見出し画像

3Dプリンターで、キャリアを積み上げてみた

仕事でファブ施設の立ち上げから、実際運営まで携わっている。

そのおかげか、バリバリの文系だった私だが3DCADがちょこっとだけ使えて、3Dプリンターも触れるようなった。
ものを作ることは結構好きだとわかった。自分で簡単に作れる3Dプリンターは直感的に、自分にあっている気がする。

3Dプリンターとは?

3Dデータを流せば、簡単い造形できる機械のこと。試作開発分野でも多く使われ、家庭用であれば2万円くらいから、工業用だと数千万のものもある。

FDM(積層型)はソフトクリームのように、したから積み上げていく3Dプリンターのこと。素材はフィラメントと呼ばれ、たくさんの種類がある。
(PLA,ABS,TPU……)

吉田スキーまさんの【8万円】超高級3Dプリンターできい!この実力衛よ!!!より


キャリアという目に見えないもの作りたい!!

現在の仕事とは別に、学校のキャリア教育を先生と作りたいと思い活動してる。

国家資格キャリアコンサルタントの取得をきっかけに、キャリア教育に対する思いも一層熱くなっている。

キャリア教育を勉強してると、難しい言葉に頭を抱える。絵に描いてみるがあまり実感が湧かない。

目に見えて、手に取れれば良いのに

そんな単純な思いから、キャリアを3Dプリンターで出力してみようと思った。


キャリア教育やるなら、ドナルド・スーパーのキャリアレインボーは知っておくべき


文部科学省はキャリアを下記のように定義している

人が,生涯の中で様々な役割を果たす過程で,自らの役割の価値や自分と役割 との関係を見いだしていく連なりや積み重ねが,「キャリア」の意味するところである。

文部科学省より「キャリアとは」

私たちは様々な役割を(実は勝手に)与えらえれている。ちなみにこの役割は、アメリカの心理学者ドナルド・スーパーのキャリア・レインボーをみるとよく理解できる。

キャリア・レインボー

文部科学省『中学校・高等学校進路指導資料』

人間は、仕事のみならず、趣味や地域活動、家庭での役割など様々なキャリアを虹(レインボー)のように積み重ね、複数のキャリアを使い分けながら日々の暮らしを送っているという考え方です。 「年齢に応じた役割」「場面」の組み合わせで「ライフキャリア」が成り立っています。

キャリア・レインボー定義

例えば、10歳は「子ども」だし「学生」という役割をになう。

3Dプリンターで、キャリアレインボーを積み上げていく

積層型の3Dプリンターを使い、このキャリアレインボーを作ってみようと思った。

①まずは、CADデータにおこす。

②次に3Dプリンターで出力。

そして結果はこうなった!!!

これが何に使われるか、自分もわからない。でもなんとなく達成感はあった。

目に見えないものを、視えるようにすることができば、それはもうデザインである。


いいなと思ったら応援しよう!