年は出生率が少なくなるそうです。
こうした伝説がもとで出生数が激減するとは驚きです。
次は2026年らしいですが、知っている人も少なそうだし、さすがにもう影響されることはないと思います。
また、もうひとつ気づくのが2005年までは出生数と合計特殊出生率が連動していそうですが、2005年から連動しなくなっています。
そもそも、「合計特殊出生率」とは何でしょうか。
出生率が微増していて、出生数が減少しているのはなぜでしょう。
率が上がるのに数が減るということは、母体数の減少が考えられます。
出産可能年齢にある女性の人数自体が減っているのです。
少子化対策が遅きに失した感があります。
出生率の低下をもっと早くに向上出来ていれば、より出生数の向上の効果が見込めたと考えます。
2040年の仮定の出生数は2019年時の傾きのまま、2年後とした場合の数であり、信頼性は疑問です。
同様に2040年の仮定の出生率は2019年時を無視した傾きのまま、2年後とした場合の数であり、信頼性は疑問です。
どちらも希望的観測ではないかと疑いたくなります。