美しいものから眼を離してはいけない
週末、宮城県の鳴子温泉で開催された「全国こけし祭り*」に行ってきました。
そこで目にしたこの言葉
『美しいものから眼を離してはいけない』
わたしは今、「美しく清浄なもの」について考えています。
(以下、あくまで個人の考えなので真に受けないで読んでね)
こけし祭りの後、隣県の有名なお寺に寄ったのですが、御朱印を頂く札授所にやたら貼り紙が多かったんです。
あれをしてはいけない、これをしてはいけない、写真は撮ってはいけない、お釣りは出せない、1万円はお断り、などなど(笑)
御朱印を書いてくれたお坊さんも正直良い対応とはいえませんでした。
観光地なので色々な参拝客がいて迷惑した経験からそうなってしまったんだと思いますが、少し残念な気持ちになりました。
なんとなく、寺や神社の札授所は元々の美しさと清浄さがあれば、迷惑な行為をする人って少なくなるんじゃないかと思うのです。
雑多なものが増えていくことで、心にも雑念が増え、ぞんざいな扱いをしたり、されたりするのかなと。
(ちなみにこのお寺、貼り紙が多いのと対応がイマイチなのを除けば、景観も建物も本当に美しい場所です!)
いままで沢山の寺社仏閣で御朱印を頂いてきたのですが、茨城県の某神社の札授所などは本当に清浄で美しく、余計な貼り紙などもなく清潔で、こちらの気持ちまで凛としたものでした。
人は「美しいもの」に心惹かれます。
たぶん、神様も「美しいもの」がお好きなんじゃないかなと思っています(わたしたちは神様が「ご自分と同じにお作りになった」のだから)。
凛とした気持ちになったのは、そこに神様がいらしたからかもしれない。
『美しいものから目を離してはいけない』
これは、”美しいもの”と”そうでないもの”を見極める目を持つということでもあるんじゃないでしょうか。
そして、美しいものをきちんと清浄に保つための努力をするということの大切さもね。
なーんて色々書いたけど、
まずは自分の家を綺麗にするところから始めようかね…(小声)
本で、埋もれてるからね…。
最後まで読んでくれてありがとう!
では、また!
*全国こけし祭りとは
毎年9月の第一土曜日、日曜日に鳴子温泉で開催されます。
こけしの販売、工人さんたちの実演、こけしのコンテスト、婦人会の鳴子音頭での踊り、さらにははりぼてこけしのパレート(シュール!)など。
神社の神事も同時に行われているので、町中がお祭りムードです。
個人的に一押しのイベントです。
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