釜山のお寺と大好きデジクッパ
こんにちは!
2024年8月の釜山慶州旅行、釜山2日目です。
初日の記事はこちらです。
日帰りで行った慶州はこちらのマガジンにあります。
8月13日(火)
今日は釜山のお寺に行く予定。
だが、まずは腹ごしらえ!ということで、前回の釜山旅行でおおいに気に入ってしまった海雲台にあるデジクッパ屋さんに向かう。
🍚 釜山二食目:デジクッパ(釜山ウィリョン食堂)
[NAVERマップ]
부산 해운대구 우동1로50번길 15
席に案内してもらうなり、デジクッパを注文する。
見てこの澄んだスープ!恋しかった!
ほんとここのデジクッパだけは前回日本に戻ってからも時々思い出しては(食べたいなぁ)となった味。
なんなら今これを書きながらもよだれが出そう。
中にお肉もたっぷり入っていて、それが一ミリも臭くない。
肉は薄めで脂身の部分もあまりない。とにかくそれが私好み。
実は前日、慶州からKTXで戻った後に釜山駅近くのデジクッパ屋さんへ行った。店内とても混雑していて人気店でもあったのだが、わたしの口にはあまり合わなくて(とんこつスープのような白濁としたスープで肉の味が濃かった)、もしかしたら、もうウィリョン食堂のデジクッパしか食べられないんじゃ疑惑もある。
いつまでも続いてほしいな。
さて、そんな愛すべきウィリョン食堂を後にして、バスでお寺に向かう。
■ 海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)
[NAVERマップ]
부산 기장군 용궁길 86
バス停を降りてからゆるやかな坂道をまぁまぁ歩くので、気をつけないといけない。特に夏は!
ほんと今回の旅は「ゆるやかな坂」の恐ろしさが身に染みた。
こんなに海に近いお寺って珍しいなと思う。
日本だと、お寺じゃないけど、宮崎県の鵜戸神宮に似ているなぁと思った。
ちなみに、このお寺も「壬辰・丁酉倭乱で焼失」している。
またお前か、秀吉。
このお寺はパワースポットとして有名だそうで、1つだけ願い事をかなえてくれるんだそう。
私は邪念がすごいので(堂々)、
「キムソクジンさんのライブに行けますように」
とお願いをした。イェイ!
お寺の中のカフェに入る。
これ、窓がついてないの。
海からの涼しい風が、いや、強風が、店内を吹き抜けていてノー冷房なのにとても気持ちいい。
あまりの強風に、コーヒーが少なくなってくるとコップが飛ぶ勢い。
次、どうしようか、と言いながら、もうあのゆるやかな坂を歩くのは嫌だなぁ、となり、大人なのでタクシーを使うことにした。
海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)は観光地なので大きめの駐車場もあるし、そこにタクシーも待機している。
並んでいたタクシーに乗り、次の目的地にした、梵魚寺 (ポモサ)へ行ってくださいと告げる。
海の海東龍宮寺から山の梵魚寺までは車で30分くらい。
暑さで疲れているので、涼しい車内が嬉しい。
無口な運転手さんの丁寧な運転!丁寧な運転!(珍しいので2回言う)で高速道路ではおもわずウトウト。
そして目的のお寺に到着した。
■ 梵魚寺 (ポモサ)
[NAVERマップ]
부산 금정구 범어사로 250
金井山(キムジョンサン)という山の中腹にあるので、急に景色が山。韓国の禅寺の総本山だそう。
最初に目に入るのがこの門。
「一柱門」と呼ばれているものだそう。さらっと重要文化財。
さらに歩いていくと天王門。
そして真正面に大雄殿(ご本尊がある建物)がある。
ご本尊に、ひざまずいて頭を床に付けてから立ち上がるという動作でお参りする人たちが数名。
わたしたちも見様見真似で、同じ動作でお参りをする。
隣の建物では、ちょうど僧侶が読経しており、信徒の皆さんがお経の本を片手に座布団に座り、熱心にお経を唱えていた。
その建物の裏に回ると、アジュンマたちが数名座ってなにやらピクニック?のような感じで、それがちょっと韓国っぽいなと思う。
この日は信徒さんの他には観光客はあまりいなくて、欧米の家族連れが1組いるだけだった。
ちなみに、このお寺も「壬辰・丁酉倭乱で焼失」している(溜息)。
どこまで焼いたら気が済むんだ。
なので、木造のものは1600年代に再建されたものだそう。
ところで、山の中のお寺なのに、なんで”魚”なんだろう?と調べたら
”境内に大きな井戸があり、金色の魚が五色の雲から降りてきてそこで遊んだ”
のが由来だそう。面白い。
釜山だからなのか、龍だの魚だの水にまつわるものが多い気がする。
帰る時に、駐車場の近くで大きな木を見た。
大切に守られているんだな、というのと、こういう木の下で椅子を置いたりして休憩している人たちの姿を韓国ではよく見る。
この木の下でも、左にちらっと写っている若い警察官たちが談笑していた。
帰りもお寺の近くからバスに乗って、一旦町に出てからタクシーに乗った。
もう、タクシーとカカオタクシー様様だ。
(つづく)
次はタクシーでサウナに向かったんですが、次の記事で書きます。
読んでくれてありがとうございます。