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創ること、売ること

こんばんは!
今日は徒然なるままに。

先日、母の日のプレゼントを買いに新宿高島屋さんに行きまして。そこでちょうどいいのがあってラッピングしてもらう間、少し店内を見てきまーすって別の階に行ったんですね。
そしたら、、、すごいかっこいいトートバッグが目に入りました。

うん、目に入ったというか、目です。
(すぐにジョングクさんのタトゥー思い出すほどにはオタクだけど、まぁ、それは置いといて)
(左にこっそり置いたのはJINRO IS BACKのカエルのキーホルダー、小岩のセマウル食堂のお兄さんがくれたやつ)

写真だと色が伝わらない感じだけど、もうインパクトが凄いでしょう?
hellbent lab.さんという京都にアトリエのあるブランドで、この日は高島屋にPOPUPストアで出店していたそうです。

このバックの他にも、パッと見は怖いような儀式モチーフのTシャツだったり、シュールリアリズムだなぁというポーチ、京扇子(京都ならではですね)にかなりアバンギャルドなデザインを使っていたり、“サブカルを引きづった人のための”という謳い文句がぴったりの商品たち!

ちょうどデザイナーさんがいらっしゃって色々お話を聞くことができたんですけど、ご自身で本当にこだわりを持って作っているから、説明に愛があるんですよね。

例えば、白い上質なコットンシャツに首を吊る人のようなモチーフを使っていて、確か作品名が「高みの見物」だったと思うんですが(間違っていたらごめんなさい)、その絵を見た時に、うわぁ、みたいな気持ちになると思うんですよ、初見は。
でも、作品名としては、その絵の中の人が我々を高みから見物している、という。

他の一見グロテスクなものだったり、オカルトチックなものにしても、本当にわたしたちが見ている、その初見の表面的な、表層的なものだけを受け取るだけでいいのかな?ってなるものばかりでした。

実際、デザイナーさんも同じお話をしていました。
世の中最近、あまりにも、わかりやすいもので溢れているんじゃないだろうか、と。

ふと、ドラマや映画などでも全ての伏線が回収されなかったからつまらない、という話があったのを思い出しました。
でもそれは、作者側からしたら、TMI(Too Mach Information)だったり、視聴者が想像してくれていいって部分だったりすることもある。でも視聴者は、答えを見せて欲しい。
でも本当は、そんな決まった答えはないじゃないかと思うんです。

あ、ごめんなさい、話がだんだん逸れてきた!!!

そう、今回、タイトルが「創ること、売ること」なんですけど、自分でデザインして作っている方が直接自分の商品を売っているというお店でお買い物する、ってエネルギーが全然違いますよね!

時々ブログにも登場する横須賀のSPECさんもご自身でスカジャンのデザインから色や生地などを選んで作っているので、説明を聞くのがすごく楽しいんですが、その時と同じエネルギーを感じました。

物を買う、という行為だけではないんですよね。
もしかしたらこれからは、飲食店含め、何か物を売る場所を、その+αの体験をするために選んでいく時代になったんじゃないかって思っています。

わたしは本はほとんど決まった本屋さんでしか買わないんですが、それもそういう+αをそこで体験したいからです。

そしてそれは自分が物を売る場合にもよーく考えないといけないことだな、と思い至りました。

皆さんは普段どんなお店で買い物をしていますか?
お店をやったり販売の仕事をされている人はどんな風に売っていますか?
そこには、物とお金の交換以外の体験はありますか?

今回、素敵なお店でデザイナーさんと直接お話しする中で、色々と気づくことができて個人的にとても良かったです。何が良かったのかというさらなる個人的な話はここからマガジンコーナーでお話しますね!

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
アンニョーン!

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2022年は、いつものエッセイの後半に徒然コーナー(時々やってる赤裸々コーナー)を常設してお送りすることにしました。月3〜4回更新です。 …

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