祖母の誕生日
今日5/2は祖母の誕生日。
生きていれば89才でした。
わたしは5月が一番大好きな季節です。
花粉も終わっているし、暑すぎもしないし、4月のそわそわした感じもないし、そしてなにより祖母の誕生月。
祖母が亡くなってから、寂しい気持ちはもちろんあるけれど、絶対にあちらの世界で幸せにやっているという確信があるので、時々思い出して涙ぐむことはあっても、じめじめと泣くことはありませんでした。
一昨年の誕生日に、巣鴨で買った洋服をプレゼントしたのですが、これがとても着やすかったようで、夏になると「涼しくていい」と良く着てくれました。
なにかプレゼントしても、もったいないと使わないで仕舞いこんでしまうこともあったので、嬉しかったです。
ケーキは糖尿でNGだったので、他にはお花とかをよくプレゼントしたかなぁ。
大げさに喜ぶことはしないけれど、いつもきちんと喜んでくれる人でした。
亡くなって初めての祖母の誕生日な訳ですが、
こうやって誕生日の思い出を振りかえると、自然と口元が緩みますね。そしてやはり寂しいですね。
亡くなった人のことを祥月命日に思いだす人は多いですが、わたしは誕生日に思いだしたほうが、美しくて楽しい思い出が沢山詰まっている気がしています。
これからも毎年この日になったら祖母のことを思い出すでしょう。
そして、祖母の戦時中の体験を書いた小説を、ちゃんと形にして紙の本にしようと思っています。
もうほとんど書いてあるんですけどね。
本にする前にもう一度、疎開先だった長野県に遊びに行こうかなぁと、漠然とですが考えています。
慰霊というとニュアンスが違うんですけれど、あなたの土地のことを書きますよ、表に出しますよというご挨拶という感じです。
旅行に行くとインスピレーションがわくことが多いんですが、あれって、その土地の神様が「書いていいよ」ってOK出してくれているような気がするんですよね。
なので、そのうち旅をして短編を書くというお仕事をします。
ANAの機内誌とかに載ったらさらに良いな(突然の公開アファメーション!)
それでは、今日はこの辺で。
おばあちゃんの楽しい思い出に浸るとしましょう。
最後まで読んでくれてありがとう!
では、また!