SNSの使い方

定期的に見直しているSNSの使い方。
そうでないとずるずると見てしまう時間泥棒。

ということで、久しぶりに最近の自分のSNS事情を振り返ってみます。
みなさんはどのSNSを使っていますか？
そして時間をどれくらい費やしてますか？

わたしはこんな感じです。
・X、Instagram　→　自分でも投稿する
・TikTok　　　　→　見るだけ（たまに投稿）
・Threads　　　→　ほぼ見ない
・Facebook　　　→　はるか昔にやめた

前も同じタイトルで記事を書いた記憶があったんですが、探して読んでみたら、思いのほか鬱陶しくて最高でした、自分が。

多分この頃は、自分の使い方が人にどう思われるかをちょっと気にしていたんだろうなと思います。
自分はこうやって使っているから、返信とかしなくても許してね、というエクスキューズを一生懸命していました。可愛いですね。

今は、それも気にしなくなりました。
SNSにおける人との関係性を気にするよりも、SNSに費やしている自分の時間と思考を気にするようになりました。

たとえば、一つの投稿が気になってそれに関連する引用RPとかをずるずる見てしまうことってあると思うんですが、私の場合そういう風に見たものっていい印象を残さないものが多かったんです。
ひとしきり情報を追いかけて、なんだか知らないけど嫌な気分になって、あぁ、こんなことに時間を使ってしまった……ガッカリ、みたいなことが多かった。

他にも、Threadsはやっていないんですが、インスタの下におすすめが出てきて、それがちょっとワイドショー的な要素を持った気になる相談とかそういうのだったりして（どんなだよ）、ふと気になってクリックして読んでしまって嫌な気分になったり。

そういう全然知らない人のちょっとイラッとさせられるような投稿とかに（あー、自分だったらこんな風にしないのに）とか（この人は間違ってる気がする）みたいに感じて、他人をなぜかコントロールしたいような嫌な気持ちになることとかがあったんです。

どんだけ嫌な気分になってるのさ、という感じなんですけれど。
こういうの、私だけじゃないんじゃないかなって思ってます。
どうでしょうか。

で、最近それは本当にもったいない時間の使い方をしていると思って、SNSを見る時間を少し減らしました。
それでも、嫌な気分になりそうなものを見てしまった時は、”自分がすべきことをする時間”にチェンジするように意識するようにしました。

たとえば、嫌なニュース（今日だと迷惑系Youtuberみたいな人が奈良の韓国人観光客に対してこんなひどいことした）が目に入ってきた時、それを深追いすると本当に嫌な気持ちになりますよね。
そういう時は、その話題の中で「鹿」というワードが出てきていたので、そこにフォーカスします。
（そうだ、鹿は韓国語でなんていうんだっけ？→調べてみる→사슴か、初めて見たかも〜）
みたいに自分が今、ポジティブな方向で興味を持って取り組んでいることをする時間に変える。
料理が好きな人だったら、あぁ、奈良にはどんな美味しいものがあったっけ？とか、そういうのでも良いと思います。

そうすると、徹底的に嫌な気分になる前にそういうものから離れられるし、自分のためにもなる。という一石二鳥。

ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンによると
人は3秒ごとに1つの思考をし、1ヶ月に60万の思考をする。
1日なら睡眠時間を除き2万も思考をしていることになる。

というのが最近読んだ本に書いてありました。
3秒に1つ！多い！
これはSNSを見て嫌な気分になったと自覚する前に、ものすごい嫌なイメージの思考をたくさんしちゃってるし、なんならそれを引きずってその後もネガティブな思考をたくさんすることになっているのでは？と。

SNSの使い方、というタイトルですが、私が気にしているのは思考の使い方かもしれないです。
どんな思考をしているのかが、SNSを見る時間が長ければ長いほどSNSによって決められてしまっているような気がします。

全ての思考を自分でコントロールするのは無理だけれど、ある程度いい方向にコントロールしてあげることはできるのでは？
そのために、SNSの使い方も定期的にこうして見直していきたいなと思っています。

本日はこの辺で！
ではでは、また！