君たちはどう老いるか。
こんにちは。
このブログでは「自分の人生を自分らしく生きるために」をテーマに教育、子育て、転職、投資などの話題や情報をお届けします。
40代の後半にもなれば、ほとんどの人が人生を折り返して後半戦に入ったと言ってもいいでしょう。
折り返し。
つまり、これから今まで生まれて生きてきたのと同じ時間を生きていくことになります。
そう聞くとまだ相当長い感じがしますが、子どもの頃と今の時間間隔の違いを考えると体感的にはあっという間でしょう。
何はともあれこれから折り返し後というもうひとつの新しい人生が始まるわけです。
折り返し後の新しい人生というものの、これは前半に歩んだ人生とは全く異なります。
前半の人生は次々と新しいモノを獲得していきました。
歩けないのが歩けるようになり、話せないのが話せるようになり、書けないものが書けるようになる・・・・・
去年よりも今年、昨日よりも今日、出来ることが増えていきました。
しかし、折り返し後の人生は違います。
人にもよりますし、その人の努力にもよりますが、基本的には、去年よりも今年、昨日よりも今日、出来ることは減っていくことでしょう。
歩けなくなり、下の世話をしてもらわなければ生きていけない。
そうしたとき、人は卑屈になります。
しかし、卑屈さは周りの人間に気を使わせます。
歩けなくなり若い人に下の世話をしてもらっても卑屈にならずに胸を張ってありがとうと言えるでしょうか。
これまでと違う引き算の人生を僕たちはどう生きるか。
もちろん、それに対して過去の賢人達は多くの言葉を残してくれています。しかし、それはただの言葉に過ぎず、自分で腹落ちするようなある種の悟りがないと、言葉は私の表面を滑り落ちていきます。
そこには、少なくともこれまでと違う宗教的ともいえる哲学的な何か、人生における自分なりの悟りともいえる何かが必要な気がしています。
それを見つけていく旅がこれから始まります。
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